まったりと過ごす夜
2018年9月7日(金) 緑茶カウント:2杯
今日は時間があったのでたらたらと家具屋を回り、己が欲しい家具はどれなのだろうなぁと思案しつつ歩いて好きな服屋に寄り、新作の発売日を教えてもらって帰った。
手にはビールが三本とカマンベールチーズ。ちょいと晩酌でも楽しもうと思って。
冷凍庫からこの間作ったラタトゥユを出し、解凍して器に盛る。チーズと共に最寄のパン屋で買ってきたガーリックトーストも並べ、頭から湯気を立てながらどかりと座る。風呂上りの一杯に美味しい肴。そして最高のつまみは平沢進の新譜。
パカリと蓋を開け、CDをセットする。
穏やかでゆったりとした音楽が部屋に流れた。
今回は核P-MODEL名義だった故激しい曲を期待していただけに一瞬拍子抜けしたが、一切の激しさがない平穏は耳に心地良く、空間を気持ち良く揺らした。若干、物足りないとも思ったが。
しかしきっと回数を重ねるうちに見えるものがあるのだろう。今までの他の楽曲と同じように。
核P-MODELでこれを作ろうと思ったヒラサワの心境とはどんなものだったのだろう、と考えながらビールを傾ける。美味しい。壁を揺らす音を楽しみながらまったりと過ごす夜は至福であった。
あぁ、楽し。