当たり前の欲求の外側

2014年9月21日(日) 緑茶カウント:5杯

昨日は一軒目で焼き鳥の盛り合わせをメインに、クリームチーズやポテトサラダ、つくね串、餃子、鶏腿肉を辛く焼いたものなどを食べ、二軒目でピクルスとフィッシュアンドチップスとニョッキなどを食べ、三軒目で一人マルゲリータ一枚とピクルスを食べた。我ながらよく食べたと思う。

美味しいものを食べられることは幸せだ。特に、友人とあれが美味しい、これが美味しいと話しながらあれこれ食べるのは非常に楽しい。すると忘れそうになるのが、この美味への欲求は大多数が持っているものだとしても、必ず誰しもが持っているわけではないということである。世の中には食事に全く興味の無い人や、食べることに苦痛を感じる人もいる。しかしそれは三大欲求の一つであるだけに、多くの人が思っているのだ。誰もがその欲求と執着を持っているに違いない、と。故に理解されないのである。欲求と執着を持たず、それどころか嫌悪している人のことが。

忘れないようにしよう、と意識するだけで、その人達に合わせて食べる楽しみをやめる気持ちはもちろん無い。だが、忘れないことが必要なのだと思う。そのように意識することが、いつか自分にも巡ってくれるのだと思いつつ、今日も鶏腿肉をにんにく醤油で揉みこんで炒めたものを肴に美味い酒を呑むのである。



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