余韻のビール

2016年11月20日(日) 緑茶カウント:0杯

たった一本のビールでぽわぽわ酔っているのは、病み上がりと余韻のせいだろう。先日のヒラサワによるファンクラブイベント、「景観する循環カフェ」は未だ己を酔わせてくれた。あの至近距離、何も視界を遮られないところに平沢進が存在していて、投稿した質問に答えてくれて、間接的手渡しとはいえ手ずからお土産にピックを与えてくれた。あのピックはとても封が開けられない。開けたいけど開けられない。

このイベントは一生の思い出になるだろうし、一生大事にしたいと思う言葉ももらえた。ありがたい。こんなことってあるんだなぁ。

十一月の半分ほど、体調は芳しくなかった。精神的なこともあるだろう。悲しみを埋めるように良いことを与えてもらえているような気がする。そんなものは所詮気のせい、思い込みに他ならないのだが、悲しみと幸運の巡り合わせはまるで語りかけてくるようで、所詮自分の中だけだ、思い込んでも良いかな、と感じる。

加湿器が働き、布団乾燥機が稼動し、こたつがじんわりと足を暖める快適な部屋の中。流れる音楽は平沢進。寝る前にもう一杯だけ、温かいウイスキーのお湯割りでも呑もう。そうして十二月に向けて歩き出せば良いかな、と思った。



日記録0杯, 日常