Let’s スカイツリーツアー

2014年9月23日(火) 緑茶カウント:1杯


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スカイツリーに行ってきた。関東に点在する三人が急遽集まって遊ぶことになり、全員が集まりやすい場所としてスカイツリーが選ばれたのである。候補として上野動物園も上がったが、上野は馴染みの場所ということもありスカイツリーツアーが組まれることとなった。友人の一人はお昼前に集まりたいと希望しているので、己は下記のような提案をした。

「それじゃあお昼前に集まって、スカイツリーのソラマチでお昼を食べるのはどうだろう」

すると友人は言う。「そんなおっしゃれーなことして大丈夫? 俺達死なない?」

スカイツリーとはそんなお洒落な場所だったのか、としばし考え込みつつ、「我々はお洒落軍団なので死にません」というハイパー適当な返事をしてスカイツリーツアーを決行することとなった。

結論から言うと三人全員が生きて返った。死ななかった。それどころか本気で遊んで遊んで遊びつくした。ソラマチを巡る途中で今日は共通の友人の誕生日プレゼントを選ぶことをミッションにしよう! と一人が言い出してあれこれ歩きながら真剣に探し、展望台を登り、はるか下を通る車の小ささ、点にしか見えない人の小ささに興奮し、ガラスの床を歩いてくらくらし、チーズケーキを食べ比べして、夜は三千五百円もする親子丼のコースを食べ、またソラマチをぶらぶら巡り、その間ふざけた話を喋りに喋りに喋りつくし、ちょっとだけ真面目な将来の話もしたのだ。

ものすっごく楽しかった。

メンバーが大学のサークル繋がりで、卒業後もちょくちょく連絡を取り合っている。気の置けない仲の友人だ。それでいて会うたびに思うのだが、距離が近くスキンシップが多い。もともとサークルの仲が良く、男女問わず腹肉をつまみ合ったり肩を組んだりしていた間柄だったのだが、今日も会った直後に頭をポンポン叩かれ、いきなり手をつかまれて意味なく万歳をされ、待ち時間の間にひざかっくん、背後から首を掴むなどなどスキンシップの多いことと言ったら。ただ立っているだけでも三人ぴったり寄り添うようで、あれ? 自分達はこんなにもパーソナルスペースが狭い人間だったか? と思うほどだった。しかし決して不快ではなく、むしろ居心地が良いのである。

次に会うのは共通の友人の結婚式で、じゃあ離れた土地だし、三人で同じホテルとろうぜ! 皆一緒の部屋にしようぜ! と盛り上がり、とはいえビジネスホテルに三人部屋は無いためシングルプラスダブルという形になるのだが、この会話だけでも楽しくて楽しくて、強い多幸感の中この日記を書いているのである。



日記録1杯, 非日常