一泊二日で奈良旅行 (2007年9月18〜19日)




18日
東大寺南大門

東大寺大仏殿

正倉院

春日大社神苑

宝物殿

春日大社(門まで)

水谷神社

興福寺国宝館

ビジネスホテル

19日
ビジネスホテル

大和西大寺駅

朱雀門

平城宮跡

小奈辺陵墓参考地

仁徳天皇皇后磐之媛命陵

宇和奈辺陵墓参考地

平城宮跡

平城京資料館

JR奈良駅

20日
帰宅

アルバイト

こんなでした。奈良で食べたものは東京ばな奈、松屋の納豆定食、わらび餅、カップヤキソバ、スナック菓子、コンビニで購入したさくらんぼゼリー、フードコートのキムチ冷麺、喫茶店のビーフドリア。よって奈良らしいものと言えばわらび餅しか食べなかったわけだが食事にまで金をかける余裕はなかったため仕方がない。それに茶粥くらいしか思いつかんかったしね。他に何があるんだろう。

十八日は一日徒歩だったが、十九日はレンタルサイクルショップで自転車を借りて散策を楽しんだ。古墳周辺は東大寺や興福寺ほどメジャーなところではないため他に観光客らしき姿は全く見えない。古墳は林と住宅地で囲まれていて、古墳を正面に家を構えているところなどもあって面白かった。お堀には鴨や亀に大きな水鳥が住んでいて大層可愛らしかったのだが、ここで溺れるのは御免被りたいなと思うような水質状態。方向にもよるが汚いところはすごく汚い。水面を覆いつくさんばかりに緑の藻がびっしり生えているのだ。

古墳周辺を一周し、旅行の目的を果たした後は時間潰しに資料館を覗いたり商店街をひやかし歩いて回ったりした。これが大変だった。バスが出るのは二十二時。それまでどうにかして時間を潰さなければならないが、暗くなってから観光に行くことはできないため駅周辺をうろうろしているしかない、しかし段々と店はシャッターを下ろしていく。うーん、参ったなぁ。

仕方なしに漫画本を二冊購入してバス停付近で読みながら待っていたらよだれを垂らしたおっさんに金を貸してくれと言われた。そういうことは警察に頼んだ方がいい、と言うとそれは困ると抜かしやがる。てめぇ、旅行の終わりに嫌なオチをつけやがって、と心の中で悪態をつきつつ気味が悪いし腹が立ったので早歩きで逃走。変な奴っているもんだ。

無事バスに乗ってほっと一息、これでどうにかなった、と安心して読みかけの漫画を読んでいたら酔いかけた。不味い。自分が車酔いしやすいことを忘れていた。長時間バスの中にいなければならないというのにここで酔ったら大変だ、と本を閉じ強制的に眠りに入ろうと努力する。疲れのためかやがてうつらうつらとしてきたのだが、行きと同じく寝ては起きての繰り返しで帰宅したときには疲労困憊。大分体力が消耗された。

このように大変なことやてめぇこの野郎と思うこともあった、が、総括すると良い旅だったと思う。初めての本格的な一人旅だったが大きな失敗をすることもなかったし、腹を壊すこともなければ怪我をすることもなかった。何より知らない町を好き勝手に歩くことができるというのは良い。奈良には中学の修学旅行でも行ったが、あの時は一人の行きたいところに振り回されたため嫌な思い出しか残っておらず、奈良に関する印象はほとんど何も残らなかった。それを塗り替えられただけでも今回の旅行の成果は大きい。

また次の休みにもどこか出かけてみようかと思う。ま、その前に目の前のレポートを仕上げなきゃなんないんだけどさ。どっとはらい。



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