ねだるにふさわしいものとは何か

2015年3月22日(日) 緑茶カウント:0杯

たまに電話をするたびに、祖母から「何か欲しいものは無いかい? 送ってあげるよ」と言われ、そのたびに大丈夫だよと断るのだが、実に残念そうな様子なので、いつも若干心が傷む。

この歳になってまで身内に物を買ってもらうのもいかがなものかと思いつつ、多分、何かしら要求した方が祖母も喜んでくれるのだろうと理解している。とすると、孝行のためには何かをねだった方が良いのだろう。

しかしここに問題が一つ。欲しいものが無い。

いや、ある。あるにはある。例えばデスクトップパソコンだとか、それを置くスペースだとか、DVDボックスの類に、工具に衣服。あるにはある。欲しいものはあるのだ。しかし、これらは全て、自分で吟味して買うべきもので、祖母のセンスに任せて買っていただくには不向きなものなのだ。

まさか金銭を要求するわけにもいかず。何が適切だろうかと日々考えつつ、あ、これだと思い、緑茶をねだったらめっちゃ届いて、ついでに羊羹もめっちゃ届いたので、しばらくは緑茶と羊羹三昧になりそうである。美味なり。



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