明らかに妖怪向けの名前なのに食べ物に名付けられている
2014年6月4日(水) 緑茶カウント:2杯
鰻が好きなのです。鰻の蒲焼。甘辛くて美味しいよね。ご飯が進むよね。これがなかなか好きで、誕生日がちょうど土用の丑の日に近いので、せっかくだからってんで鰻屋に行って鰻重を食べたりするのですが、お重の横にあるお椀。こいつの名称が解せぬのだ。
だってよく考えて御覧なさいよ。人食い、首齧り、垢舐めときまして、ここに肝吸いが並んでも自然でしょう? どう考えたって妖怪のネーミングじゃないですか。それも結構悪質そうじゃあ無いですか。墓を暴いて死人の腹を裂いて肝を吸ったり、夜道を歩く旅人を襲って生きたまま肝を吸ったりしそうじゃないですか。何で食べ物の名前になってるの。
解せぬ。
しかもそのように考えると、肝吸いを吸ってる自分こそが肝吸いなのですよ。すると尚更おかしい。ちょっとあなた、吸われる方のお前が何故肝吸いを名乗ってるのよ。不思議だ。
多分今年の誕生日も肝吸いを吸いつつ納得出来ない気持ちを抱くと思う。肝吸われ。