三年ぶりの当たり年

2013年8月21日(水) 緑茶カウント:4杯

すげえ好きな服屋がありまして。ちょちょいっと見に行ったら好みの服が何着かありまして。ところがそこは自分にとってはなかなか良いお値段のお店でありまして。ですからね。どの服にしようかな、と吟味して選ぶわけです。選んだ末に「好きだな」と思いつつ、選外として決着させるものもあるわけです。それは当然の帰結なのです。

しかしまた次の年、自分好みの服が売られているとは限らないのである。

今年は外れ年だった。

そう。好きな服屋であってもその年の流行やデザイナーの気分によって傾向は多少異なるのである。つまり、来年も必ず自分好みの服が揃うとは限らず、場合によっては数年「これ!」というものが見つからず、過去のデザインに囚われ続けるはめになることすらある。さらに、いくら大事に着ようとも服も一つの消耗品、買い足しや買い替えは必然迫られるが、迫られたそのとき自分が欲しいと思えるものがこの世に無いという悲劇に見舞われることさえある。自分はそれを知っている。

あぁ、出来ることなら過去に戻って、あのとき選外に決着させた服を今購入したい、と思ったところで叶わぬ願い。だから気に入ったものを見つけたなら、そのとき買い揃えるべきなのだ。それを自分は学んだ。自身の体験を持って学んだ。次からはそうしよう、と心に決めた。

でも高いんだってばよ。

学んだことを生かすべき、と思いつつ己は今選択を迫られている。来年何が来るかわからないだけに。何も来ないかもしれないだけに。



日記録4杯, 日常