みんな、理不尽な悲しさと絶望を抱えています。

「毎日炊き込みご飯を作るなんて、手間がかかるでしょ」
やさしく諭す、母の声。

「味噌汁には、白いご飯が一番だからね」
固定観念にこりかたまった、定食屋のおかみ。


それもこれも、すべては「白米こそが主流」という偏見のせい。
この偏見を打破しない限り、私たちに安息は訪れないのです。


「仕方がない」と諦めてはいけません。
この味気ない世界を変えることは、必ずできる。
私たちが動けば、世界は色彩を得るのです。