髪がスッカスカになる夢を見て
2013年8月19日(月) 緑茶カウント:4杯
はげる夢を見た。
これはなかなかの恐怖であった。ふと鏡を見ると頭頂部が薄くなっており、たっぷり生い茂っていたはずの髪が寂しげに揺れていて、隙間から見えるのは色の薄い頭皮。まるで間引きした後のような頼りなさ。一目見て薄くなっていることがわかる頭だが、それでも「いや大丈夫、ばれない」と夢の中の自分は強く自分に言い聞かせていた。
帰省したとき、ふさふさだった父の髪が若干薄くなっているのを見て受けたショックが影響し、己に夢を見せたのだろうと類推する。若干薄くなったとはいえ、それでも同世代の人々と比べれば十二分に若々しいのだが、親が老けていく姿を見るのはなかなか来るものがあるのだなぁ。
それにしても。話は戻るが、もし仮にはげたとしてもそのときは潔くスキンヘッドにしてやるぜ、と思っていたが、あの夢の様子からするに、結構自分は追いすがるタイプなのかもしれない。怖かったなあ、あれは。
ちなみに父方の祖父は自分が記憶する限り、一度も髪の生えた姿を見たことが無かったため、ずっと髪の薄い人だと思っていたのだが、あれは人為的なものであり、昔からスキンヘッドにしていたと知ったときはひどく驚いたものだ。道理で幼少の自分が好奇心に駆られて頭を撫で繰り回したときも寛容に笑って終わらせてくれたはずである。無論、母にはこっぴどく怒られたが。格好良いおじいさんだったなぁ。