オタクのプライド
2017年9月3日(日) 緑茶カウント:2杯
なれるはずだ、なれるはずなのだ。何故なら己はオタクだからだ。
オタクである。はまれば一直線にその対象を愛で、研究する性質を己は持っている。つまりこの性質をうまく利用できれば、己は掃除オタクになることができるのである。では、どうすればなれるのか。大事なのは「愛でたい」と思う何かしらの存在である。
先週思い切って収納ケースを増やし、整理整頓をして掃除をした結果、部屋は綺麗になった。快適であり、気持ちの良い部屋ができた。この快感を愛でる存在になりたい。この快感を愛する存在になりたい。そのためにはどうするべきか。必要なのはこまめな掃除だ。では、どうしたらできるだろう?
考えてみた結果わかったことがある。それは、己は掃除機の出し入れの面倒くささとあの音が嫌いだということ。つまりそれを解消すれば掃除ができるのだ。というわけで、ハンディモップとクイックルワイパー的なモップを中心に掃除をすることにした。時間は夜、風呂桶を洗い、湯を貯めた後のタイミング。どうしたって年中三百六十五日風呂は洗うのだ。その風呂場から自室へのわずかな帰り道にモップを手に取り、歩くついでに床を拭き、部屋の中をさっと清める。ついでにハンディモップでちょこちょこと棚やテレビを拭いてまわる。これをどうにか習慣化しよう。
そうして続けて一週間、今のところは続いていて、特に精神的負荷もない。また、追加でシンクや冷蔵庫に使える重曹シートも購入した。手軽に拭き掃除ができる優れものである。これらを投入すればどうにか、快適な生活を手に入れられるかもしれない。何てったって己はオタクなのだ。掃除オタクの道へと歩む選択肢もあるのだ。そうでなくても、炊事と洗濯ができている現在、掃除ができないわけがない! そう信じて頑張りたい。頑張って快適を手に入れようと思う。