お墓のこと

2014年11月18日(火) 緑茶カウント:0杯

遠くお墓のことを考えながら、先の人生を考える。母の故郷は九州で、祖父母の家から少しの場所に先祖代々の墓がある。母の骨を納骨し、いつか祖父母の骨を、父の骨を納めた後、空き家になった祖父母の家は取り壊されるか誰か別の人が住むだろう。そうして己にとっては縁の薄い、知った人の誰も住んでいない土地に、飛行機に乗って遠路はるばる、一人墓参りをする日のことを思うと、寂しい。

その頃には群馬の実家も無くなっているかもしれず、また寂しさが募る。きっといつか迎えることで、その寂しさを回避するためには、誰よりも早くさっさと死ぬのが容易な手だが、何だかんだで、意外と自分は長生きしたい願望があるので、もう全人類がずっとこのまま長生きすれば良いのにちくしょう、とやけになりつつ思いつつ、お骨を、納めたくないなぁ、と思っている。



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