読書の素質
2015年2月13日(金) 緑茶カウント:0杯
年上の人に、「君もたまには本を読みなさい」とビジネス本を渡されたとき、己は何も言えず、ただ頷くしか無かったのだった。
問題は己が読書を趣味としているか否かでは無く、相手方に「こいつは本も読んでいない」と思われたことである。すると、実際現在進行形で読んでいる本があったとしても、その本の名を挙げることは全くの無意味なのだ。
よって己は恥ずかしさを感じたが、確かにビジネス本の類を読むことは全く無く、だって心惹かれないんですもの、と言い訳したくなる己の現在の愛読書は新明解国語辞典と、ショーペンハウアーの「読書について」で、どちらも何と無く書名を挙げるのがためらわれ、またそれを主張するのもためらわれるので、ただただもやもやしているのです。
あぁ。