大丈夫、冗談だよ
2017年9月24日(日) 緑茶カウント:0杯
一回目は慣れないあまり、何かやらかしてしまったらどうしようと恐れに恐れて最初から最後まで緊張のし通しだったが、二回目は落ち着いて接することができた。
土曜日に大学の友人と連れ立って友人夫妻の家に遊びに行った。目的は夫妻の間に生まれた赤子に挨拶することである。
八月に小学校の友人の赤子を抱かせてもらった際は勝手がわからずあたふたしたが、その経験のおかげか今回は一緒に行った友人に「意外と赤子の扱いに慣れている」と言われ嬉しく思った。ふっふっふっ。少なからず経験値を積めたようだな。赤子はムチムチしていてやわらかく、きちんと骨格と重みがあり、温かくて小さかった。拭いたそばからよだれが出てきて、あぶあぶと何か言いたそうにしているのが愛らしい。
面白いのは赤子に接するにあたり、友人夫妻が赤ちゃん言葉を話していることで、当たり前ではあるのだが、なるほど父親母親になったのだなぁ、と語りかけを聞いてしみじみする。赤子は歌が好きらしく、父親は様々な歌を適当に歌いながら赤子に構っていた。思い出すものだ、大学の頃猫耳をつけたりナース服を着たりゴスロリを着たりしながら大いに盛り上がったむさくるしいカラオケを。この場にはいないが、百九十センチのナース姿はそれはもう迫力があった。
かつて猫耳をつけてマイクを握っていた彼は、今は赤子を膝に乗せだんご3兄弟を歌っている。この膝を背もたれにできるほど小さな赤子も、これからすくすく成長して、気付けば小学生、中学生になっているのだろうなぁ。
いつか、この子が思春期になったら見せてあげよう、あのむさくるしいカラオケの写真を。
ちゃんと、マイクロSDにデータをとってあるから。