天然ものの威力だなぁ。
2014年6月11日(水) 緑茶カウント:3杯
可愛らしいお嬢さんがいる。知り合って一年ほどだろうか。彼女は天然ものの天然ボケで、よく突拍子も無い言動を繰り広げるのだが全く嫌味が無く、好ましい人だなぁという感想を己は抱いている。さて、知り合って一年ほどである。つまり初対面から一年経過しているのである。そんな彼女がある拍子に己の目の前至近距離に立ち、花がほころぶような笑顔を眼前で見せながら、まるで今初めて知った! と言わんばかりに「あっ。あ~!」と驚きの声を上げると、「ウヲさん! チビですね!!」と言い放った。ずっこけるかと思った。
「あなたそんなこたぁ随分前から知ってるでしょうに! 何故いきなり今になって喧嘩を売るのか!」
もう一度言う。ずっこけるかと思った。何故なら彼女、数ヶ月前に「意外と小さいですね!」という感想を己に漏らしているのである。つまりとっくに気付いているのである。何故今このタイミングで改めて言う。わからん。全くわからん。
「え~喧嘩なんて売ってませんよ~」とふわふわ笑う彼女の顔には悪気の欠片も見当たらず、自作の変な歌を歌いながら楽しげにその場を去っていくので、面白いから良いか…と己は笑ったのであった。変わった人だよ。