イラスト製作過程
俗にいうメイキングってやつです。
人様のメイキングを見るのが好きなので、自分も公開してみようと思います。
参考になるかどうかはまあ置いといて。ちっとでも楽しんでいただけたら幸いです。
そんでもって、これを見て「私も公開してみようかしらん」と思ってくれたら尚嬉しいです。見せてくれ。是非見せてくれ。

完成品はこちらです。
使用した画材と道具 …コピー用紙 鉛筆(B) 消しゴム シャープペンシル(0.3mm) イラストボード Gペン 開明墨汁 コピック ティッシュ カッター 羽箒
下書き
A4のコピー用紙にざっかざっか描いていきます。
まず人物の方を先に描き、次にトンボの頭部を描きました。
トンボを描く際に人物の方を消してしまわないよう、トンボと重なる部分は赤ボールペンでなぞりました。
下書きの時点でなるべく細かいところまで描くようにしています。
「あーここ何か気になるけどペン入れんとき直せばいいやー」と放置した場合、絶対ペン入れの時直し忘れるからです。
下書きは大事だ。うん。
ペン入れ
さっきの下書きをコピーして、コピーの裏を鉛筆で黒く塗りつぶします。
これはカーボン紙の代わりで、上から線をなぞることにより下書きをペン入れ用の紙に写す仕事をします。
使う鉛筆はBか2B。固い鉛筆だと下の紙に写ってくれないので、軟らかい方がいいです。
裏を真っ黒にしたコピーをイラストボードに乗せて、セロテープでとめてなぞります。
なぞるのに使ったのはシャープペンシル。昔は赤ボールペンを使っていましたが、転写した線が太くなるのでやめました。
画像はなぞった後のものです。
なぞり終わったらコピーを剥ぎ、ペン入れをします。つまりまたなぞるんだよ面倒くせえ。
さらに。今回はここで一度失敗したためにまたコピーを塗りつぶすところからやり直すはめになりました。同じ絵を何回なぞってんだよ。
下書きを横に置いて、なるべく元の絵から離れないよう見比べながらペンを入れていきます。
ペン入れが終わったら乾くのを待ち、消しゴムをかけます。
消しカスは羽箒で綺麗に除けます。羽箒持ってないときはティッシュではたいてました。
別に手で払ってもいいんだろうけど、手脂ついたら嫌だからなー。
あと、線が変になったりはみ出たりした場所がある場合、カッターで削ってなかったことにしています。
ただしこれはごく狭い範囲にしか使えないうえ、多用するとデコボコになるためあまりお勧めできません。自分は勝手に卑怯テクと呼んでます。
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