5月5日(日) 緑茶カウント:3杯
車酔いしやすい自覚がありつつも学生服を着る年頃になってからは随分マシになり、準備と用意さえしっかりすれば滅多に酔わなくなったのだが、油断した。久しぶりにやられた。車酔いでこんなに苦しんだのは一体何年ぶりだろうか。
しかしこれも自業自得。だってこんなに準備と用意が出来ていなかったのだから。
●体に若干昨夜の酒が残っていた。
●締め付けのきつい服を着ていた。
●ズボンのベルトをしっかり締めていた。
●乗車前にトイレに行かなかった。
●乗車前に清涼飲料水を五百ミリリットル飲んだ。
●ミントガムを常備していなかった。
●車内で文字を読んだ。
体も脳も空っぽに近い状態で、もっと言うなら意識だって飛ばしている状態がベストであると言うのに……! 最低ミントガムは口中に常駐させているべきであったのに、それすら怠っていたとは不覚にも程がある。せめてベルトを外せと言いたい。言いたいが後の祭り。たったの三行程度なら読んでも大丈夫と思った自分が甘い。甘いと思いつつ情けない。だが流石経験を積み重ねただけあって、酔った後の対処は我ながら心得たものだったと思うが理想はそんなもんを積み重ねずに済むことだ。せめて二度と、いやなるべく、これ以上積み重ねずに済むことを願いたい。辛かった。