酢醤油

2018年4月15日(日) 緑茶カウント:0杯

くたくたに疲れ切ってラーメン屋に入った夜。ラーメンと餃子を注文し、ふぅと息を吐きながら小皿に醤油と酢を注ぐ。この店の小皿はお猪口のような形で深さがあり、珍しいなと思った。酢と醤油の割合は4:1ほど。酸っぱさが強い方が好きなのだ。

そうして待つうちにまず運ばれてきたのは餃子。カリカリ熱々の餃子を酢醤油に浸し、パクリと口に含む。美味い。じゅわっと肉汁が染み出て、ジャクジャクとした野菜の歯ごたえが楽しく、もちもちした皮が心地良い。また一口齧る。美味い。

ラーメンが運ばれ、麺をすくって口へと運ぶ。塩分がガツンと脳に響いて気持ちが良い。あー、やはり疲れていたんだなぁと思いつつもぐもぐと噛み、ふとお猪口のような小皿に入った酢醤油に目が行った。餃子はもう食べ終わったが酢醤油は残っている。……何となく、日本酒を楽しむように酢醤油を傾けた。

そしてこの日、己は気付いた。己は餃子も好きだがそれ以上に酢醤油が好きで、酢醤油だけでも充分楽しめる人間であることに。

後日、家でショットグラスに酢醤油を注いで飲んでみた。餃子も何もなかったが美味しかった。何と、酢醤油を肴にビールを呑めた。んまかった。

と、いう話を人にしたら「マジかよ」と若干引かれたので、皆様是非お試しください。ンマイよ、酢醤油。



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