日記録4杯, 日常

2014年7月15日(火) 緑茶カウント:4杯

この携帯電話もそろそろ使い始めてから二、三年になるだろうか、と思っていたが、よくよく調べてみれば買い換えたのは四年前の二月のこと。もう四年半使用している。その前の携帯電話は五年使っていて、それが一代目。これが二代目。携帯電話を持ったのはおよそ十年前。高校卒業と同時であった。

所有を禁止されていたわけでは無い。必要性を感じず、所有の欲求も無かっただけだ。家にパソコンがあったので不自由はしなかった。ただ、高校を卒業するともなると友人達とも距離が遠くなる。しかも自分は浪人生。これっきりになるかもしれない。それが所有を始めたきっかけだった。

そして今も自分はガラケーを使っている。考えてみれば高校時代からして携帯電話への欲求が少なかったのであるからして、そもそもさほど興味が無いのである。あったら便利で、今も充分便利。したがってそれ以上を必要としない。思えば今まで、携帯電話のアプリを使ったことさえほとんど無い。ゲームもしたことが無い。使うのはメールとインターネットとカメラ機能と時計とカレンダー。以上である。

でも、何かの拍子にスマートフォンに切り替えたら「うっひゃー便利!」とそれはそれで喜ぶのだろうなぁと思いつつ、今の機能に満足しているのである。

以上。もう四年半経っていた、と気付いてちょっと嬉しくなって書いた日記である。どうぞよろしく。これからも。



日記録3杯, 日常

2014年7月14日(月) 緑茶カウント:3杯

今日はふと思いついたことがあって、それに気を散らされてろくろく主体に手を付けられなかった日であった。
あぁ、考えるのは面白い。



日記録3杯, 日常

2014年7月13日(日) 緑茶カウント:3杯

マジかよ、と思わず口から漏れ出るも、まだ決定的な情報は得られていない。だが半ばそうだろうと確信している。LOFT、東急ハンズ、アニメイト、画材店、四つを回るもどこにも置いていないコピックシリーズのコミックマーカー。これを己は十年近く愛用しているのだが、どうやら生産終了してしまったらしい。

マジかよ。

どの店にも以前は置いてあったのだ。それが無い。全く無い。他のコピックスケッチやコピックチャオなどは置いてあるのに、無い。店頭に置かれているカタログにも載っていない。マジかよ。マジかよ。マジかよ。

他のコピックシリーズに近似色はあるそうなので、そちらを購入するしか無いだろう。頭ではわかっているが飲み込めない。マジかよ。マジかよ。マジかよ。コピックシリーズは需要があるゆえ、ずっと存在し続けると思っていただけにショックである。まさかかよ。まさかの。まさか。

あぁ、悪い夢であれば良いのに!



日記録0杯, 日常

2014年7月12日(土) 緑茶カウント:0杯

仮にここが動物園ならまだ納得も出来るが、美術館でこうも騒がしいのはいかがなものだろう、と雑音に囲まれながらうんざりしつつ展示を眺めていた。

買い物に出かけた先、偶然目にしたポスターで、妖怪の浮世絵の展示があることを知った。太田記念美術館で夏の特別展として、「江戸妖怪大図鑑」なる催しが開かれるそうだ。第一部は「化け物」、第二部は「幽霊」、第三部は「妖術使い」と、日程によってテーマが変わるとのこと。うわあこれは見たい! 絶対に見たい! そして自分は買い物を放り出して、ポスターの案内図に従い美術館を訪ねたのだった。

うっわうるせえ。

美術館に入った最初の感想がこれである。展示は興味深く面白いのだが、何故か来訪者が声を落とさず喋っていて、館内がざわついているせいか、あぁここは喋っても良いのね、と気が緩んでお喋りに興じる人がいてさらにうるさい、の悪循環に陥っているようだ。こんな騒がしい美術館は初めてである。部活動だろうか、先生らしき人が四人の子供に浮世絵について説明していて、良い話をしているようだが声がでかい。そのうえずっと同じ絵の前に陣取っているため渋滞が起きていて、渋滞を抜けた先でまた混雑。しかしそちらは絵も見ずに、四人の女性が絵の前で絵とは全く関係の無いお喋りを楽しんでいるというひどい有様。そして背後では家庭教師ヒットマンREBORN!について語りまくっている会社員女性グループ。

何なんだこの空間は…。

壁には「私語厳禁」「撮影禁止」といったプレートが貼られているため、通常の美術館と同じルールが敷かれているようだが全く機能していない。大混雑、というほどでも無く、列に並びゆったり歩きながら眺められる程度の込み具合でどうしてこんなことになってしまっているのだろう。展示の内容が面白いだけに残念だった。九百円払ってこの環境はきついなぁ。

第二部と第三部も気になるがどうにも行きづらいのが実にもったいない。もしかしたらタイミングが悪かっただけかもしれないが。面白い展示なのになぁ。



日記録0杯, 日常

2014年7月11日(金) 緑茶カウント:0杯

霧吹きを持ったお嬢さんがいる。彼女は何も無い空間に向けて、シュッシュッと霧を吹く。そして直後そこを走り抜け、また霧を吹いて走り抜ける。幾度か繰り返すそれを眺める自分に気付いた彼女はにっこりと無邪気な笑みを浮かべた。

「こんにちは! 暑いですね」
「あっついですねぇ。まぁ台風来なくて良かったですね」
「そうですね! 水浴びしませんか?」
「水浴び?」
「水浴びしてたんですよう。ほら!」

と言って、彼女は先ほどの動作を繰り返した。何も無い空間に霧吹きで霧を吹き、ダッシュでそこを駆け抜ける。あぁ、彼女は霧をその身に浴びるため、そうして涼むためにダッシュをしていたのか!

走り抜けなくとも、頭上に霧を吹いたら浴びることができますよ、と提案すると、彼女は驚きの表情を浮かべ、次からそれをやってみます! と力強く言い切った。三次元への萌えを実感しつつその場を去る。このうえない癒しである。面白い。そして可愛い。実に良い。