2月      

2010年2月1日 (月) 緑茶カウント:0杯
ちょいと見かけたのでやってみるかってんでやってみるよ。


【シャッフル再生を楽しむバトン】
▲お手持ちの音楽プレーヤーorパソコンにある楽曲をランダム再生にしてご鑑賞ください。

▲最初の20曲+α質問を出すので答えていってください。
ちょっと大変だけど頑張って(´ω`)
「」に曲名、/のあとに歌手名を書いてください。


(例)
○曲目:「天体観測」/BUMP OF CHICKEN
【この曲の感想は?】
かっこいい!


では、初めます。


☆1曲目:「何処へでも行ける切手(筋少の大海賊ver)」/筋肉少女帯
【この曲の第一印象を一言で!】

やるせないなぁ…。


☆2曲目:「家族の肖像」/空手バカボン
【この曲の歌詞、メロディ、アレンジ…特にどれが好き?】

何とも言えないオーケンのヘロヘロした歌声かな。
後にオーケンがネットで書いたライナーノートで「生涯で最もノドの調子がいいタイミングが記録されている」とまで書かれた間奏のオペラ。思わず「この曲のこれがそれかよ!」と心の中でつっこんだ。


☆3曲目:「でも・デモ・DEMO」/暗黒大陸じゃがたら
【この人の歌声はどんな声?】

どんなって難しいなぁ。声だけ聞くと明るく陽気に聞こえるよ。外国人が訳詩を見ないで曲だけ聴いたら愉快な曲だと思うんじゃないかな。


☆4曲目:「君と瓶の中(鶴亀アコースティックver)」/水戸華之介&3-10Chain
【特に好きな歌詞のフレーズは?】

よりにもよってこの曲でその質問か!
「頭ぶつけたって別に気にしない」ってとこかな。
少しエロティックな歌詞である。


☆5曲目:「再殺部隊」/筋肉少女帯
【曲名を英語(英語であれば日本語)に訳すと?】

英語が全くできないからエキサイト翻訳に頼ってきたぜ!

再殺部隊 → Re-[korobu] corps
再び殺す部隊 → Force that kills again
再び殺害する部隊 → Force murdered again

誰か格好良く訳してください。


☆6曲目:「フラッシュ」/三柴理
【この曲のイメージカラーは?】

フラッシュだから…、黄色がかった白い色だな。


☆7曲目:「代わりの男」/筋肉少女帯
【歌詞で最初の名詞を自分の名前(H.N)にしてワンフレーズ書いてみて】

「ウヲが明けたら 僕の代わりが」

「夜」を自分のハンドルに入れ替えてみたが、特に面白くはならなかったな。
それは置いといて、しんみりとして寂しげで良い曲だ。一度ライブで聴いてみたい。


☆8曲目:「キャラメル」/特撮
【この曲は何分何秒?】

1分48秒。意外と短いな。


☆9曲目:「バカが戦車でやってくる(ライブver)」/空手バカボン
【この曲を生で聞いたことある?】

何か曲数のわりに空手バカボンが出てくる頻度が高いな!
聴いたことないなぁ。空バカライブをやるってんなら絶対行くよ。聴いてみたいね。


☆10曲目:「タンゴ」/大槻ケンヂ
【このアーティストのイメージカラーは?】

オーケンがカバーした方のタンゴが来たか。
オーケンのイメージカラーって何かなぁ。びっくりするほど何も思い浮かばなかった。ぼやっとした色か?


☆11曲目:「Breakthru」/Queen
【この曲はどうやって知った?】

「Mr.FULLSWING」と「魁!!クロマティ高校」という漫画にクイーンネタが出てきて、母がそれに興味を抱いてクイーンのCDを借りたことをきっかけに知った。
自分が筋少を知ったのもミスフルからだよ。あの頃はまさかあんなにはまるとは思わなかったなぁ。わからないものだ。


☆12曲目:「無思想者の行進」/町田康
【この曲のジャンルは?】

ロック!
「道端に転がった〜」のあたりが、聴くたびにいつも不気味で恐ろしいと思う。


☆13曲目:「さよなら!絶望先生」/大槻ケンヂと絶望少女達
【カラオケで歌ったことある?】

あるとも! しかし「絶望先生」と名前がつきつつオープニングでもエンディングでもないアルバム収録曲なのでぽかんとされたぜ!
「裏切る」「裏切られる」のあたりが実にオーケンらしい歌である。
裏切られることを悲しみつつ、自分も裏切ることを自覚していて、そのことにもやるせなさを感じてるってのが良いなぁ、と毎度思う。


☆14曲目:「境目のない世界」/筋肉少女帯
【この曲はどういう時に聞きたい?】

悲しい気分のときに聴くと勢いに押されてすっとするかな。
「一つになりたい」って歌詞にはんだごてを持ってくるのがいいねぇ。前髪焼いたよ。


☆15曲目:「そして人生は続く」/筋肉少女帯
【この人は今はどんな髪型?】

筋少で一番好きなラブソングきたぁああああああああ!!
えーっと、歌ってる人はベリーショートみたいな髪型で、癖があるのかくるくるしてた。
いや、髪型よりも曲だよ曲。これ良い曲だよなぁ。大好きだ。じーさんとばーさんの告白とデートの全てを見守って公園までついてってじーさんがばーさんの手を握ったとこで「イエー!!」と叫ぶ男が何者なのか気になるが、良い曲だ。
「苦しむことは多いが 悲しむことはないのだ」って歌詞は心の支えになってる。


☆16曲目:「労働者M」/筋肉少女帯
【最初に聞こえてくる楽器の音は何?】
…え………わからん…工場音か、これ?
「ニーチェなんかも」の「なんか」の適当さが好きだ。


☆17曲目:「221B戦記」/筋肉少女帯
【この曲を漢字一文字で書くと?】
「疲」かなぁ。この曲聴くと「疲れてるけど戦わなきゃいけない」って感じがするんだよなぁ。すげー無理してる印象を受ける。それを痛々しいととるか勇気付けられるととるかは受け手の精神状態によりそうだ。


☆18曲目:「エリザベス・カラーの散文詩」/大槻ケンヂ
【この曲が収録されているアルバムは?】
曲じゃねぇえええええええ!!

「Sleep well tonight」ってアルバムに収録されてる、オーケンの自作小説を朗読したものである。
これを聴いたとき、いくらチョコレート製だからって自分の服を食うなんてどんだけ馬鹿な少女なのだと思った。
何度聴いても「わななかせた」が言いづらそうだ。


☆19曲目:「綿いっぱいの愛を!」/特撮
【この人はカッコいい?それとも可愛い?】

オーケンのことでいいのかな。格好良いと思うよ。
長髪時代よりも現在の方がすっきりして格好良いと思う。しかしフェスでの三つ目はよくわからん。


☆20曲目:「うたかた」/ポルノグラフティ
【この曲のテーマは何だと思う?】

「苦しい恋」かな。イントロからして寂寥感が漂っていてじんわりと切なくなるね。


☆今日は何月?

二月だな。


☆その数字分、曲をスキップしてみて

よしきた。


☆その時スキップしたくない曲はあった?

横隔膜節を聴きたかった。


☆あったらその曲に対する愛を語っちゃってください(一曲だけ)

いやしかしそこまで多く語るってほどでもないのだよ。


☆スキップして出てきた曲は何?

美しい杖/三柴理
横隔膜節/UNDERGROUND SEACHLIE


☆その曲の最後のフレーズは?

美しい杖 …ピアノソロだから何も無いぜ!
横隔膜節 …「梅干噛めば外は闇 横隔膜だァーッ!!」


たまが一曲も出なかった驚き。たまは結構入ってるのにな。
一曲一曲全部聴いていたら結構な時間がかかったよ。面白かったけどね。良かったらお試しあれ。


2010年2月2日 (火) 緑茶カウント:4杯
集中すると呼吸をし忘れて気持ちが悪くなる癖をどうにか直したいのだが、つい無意識のうちに呼吸を忘れ、つまり意識して呼吸をしなければならないのだが、集中している際に他のことまで考えちゃいられないのでやっぱり無意識のうちに呼吸を忘れ、気づけば集中していた作業を中断せざるをえない状況に陥る自分は、どう考えても生物として間違っているとしか思えない。あー、……はぁ、苦しい。


2010年2月3日 (水) 緑茶カウント:2杯
昼過ぎにサークル仲間より連絡が入り、呼び出しに応じて電車に乗る。ビリヤードを一ゲームしてビールを一杯呑む。そのまま十六時からパブに入って呑んだり食べたり楽しんで、自分を含めて四人集合していたが、二人は帰宅、自分は残ったもう一人の家に録画してもらっていた番組を見せてもらいにゴー。途中チューハイとビールと豆類の詰め合わせをごっそり買い込んで友人の家で遠慮なく豆撒きをした後に酒を呑みつつ水木しげるのインタビュー番組を見る。

水木しげるの番組を見終わった後もあれこれと録画してあった番組をだらだら見る。そのうちの一つに怒髪天の番組があり、友人が怒髪天ファンだということがわかる。怒髪天を知っているかと聞かれ、ヴォーカルの名前くらいは知っていると答えるとものすごく喜ばれ抱きしめられて軽く死にかけるがこっちも抱き返してやる。その後にお前はもう少し己の怪力を自覚しろと軽く説教をする。以前もこいつに興味本位で背骨を折れ線に見立てて体を真っ二つにされそうになったことがあったのだ。肩甲骨と肩甲骨が接着するという恐ろしい体験をした。

youtubeで友人お勧めの怒髪天のPVを見る。こちらも筋肉少女帯のツアーファイナルのPVを見せる。酒を呑みつつジョジョや社会学のことなどについて語る。気づけば終電間際だったので急いで帰宅。風呂に入り緑茶を一杯、もう一杯。日記を書いてもうすぐ就寝、これにて終了。おやすみなさい。


2010年2月4日 (木) 緑茶カウント:5杯
そろそろ携帯電話を購入してからまる五年経つので、いい加減新しいものに持ち替えようかと考えている。当初は豊富なアプリに惹かれてアイフォンの購入も検討したが、いろいろ考えた末に従来通りauの中から決めることにした。さて、ではどれにしようか。ちなみに現在使用中の携帯電話はこれぞ一代目のもので、愛着があるだけになかなか機種変更を踏み切れなかったのだが、流石に電池が一日持たなくなってきたので変えざるを得ない状況である。うーん、ま、auショップに行ってみるか。


2010年2月5日 (金) 緑茶カウント:6杯
金曜ロードショーで崖の上のポニョを観た。いやぁ面白かった。ほとんど前情報の無い状態で観られて良かったなぁ。数ヶ月前まではポニョが女の子だったことも知らないくらいで、あのやたらと頭に残るテーマソングとクラゲの上に乗っている姿、波の上を走る姿しか見たことがなく、どんな物語であるかも全く知らなかった。家族向けって話はどっかで聞いたかな。

ポニョの面白いところは説明が極端に少ないところだと思う。ポニョの世界と我々の世界ではどこまで「常識」というものが同じなのかは初見ではよくわからない。ソウスケが拾ったばかりのポニョを「金魚だ」と言えば、視聴者は「あれは金魚に見えるのか」と思い、自分はてっきりポニョは擬人化されているだけなのかと思った。ところがひまわりで暮らす老人の一人はポニョを見て「人面魚だ」と言う。あれ? ポニョってあの世界の人々にもあのまんま見えてんの? じゃあソウスケやリサは何でポニョを普通に受け入れるの?

そんな「おや?」と感じる疑問は解消されないまま物語はどんどん展開していき、画面の中の世界の「常識」と「非常識」の境を判断することができず、置いてかれっぱなしのままただただ不安を煽られて、美しい色彩の物語世界とポニョ達の不気味さのギャップに酔いながらひどくあっけない終わりを見せ付けられて、結局最後まで何が何だかわからないまま無理矢理ハッピーエンドと納得させられ、もやもやと気持ち悪いものが胸に残る。そんな作品だ。

もしかしたら、ソウスケが母親のことを「お母さん」でも「ママ」でもなく「リサ」と名前で呼ぶのも、この世界の常識が現実世界の常識と違うってことを表す仕掛けなのかもしれない。無論そういう家庭も世の中にはあるだろうが、あえてそれを描くならそれなりの意味があるととっても良いだろう。

それにしてもこの映画、子供はついて行けたのだろうか。自分はとても面白く感じたが、下手なホラーよりも怖いぞ、これ。ポニョも可愛いは可愛いけど、明らかに不気味に見えるように描いてるしなぁ。置いていかれる気持ち悪さを楽しむ作品だと思う。映画館で上映された頃の評判は知らないが、賛否両論あったことだろうなぁ。

うん、もう一回観たい。


2010年2月6日 (土) 緑茶カウント:3杯
オーケンのトークイベントであるのほほん学校に行ってきた。本日はオーケンの四十四歳の誕生日ということでイベントタイトルも「オーケン44バースデー・スペシャル!」とそのまんまである。初めて参加するのほほん学校が誕生祝いイベントとは縁起が良い、ような気がする。しかも後で知った話だが、本日は父方の祖父の九十五歳の誕生日でもあった。身内の誕生日によそのおっさんの誕生日を祝ってくるなんて妙な話である。じーさん誕生日おめでとう!

整理番号は百五十番台だった。聞いた話によると、満員御礼の場合には椅子が足りなくなって立ち見客もでるそうで、できたらなるべく座って観たいなぁ、つっても百五十番台ってどうなんかなぁ、と、ロフトプラスワンがどのような内部構造をしているのか把握していないため不安がっていたのだが、まぁ、何とかギリギリ座れた。中央ではなく、下手側の奥まったところに設置された丸椅子しか確保できなかったが、そこは少し段が高くなっていたので問題なくステージを見ることができた。

しかし流石誕生日。席は確保できたものの会場内はぎゅうぎゅうづめで、ちょいと出歩くのにも苦労する。ドリンクカウンターでビールを一杯いただきたかったが、人込みでドリンクカウンターがどこにあるのかすらわからない。仕方なくドリンクは終演後にすることにして、大人しく開演を待つことにした。

開演までの待ち時間も、スクリーンでアウェーインザライフの告知映像やボヨヨン伝説、パティーサワディーのPVなどが流されていたので退屈することはなかった。ボヨヨン伝説の開き直りっぷりというか、やけくそ気味な映像はすごいな。そうこうしているうちにバースデーソングのSEが流れオーケンが登場。おお、帽子もターバンもつけていない珍しい姿だ。結構髪が伸びたなぁ。なんて思っていたらオーケンが己の髪を指して「可愛いでしょ?」とあのボースカ用の裏声で言った。この時以外でもたびたびボースカの声になることがあり、オーケンは体を三分の一くらいボースカに乗っ取られかけているのではないかと思った。

最初のゲストはオーケンがネットで集めたバンドメンバーの一人、ファンタさん。ファンタさんはこのたび新しくバンドを結成したそうで、名前はフリークスになる予定だと言う。予定と言うのは、先にこの名前を使っているバンドがあるかどうかまだ調べてないためらしい。彼の相槌や突っ込みでオーケンのトークは進行していった。

まずオーケンは去年禁酒を始めた話をし、直後に禁酒ができなかったことを告白し、開始早々ビールとポテトチップスを注文してファンタさんに「最悪の組み合わせじゃないですか」と突っ込まれていた。で、そっから始まったのが去年のフェスでの話だったかな。カウントダウンジャパンでPerfume、筋少、木村カエラという順番だったのだが、Perfumeが終わった途端客席がガラガラになって心が折れそうになり、橘高さんと励まし合った、でも直前になってお客がやってきてほっとした、という内容。

それからカウントダウンジャパンの映像を、ってことでスクリーンに「おもいっきりDON!」で大西ライオンが筋少のステージに乱入するまでのくだりを撮影したものが映された。これ見られなかったから嬉しかったなぁ。大西ライオンの出オチ後の処理の仕方をスタジオの芸人達に褒められていて笑ってしまった。

そんでお次が大槻ケンヂと絶望少女達のダイジェスト映像の一部。七人もの若い女の子と並んでステージに立つオーケンが映り、これとエディや長谷川さんも含めた六人で並んで歌った「じーさんはいい塩梅」を想像して比較してください、みたいなことを言っていた。

あとはもう順番は忘れてしまったが、大槻ケンヂの生涯を振り返るということでオーケンの幼い頃から現在までの写真が公開されたり、小学生のオーケンがショックを受けたという「ウルトラマンエース」の映像が流されて、これはしばらく観て客もその内容に驚いていた。これが子供向け番組の内容なのかよ…。

オーケンは誕生日だということで自分へのプレゼントにギターを買ったそうで、本日それをお披露目してくれた。二人目のゲストとして登場した特撮のサポートベーシスト高橋竜さんによると「とても良いギター」だそうである。そして高橋さんを先生としてステージで公開練習会が行われ、オーケンは「いとしのエリー」と「あのさぁ」を頑張って弾いたが、美味しいところは高橋さんに全て持っていかれていた。

ギターを練習して十年後弾き語りの旅に出ることがオーケンの目標だそうである。その初ライブは十年後の今日に八王子のライブバーX.Y.Z.→Aでやりたいから今からファンキーさんに予約しておこう、と話していた。果たして実現されるのだろうか。実現したらすげぇなぁ。

途中何度か休憩を挟み、休憩中はスクリーンにPVが流された。最初の休憩でオーケンは「世界中のラブソングが君を」を映してと支持を出そうとしたのだが、「世界中のアレがアレして」とぐちゃぐちゃなタイトルになってしまっていて笑った。自分で名付けた曲なのに! まぁオーケンらしいよなぁ。

あとオーケンのヌンチャク映像なんてのもあったな。オーケンがヌンチャクの技を披露する姿をビデオに撮ったもので、目隠ししてヌンチャクをぶん回す技もあった。しかしこれ、スタッフが音声を撮り忘れたそうで、無音の映像にオーケンが「アチョーッ! アチャーチャチャチャチャチャ! アチョーッ!」とまるで昔の映画みたいに脇から声をあてていて、それが映像と微妙にずれていたり、たまにボースカが混じっていたりして大変おかしかった。

しかもヌンチャク映像はこれだけではない。ヌンチャクがどのように動いているのかわかりやすく見せるために、オーケンがヌンチャクを振るう姿をスローモーションで撮った映像も流された。オーケン曰く、ヌンチャクとは遠心力で振るうものだそうで、鎌ヌンチャクも出来るとの話である。日夜見えない敵を相手にヌンチャクをぶん回して戦っているそうだ。

そして。今回一番面白かったのがゲスト、活弁士山田広野さんによる「世界中のオーケンファンの声を集めた映像」だ。映画「This is it」の映像を無音で流し、そこに出てくる人々に山田さんが創作した声をあて、さらにThis is itの映像の間に筋少やオーケン関連の映像を挟んでさも「オーケンファンをインタビューした映像」らしく仕立てたものである。なんつーか、MAD作品みたいな感じかなぁ。そのままDVDにして売り出してほしいくらい良く出来た作品で腹を抱えて笑った。

どんなもんかと詳しく説明すると、This is itを観てないため正確なところはよくわからないが、多分「マイケルのどこが好き?」みたいなことをインタビュアーが世界中のファンに尋ねて、「私はマイケルの大ファンよ! CDを何枚も持ってるわ!」「俺が一番影響を受けたアーティストさ…。彼なしに俺の人生は語れないね」みたいなことを人々が喋り、彼らの話に合わせて関連するマイケルの映像をまるで回想するような形で挟み込む、といったものだと思う。それを無音にして、「オーケンは最高よ! 彼に勇気をもらったわ!」「僕は印度が好きでね。日本にも印度があると教えてもらったよ」「私は橘高さんのファンなの! 彼に憧れて私も金髪にしたわ!」というようなことを喋らせ、つぎはぎで筋少の映像を挟み込む、ような感じだ。伝わるだろうか。

これのラストがツアーファイナルのPVの出だしのところで、内田さんが乾杯の音頭をとるところを無音にして、「ケンちゃんとは長い付き合いだけど…うんぬんかんぬん、お誕生日おめでとう!」というような、絶対に内田さん本人は言わないようなことを喋らせていてとても面白かった。

この後はカラオケだったかな。ユニコーンの「WAO!」、チャットモンチーの「風吹けば恋」、布施明の「君は薔薇より美しい」をとても気持ち良さそうに歌い、のほほん学校は終了した。ちゃんとした形で歌ったのは「SWEETS」だけだったかな。終演後人が空いたところでようやくドリンクカウンターを発見し、ビールで咽喉を潤して、帰り道にあった果物屋で串刺しのいちごを購入してそいつを食って帰宅した。トーク主体のイベントってのには初めて参加したけど結構面白かったな。ゆったりできて楽しかった。

あ。そういや今日のオーケンの挨拶は「お誕生日ありがとうございます」だった。オーケン、お誕生日おめでとう!


2010年2月7日 (日) 緑茶カウント:3杯



ついに携帯電話を新しくした。と言っても画像のそれは今まで使っていた携帯電話でこの度購入したものではない。新しく携帯電話を買ったことでようやく携帯電話で携帯電話を撮影することができるようになったので、記念に古い携帯電話を撮影したのである。この携帯電話はだいたい丸五年ほど使った。

機能にはさほど不自由せず満足して愛用していたのだが、流石に五年も使ってガタが来はじめたのか、電池が半日しか持たなくなったり、通話が途中で切れたりするようになり、昨夜の電話中に短い時間に四度も通話がぶっち切れたので流石にこれは限界か、と潔く電器店に行くことにした。

さて、どれにしようか。デジカメ持ってないからカメラの機能が高いやつがいいなぁ。それだったら前に友人が薦めてたやつが良かろうか。しかし全体的に、なんだ。好みの色彩のものがないな。ぼやっとした色よりもはっきりとした色が好みなんだがなぁ、青系がやけに少ないなぁ、いっそ原色系が出回る夏場まで待つかってそんな余裕は無いんだよ。

ってことで買ったのがCASIOのEXILIMケータイCA004だ。色はメタルシルバー。内蔵されているカメラは809万画素で、前の携帯電話が何画素かはわからないが恐らくだいぶ良いだろう。まだ触ってからさほど経っていないが、使い心地も良く満足である。PCサイトビューワーがついているのが嬉しい。前の携帯電話にはついてなかったんだよな。ネットも以前より読み込みが早くて快適だ。流石五年も経つと違うものだなぁ。

しかも、最近は携帯電話も高くなってるからいくらくらいかかるだろうなぁ、と思いながら販売店に行ったのだが、ポイントが貯まりまくってたためたったの二千百円で機種変更ができた。CDより安いじゃねーか。これは嬉しい誤算である。

こいつとも長く付き合っていきたいものだ。大事にしよう。


2010年2月8日 (月) 緑茶カウント:4杯
夕方頃、結構満員気味の電車の入り口付近で、女子中学生二人がものすごくいちゃついていた。自分を含めた周囲の大人達の居心地の悪そうな目の移動、そんなもんはお構いなしであれやらこれやらおいおいおいおい。単にふざけあってるだけかと思ったら明らかに違うじゃねーか。いくらなんでもあからさまだろ。

年長者として一言、せめてそういうことは人目につかないところでやりなさいと忠告するべきだったか。でも何もせんかった。下手に指摘したらこっちがセクハラみたいだからなぁ。対処に困るね、ああいうのは。


2010年2月9日 (火) 緑茶カウント:6杯
初めて携帯電話を手にしたのはおよそ五年前である。そして五年前から今の今まで、一度も迷惑メールの類を受信したことがない。よって五年前のあたりから迷惑メールなんてもんは下火になり始め、五年経った今ではとっくにそんなものは流通しなくなっていたと思い込んでいたのだが、先日知人より「迷惑メールが多いのでメールアドレスを変更しました」なる通知をいただいた。

驚いた。まだ迷惑メールなんてもんがこの世に存在していたのか。しかしそれなら何故、五年間もの間一度として迷惑メールを受信することがなかったのか。不思議である。企業のダイレクトメールを登録したりしているので家族、友人、知人以外にもアドレスは流出しているとは思うのだが、それでも来ないのは何故だ。いや、来ないでいただけるのは一向に構わず、むしろ有難いのだが、不思議だなぁ。マイナー言語を組み合わせたアドレスにしているからだろうか。そういやインターネットを始めて十年近く経つが、パソコンの方でも受信したことは無い。凝ったアドレスってのはそれなりに迷惑メール対策になるのだろうか。


2010年2月10日 (水) 緑茶カウント:5杯
中学高校の頃は悪目立ちをしていたので、大学では変に目立たないようにしようと言動、服装にも気をつけて日々の生活を過ごし、すっかり有象無象の一人として溶け込んでいたつもりでいたのだが、先日サークルメンバーと呑んだときに昔話になり、うちの一人、後期からサークルに入った奴が、サークルに入る前からウヲのことは知っていたと言い出した。

へー、それは意外だなぁ。何で知ってたんだと尋ねれば、曰く、自分は知らなかったのだが、自分が参加していたとある授業を友人もとっており、その時に前の方に座っていた自分を見ていて、どんな人物なのか気になっていたとのことである。

「どんなって…。そりゃまたどうして?」
「だって目立ってたから」

だからサークル入って見かけたときは「あーあの人だ」と思って嬉しかったよ、と友人は続けた。そうかそうか、喜んでいただけたのならこちらも嬉しい。だが、あれだ、しかしだ。目立ってたのか……。

そんなことをふと思い出したら夜中にしんみり悲しくなった。溶け込んでいたつもりだったのに、目立ってたのかー…。………あぁ…。


2010年2月11日 (木) 緑茶カウント:10杯
移転したり移転したりサイト名変更したりといろいろありましたが、何だかんだでこのサイトも七周年を迎えました。わーお。七年前からやってんのか。よくやるなぁ。

見てくださってる方々ありがとうございます。これからもよろしく…と毎年続けているような気がするが、新年の挨拶にもこの言葉を書いていて、それから一ヶ月ちょっとでまた同じことを書くから毎度毎度「またか」「ついこの間言ったばかりだよな」という気分がぬぐえないが、それでもまぁ、よろしくお願いします。


2010年2月13日 (土) 緑茶カウント:0杯
昨日の昼間のことである。午前から黙々と一人絵を描いていた時に携帯電話がメールの着信を知らせた。手に取ると未読メールが二通ある。まず後に届いた方を見ると「問題は解決しました」との内容、その前に届いた方を見ると「テレビの調子が悪くなった、暇だったら直すのを手伝いに来てくれないか」の文字。一通目のメールは今からおよそ一時間前に送信されたものだが気づかず放置してしまったようだ。

こいつは悪かった、気づいてなかった、でも直って良かったね、なる内容のメールを返信してまた作業に戻る。それにしたってテレビの修理の手伝いなんてどうするんだろ、行ったところで自分に何かできたのだろうか、と考えつつ絵を描いていると、ふとそういやここ三日ほど誰かと会話らしい会話をしてねぇな、ってことに気が付いた。意識しなけりゃ別に何ともないが、一度意識してしまうと無性に何か喋りたくなる。あいつもしかして今日暇なんかなぁ、ってんでさっきの奴に暇だったら遊びに行っても良いかとメールで尋ねると、二つ返事でよござんすよと返ってきた。よっしゃありがとう、そんじゃお邪魔しますか。

土産にスナック菓子を二袋、それと筋少のライブDVDとパペットマペットのDVDを持って友人の家に行く。以前、特に頼んでもいなかったのだが、友人が気を利かせてとあるBSの番組を録画してくれたことがあり、それでお礼に何か観たいもんあったら貸すよ、と言った経緯があったので、じゃあ今日がちょうどいいなってんで持参したのだ。加えて、友人は怒髪天のファンなので怒髪天の増子さんのトークがちょこっと載っているのほほん学校の本も持っていった。

友人の家に入ると何故か友人は部屋の中でジャンパーを着ていた。これから出かける予定でもあるのかと尋ねると、これは外出着でもあるが部屋着でもあるのだと言う。いまいち理解はできないが放っておいて菓子と本とDVDを渡すと、早速のほほん学校を読み始めたので、自分は上着を脱いでハンガーにかけ、洗面所で手を洗ってぼーっとするなどした。

読み終わると、バレンタイン限定か何かで売られている無駄に高いチョコレートのビールなるものを買いたい、しかし外に出るのが面倒くさい、でも買いたい、けど面倒くさいと友人がぐだぐだ言い出したので、どうせジャンパー着てんだから行くならさっさと行こうよほらほら用意しろ、と発破をかけ、ついでにつまみの類を買いに行くことにした。

「そういえば俺、この間KKKの人に道訊かれてさー」
「…は?」

デパートへと向かう道すがら、友人が楽しげに語りだした。ちょっとふざけてヤンキーのような服装に身を包み、髪を青く染めて外出したら白人だと間違われて声をかけられたのだそうである。友人は身長百九十センチの大柄で色白の男なので無理もないかもしれない。道を尋ねた相手が日本人だとわかるとKKKは露骨に嫌そうな顔をしたのだが、友人は以前KKKに興味を持って色々調べたことがあり、あれこれと質問をぶちかますと「話のできるJAPじゃねぇか!」とKKKも喜んで、あれやらこれやらちょっとここには書けない話をしてくれたそうである。

「それにしても、何で有色人種が嫌いなのに日本になんか来てんだろうな」
「それ訊きたかったんだけどさー! そんな話す時間なかったから訊けなかった!」

デパートに着くと数種類のチョコレートビールがあった。せっかくだからいくつか買ってみようということで友人は二種類ほど買い、自分はバニラ味のチョコレートビールなるものと、普通のキリンビールを二本購入し、惣菜を買うため別のスーパーへと寄った。

このスーパーで思わぬものを発見した。桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」である。このラー油、大層うまいと評判になっており、しかし生産が追いつかずどこでも品切れ状態との噂。さっきのデパートでもとうの昔に売り切れていて次に入るのは数ヵ月後と店員に言われたのだが、どーせないだろと思いつつ見てみたら数は少ないものの置いてあった。これは嬉しい。友人とそれぞれ一つずつを籠に入れ、帰宅後ご飯にかけて食べてみることにした。

買い物をすませて部屋に戻ると良い頃合の時間になったので乾杯することにした。友人が録画していた「マンガのゲンバ」を見ながら「すげぇ」「漫画家の肉体じゃない」「うわぁ」「うわぁ」などと言いながら呑み食いをする。「マンガのゲンバ」とは漫画家にトークをしてもらう番組であり、この時観たのはバキの作者の回だった。バキを読んだことはなかったが面白かったな。

さて、チョコレートビールである。サンクトガーレンのチョコビールなるもので、チョコレートのエキスは使わずに、黒ビールでチョコレートの風味を再現したものだそうだ。写真は自分が購入したバニラ味の「スイートバニラスタウト」である。友人は基本の「インペリアルチョコレートスタウト」とオレンジ風味の「オレンジチョコレートスタウト」を購入した。



どのチョコビールも、苦味のせいかチョコレートよりもコーヒーに近い印象を受けた。インペリアルチョコレートスタウトとスイートバニラスタウトは美味しいが、オレンジチョコレートスタウトは酸っぱいオレンジがコーヒーと合わさって後味がえぐく、正直いまいちだった。うーん、普通のビールの方が好きかな。

ここらでご飯が炊き上がったので桃屋のラー油を試してみた。わくわくしながら白いご飯にラー油をかけて食べてみると、なるほどこれは美味い。フライドガーリックとフライドオニオンがサクサクして良い歯ごたえだ。これはご飯がすすむなぁ。でも四百円近くするんじゃあそうそう頻繁には買えないな。大事に食べることにしよう。

横を見ると友人が夢中になって食べていたので、念のため、いくら美味いからってこのラー油だけで食事をすませるようなことはするなよ、と釘を刺しておいた。肉嫌いで料理をしないこいつならやりかねないのだ。

観たい番組もだいたい終わり、そんじゃあDVDでも観るかってんで筋少のライブDVDを観ることにした。持ってきたのは一昨年の武道館映像を記録した「サーカス団、武道館へ帰る」である。この友人は筋少は踊るダメ人間と、自分がカラオケで歌ったものしか聴いたことがないが、オーケンのエッセイは数冊読んでいるという人物だ。ただ、どうやら面白おかしいだけのコミックバンドだと思っているらしく、「筋少ってギターそんなうまくないんでしょ?」「オーケンの人柄が好きで筋少聴いてるんだろ?」などとちょっと待てとつっこみたくなるようなことを言ってくれていた。

だったら実際に観て判断してみればいいじゃないか!! と意気込んでの視聴、ってほどでもないな。酒を呑みつつゆるーくでっかいテレビ画面を眺めて、映像と友人の反応を楽しみつつ、時折話を脱線させながらDVDを観た。以下、友人の反応の抜粋である。面白かったなぁ。

「うわ、ギターうまい!」 (サンフランシスコ)
「この人ほそっ! 四十過ぎてるのに細い! 細いなー。…あ、ごめん俺の基準ラグビーだから!」 (内田さん)
「この人すげーピック投げるな!」 (日本印度化計画の橘高さん)
「何? 何バッキーって何?」 (暴いておやりよドルバッキー)
「この人達何で喧嘩したの?」 (仲直りのテーマ前のMC)
「曲を無視して歌詞だけ聴くと切ない…」 (仲直りのテーマ)
「この人の弾き方すげぇ!」 (僕の宗教へようこその秦野さん)
「あっちのキーボードの人いなくなっちゃった」 (僕の宗教へようこそのエディ)
「オペラじゃねぇ! 何か違う!」 (僕の宗教へようこそのエディ)
「ははは! ひでぇ! 高木ブーさんに失礼だろ。(経緯を説明。)いかりやさんだったら許してくれなかっただろうなー。」 (元祖高木ブー伝説)
「あれ? この人知ってる! 俺多分この人知ってるよ!」 (福耳の子供のみのすけさん)
「サライって何?」 (チョコレート事件直前のMC)
「ははははは! 情けねぇー!」 (チョコレート事件)
「あはははは! ひでぇ!」 (ピンライトを指示する橘高さん)
「一粒って言ったのに二粒食べてる!」 (チョコレート到着)
「この人これで帰ってきたの? え、今回だけなの? 何で?」 (バトル野郎 〜100万人の兄貴〜で太田さん登場)
「あの人何でお辞儀してんの?」 (イワンのばかのエディ)
「この人可愛いな!」 (イワンのばかで走るエディ)
「物販売れないと困るもんなー。それで回収するんだもんなー。」 (これでいいのだ)
「俺のテーマソングだー! 前、友達の友達が俺にぴったりだって歌ってくれたんだよ!」 (踊るダメ人間)
「俺の罪…。本編は楽しそうなタイトルが多いのに、アンコールの曲はどれもネガティブというか、暗いな…。どんな曲だ…。」 (パッケージ観ながら)
「オーケンだせぇー!!」 (俺の罪の前でジャンケンに負けるオーケン)
「そうそう、物販売れないとなー」 (大釈迦前でタオルを振り回すみのすけさん)
「うおー! この曲格好いい!」 (大釈迦)
「この人もギターうまいなー」 (大釈迦の横関さん)
「照明で金がかかるんだよな」 (大釈迦)
「釈迦ってどんな意味?」 (大釈迦)
「サラリーマンが一人混じってる…」 (大釈迦のみのすけさん)
「この曲っていつも最後に歌うの?」 (ツアーファイナル)
「この派手な人何してんだ」 (ツアーファイナル終わりの橘高さん)

他、おいちゃんを見ながら「この人が一番常識人なんだな」と謎の感想をもらしたり、ありがとうを繰り返すオーケンを見て「この人は本当にライブを楽しんでるんだな…」「すっごく嬉しいんだろうなぁ…」としみじみ呟き、「オーケンの衣装格好いい」「オーケン格好いい」、ついには「オーケンになりたい」とまで言っていた。楽しんでいただけたようで幸いである。

「失礼かもしれないけど、歌唱力はそんなにあるとは言えないけど、筋少はオーケンが歌わなきゃだめなんだな」と友人が言ったのが嬉しかった。しかし、このようにのんびりしていたらいつの間にやら二時手前。無論昼間ではなく深夜二時である。当然終電はとっくに過ぎており、友人の家に泊めてもらうことになってとりあえずコンビニへ歯ブラシを買いに行くことになった。

その後、実は明日の朝十時から試験があるんだ、てへっ★という友人の爆弾発言に度肝を抜かれ、だったら本来暇じゃないだろ今日は断っておけよお前ー!! とつっこみを入れ、少しでも睡眠時間を確保すべくさっさと歯を磨いて就寝し、早朝家に帰り着いた。友人の試験はどうだっただろうか。そればかりが気がかりである。


2010年2月14日 (日) 緑茶カウント:4杯
これだけは言いたい。本当に言いたい。どこに申請すれば受理されるのかわからないが、一言物申したい。あのな、早い。早すぎる。もうちょっとゆっくりでいいと思うんだ。何を急いでいるのか知らないが、こんなに早く伸びなくったっていいと思うんだ。伸ばしてるってんならまだしもこっちは短くすっきり維持したいんだから、そんな夏の日の雑草のように生命力を溢れさせなくてよろしいのだ。あと量が多い。わっさわっさしてる。さらに言えば太い。いや、だからっつっていきなり細くなって密度がしゅんしゅんになられても困るが、せめて伸びる速度はもう少し落としていただきたい。早いよ、本当。


2010年2月15日 (月) 緑茶カウント:5杯
あ、昨日の日記は髪の話です。書いてなかったな。


2010年2月16日 (火) 緑茶カウント:5杯
携帯電話の話。新しくした携帯電話の扱いにもだいぶ慣れ、メールの送信に時間がかからなかったり、ウェブページの読み込みが素早かったりと大変便利な思いをしているのだが、一つ不満な点がある。

この携帯電話、メールなどの文書を作成する際に記号を出そうとすると真っ先に出てくるのが絵文字、次がカギカッコなどの記号、次が顔文字といった仕様なのだ。これが不便なのだ。前の携帯電話は記号、絵文字、顔文字の順であったため、ボタン一発でカギカッコやらスラッシュやら中黒やらを出すことができたが、この携帯電話では二度押してからようやくである。

というのも自分は絵文字も顔文字も一切使わない人間で、何故かっつーと邪魔くさいからあまり好きではないからで、まぁ他人が使ってメールを寄越してくる分にはよっぽど大量使用されてない限りはどうでもいいのであるが、自分のメールにわざわざ使いたいとは思わない。丸っきり無用の長物なのである。以前の携帯電話でも絵文字の類の使用は十回にも満たないほどで、全然活用しないのだ。それがいの一番の先頭に出てくるってんだから不便である。

いっそ使わないんだからサクッと削除できたらいいんだがなぁ。ついでにあれだ、メールのね、新規作成の下がデコレーションメールで、次が受信ボックス、送信ボックス、続いて新着メール問い合わせ。使わないから! デコレーションメール! 絶対に一度も使わないから! せめて新着メール問い合わせの下あたりにあってくれりゃあいいものを、お前さんはそんなに優先順位が高い存在なのかい。これも順番入れ替えができりゃいいんだができないんだよなぁ。ううむ。

つってもそれ以外には不満はない。まぁ、こんくらいはしょうがないか。


2010年2月18日 (木) 緑茶カウント:3杯
昨日は昼から友人の家に集って酒を呑みつつ語らいながらガンプラを組み立てたりゲームをしたり消費期限が四日も切れやがった豚肉入りのヤキソバを食べたりして今日の朝まで楽しく過ごした。ビール、濁り酒、焼酎、発泡酒とあれこれ呑み続けたせいでウコンを呑んだにも関わらず軽い二日酔いになったのだが、まぁこんな日があっても良かろう。

友人の一人が持参したWiiでニュースーパーマリオブラザーズWiiなるものをした。操作法を教えてもらって遊んだのだが、このゲーム、自分がプレイするよりも他人がやっているのを観戦してギャーギャー騒ぐ方が楽しい。一つのステージで一度にマリオ、ルイージ、キノピオを操作して複数人で遊ぶことができる協力プレイが売りのゲームなのだが、あいつら全然協力しやがらねぇ。仲間をいかに叩き落すか一所懸命で、他人の分のアイテムまで横取りしたり、ヨッシーを奪い合ったり、崖の下に向かってぶん投げたりとやりたい放題である。それでも一応クッパをやっつけられたってんだからすごいものだ。

初めて我が家にやってきたのはスーパーマリオコレクションだった。マリオ1とマリオ2は両親が夢中になってクリアして、自分はどちらかというとマリオ3を楽しんでいた。そういえばマリオUSAは結局クリアできなかったな。追いかけてくる仮面が怖かったんだよ、って話をしたら、友人も同じくあれが怖かったと言っていた。しばらくゲームも買ってないな。


2010年2月19日 (金) 緑茶カウント:3杯
今までやってきたゲームを覚えている限りピックアップしてみよう。

スーパーマリオコレクション
 …初めてやったゲーム。マリオ3が好きだった。
スーパーマリオワールド
 …途中までやって諦めて、また数年後にやってクリアした。
マリオカート64
 …ヨッシー使いだったかな。
ボンバーマン
 …シリーズいくつめだったっけ。あんま合わなくて売ってしまった。
桃太郎電鉄
 …これもシリーズいくつめだったっけなぁ。そこそこ遊んで売ってしまった。
サムライスピリッツ
 …これはやり倒した。ほとんどのキャラのエンディングを見られたんだけど、ワンフーだけはクリアできなかった。このゲームをきっかけにアイヌを知った。
カービィボウル
 …初めて親にねだって買ってもらったゲーム。しかし普通のカービィのつもりで買ってもらったら想像と違っていて、困惑しながらも買ってもらったからには喜んでプレイしなければなるまいと子供心に気を遣った。これはこれで面白かったけどね。
星のカービィ2
 …やっと手に入れた「普通のカービィ」。虹のしずくを集めるのに苦労したなぁ。
星のカービィスーパーデラックス
 …好きだったなー! 頑張って100%にしたのにデータが消えて愕然とした。お約束だね。
星のカービィ3
 …母と妹が購入したけど、二人は途中で飽きてしまったので自分がクリアした。
星のカービィ64
 …半端に立体化されたカービィが可愛くなかった。クリアしたっけこれ。
スーパーマリオRPG
 …面白かった。確か四年ほどかけてクリアした。ピーチ姫がクッパよりも強くなって大笑いした記憶がある。もう自力で脱出しろよ。
スーパーマリオランド
 …初めて触れたマリオ。しかし友人に貸したら無くされてしまった。皆で交代で回しながら遊んでいたなぁ。小学校低学年の頃だ。
スーパーマリオランド2 6つの金貨
 …バニーマリオのやつだ。面白かったな。
スーパーマリオ3 ワリオランド
 …マリオよりも好きだったかもしれない。
ドクターマリオ
 …母がやりこんだゲーム。レベル20を余裕でクリアしていた。シーラカンスが懐かしい。
テトリス
 …そこそこやったなぁ。
スペースインベーダー
 …これは難しかった。
ぷよぷよ
 …ゲームボーイのぷよぷよ。伯母からもらったソフトだ。当時は母の方が得意だった。しかし対戦プレイはしたことはない。
ぷよぷよSUN64
 …このぷよぷよで対戦プレイをするようになり、母と実力が逆転する。
す〜ぱ〜ぷよぷよ通リミックス
 …このあたりでゲームよりも攻略本を買いあさる方にはまりだす。ほぼ集めきった。
ぽけっとぷよぷよ通
 …とにかく買う。
ぽけっとぷよぷよSUN
 …とりあえず買う。
ぷよぷよ〜んパーティー
 …正直いろいろいまいちだったなぁ。
す〜ぱ〜なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記
 …結構好きだ。シェゾが変態だった。
魔導物語はなまる大幼稚園児
 …欲しくなったときには店頭になくて、なかなか手に入らず苦労したなぁ。ヤフオクでゲットした記憶がある。
魔導物語I
 …メガドライブと一緒にヤフオクで落としてゲットしたが、父が家中の整理整頓した際に押入れの奥深くに収納してしまったためほとんどプレイできていない。
魔導物語 魔導師の塔
 …シェゾが主人公の魔導物語。短期間でコツコツやってクリアした。長さも難易度もちょうど良い。DSは他にも数冊買った。DSつったら自分にとっちゃ未だにディスクステーションのことを指す。
魔導物語1-2-3
 …復刻された際に購入したが、よく考えたらクリアしていない。
パネルでポン
 …母と本気で対戦してマジ喧嘩までしたゲーム。ぷよぷよよりもこっちのが得意だ。
ヨッシーのパネポン
 …ゲームボーイ版のパネルでポン。キャラクターを変えるなよ。
ヴァルキリープロファイル
 …かなり夢中になってやったゲームだが、攻略本無しでクリアするのはどう考えても無理だと思う。レナス、アリューゼ、ジェラード、レイミでパーティーを組んでいた。長く使っているキャラは愛着が生じるのでついつい初期メンバーばかり使ってしまう。
せがれいじり
 …妹がやってるのを見てた。
ぐるロジちゃんぷ
 …コンパイルが出したパズルゲーム。難しかったけど好きだった。しかし全クリまでは行き着かなかった。たまに思い出したようにやっている。
マリオのピクロス
 …これも母の方がはまっていた。
ことぱのパズルもじぴったんアドバンス
 …最後に買ったゲーム。たまーに暇つぶしに遊ぶ。
XI
 …母が購入。しかしろくにやっていなかった。
ポケットモンスター青
 …生まれて初めての通信販売がこれ。今じゃ普通に買えるそうだが、初期は通販でしか買えなかったんだよ。通信ケーブルを使ってバトルやトレードをしていた時代だ。
ポケットモンスター 銀
 …買ってはみたが、青ほど夢中にはならなかった。青で燃え尽きたと言っても良い。
ワンダープロジェクトJ2
 …大事に育てた機械の女の子が兵士に銃殺されるゲーム。兵士に追いかけられるのが怖くて不憫でクリアできなかった。
Dance Dance Revolution 2ndReMIX
 …難しかったなー。音感がないことを痛感したゲームだった。

他、両親がサッカーゲームをやりまくって親指の豆を潰したり、妹がハムスター育成ゲームを買ったりしていたような気がするが、だいたいこんなものだろう。一番遊んだのはスーパーファミコンで、中学以降じゃそれほどやらなくなったな。3D画面が苦手でゲームから遠のいたってのはあるだろう。ゲームに奥行きはいらん! 永遠の横スクロールでいてくれ!

そんなんだからマリオWiiはプレイしても眺めていても安心したなぁ。自分の中で「ゲーム」っつったらやっぱあの画面なんだよね。


2010年2月20日 (土) 緑茶カウント:2杯
良かった。ついに不味い米を消費して、新しくまあまあの値段の米を買って来て炊いてみたところ、うまかった! 良かった良かった、これで不味い米を食う生活ともおさらばだ。良かった良かった、米でなく炊飯器の方に原因があるわけでなくて安心だ。良かった良かった、不味い米をそのまま食うのが嫌で粥を作ったり雑炊を作ったりチャーハンにしたりオムライスにしたりして味を誤魔化し我慢する必要もなくなった。幸せだ。嬉しいなぁ。なべて世はこともなし!


2010年2月21日 (日) 緑茶カウント:4杯
そういえばそろそろ大学を卒業するが、一度も合コンなるものはやらなかったな。一人暮らしを始める前、つまりは今から四年前に、いろいろな経験をしろ、合コンも一回くらいは行っとけと親に言われたがやらなかったなぁ。一度誘われたことはあったが、誘い手があまり親しくない友人と知人の間のような人物であったため、どう考えても楽しめなかろうと判断してお断りした。以後、その手の誘いは受けておらず、仲の良い友人達もどちらかというと合コンとは縁の遠い人達で、気づけば四年経っていたわけだがまぁいっか。いや、良くないのか。しかし恋人はいないわけだが別に恋人を欲しているわけでもなく、そんな人物が本気で恋人を求めている人々の中に混ざっては迷惑をかけるだけだろう。

あとあれだ。何よりあれだ。多少はましになってきたと考えられなくもないが、依然として猥談の類が極端に苦手で、そういう話題になると黙々と酒を呑んで話題が変わるのを待つしかないってんだから、そんな場に出て行くのは自殺行為に他ならないだろう。いや、わかるよ、そういう話をしたい人々の気持ちはわからんでもないよ。でもさぁ、ほら、はしたないじゃないか。恥ずかしいじゃないか。そういうのを大っぴらにするってのは、やっぱ抵抗があるなー。胸に秘めとくもんだろうよ、って思うわけだよ未だに。だから筋肉少女帯のベーシスト、内田雄一郎に対する好感度は滅茶苦茶高いんだぜ、って突然だよな。この人はバンドメンバーが猥談の類で盛り上がっていても一切交ざることがなかったという人で、その手の話題そのものを嫌っているのか、嫌いじゃないけど大っぴらにすることを厭う人なのかまではわからないが、どっちでもいいよ! 良い人だ!

語るだけ語って満足、就寝、おやすみなさい。


2010年2月22日 (月) 緑茶カウント:7杯
昨日の今日だがたまには色っぽい話でもしてみようか。

とある友人が、とある女の子を眺めながら「何だか急に色っぽくなったよなぁ。恋でもしたのかなぁ」などと呟き、こちらに同意を求めてきた。しかし自分の目からは彼女はいつもと変わらぬ姿に見えこれといって色っぽくなったようには感じられない。この時、こりゃ彼女が恋をしたんじゃなくて、お前が彼女に恋をしたんじゃないのかと思ったのだが教えてやった方が良かっただろうか。まぁ実際そうだったってんならこっちが言わなくてもそのうち気づくよな。がーんばれ。

大して色っぽい話でもなかったか。


2010年2月23日 (火) 緑茶カウント:5杯
サークルに一人ジョジョマニアがいる。そいつが一年半ほど前にサークル内の人間にジョジョを強く薦めた結果、どいつもこいつもジョジョを読み出し、単行本、文庫本を買い集め、サークル内でジョジョが大流行しジョジョの台詞が共通言語になるまでになった。

とはいえサークル内でジョジョが大流行しているとはいえサークル外ではそうではない。するとジョジョにはまった奴らがジョジョの話をしたいと熱望したときは、ジョジョを流行らせたジョジョマニアにまず話を向けるようになる。こいつなら話ができる、こいつなら話が通じると喜んでジョジョの話題を振るわけだ。自分も御他聞に漏れなかった。

あるときである。サークル内でジョジョが流行りだして一年半ほど経ったとき、ジョジョマニアと二人で酒を呑んでいるとそいつがぽつりと呟いた。

「俺さぁ………」
「おう」
「実は…ジョジョの熱、だいぶ冷めてきてて…」
「ほう」
「でも、皆、何か俺に期待してるし…。……言いづらいんだ………」

ジョジョのグッズが出ると聞くや生活費を切り詰めてそれを購入し、ジョジョグッズが当たるくじがあると聞けば大枚叩いて何度もくじを引き、ゲームセンターの景品にジョジョグッズがあると聞けばコインを大量投入してコンプリートを目指していた男の嘆きの言葉である。そう、高じた熱もいつか冷めるときがくる。しかし状況的にそれを告白しづらくなってしまっている。大変気の毒なことである。気の毒なことであるが、他人事なので面白いものだなぁと思った。ひどい話である。ははは。


2010年2月24日 (水) 緑茶カウント:2杯
本日はサークルの追い出し会があり、久しぶりに会った後輩達と楽しく騒いできたのだが、ちょいと何かが変だった。一次会が終わり二次会をどうするか話し合う場面でのことである。普段なら一次会の店を出た後、さっさと解散の挨拶をすませ、二次会をするかどうかの決をとり、帰る人はさっさと帰って、残る人々は呑み屋に行くかカラオケに行くかそれともまた別の施設に向かうかと話し合い、次の行く先を決めることになる。ところが今回、一次会の店を出た後、解散の挨拶すらなかなか始まらず、集団がいくつかのグループに分かれてだらだらと話し続けて幹事がリーダーシップを発揮することもできない。普段なら率先して「静かにしろ! 幹事の話を聴け!」と言い出す奴らまでぐっだぐっだのだっらだらで全くまとまりというものを見せようとしない。これはいったいどうしたことか。

自分ともう一人の友人の、どちらかというとしっかりしているというよりは、流れに任せてのほほんとしている側の人間が、「皆幹事の話を聴けー!」「もっと近寄って! はぐれるから離れるな!」「ばらばらになるなー! ちゃんと話聴いてるかー?」と舵を取り出す始末である。友人もこの状況に不気味さを感じているらしく「今日は何かが変だ」「どうしてこんなにぐだぐだになっているのだろう」と不思議がっていて、自分も深く同意した。二次会の会場へ向かう人々に対し「もっと近寄って」「ちゃんと前見て」「離れるなー!」と声をかけるたび、まるで羊の群れを監視する牧羊犬のような気分であった。

追い出し会ということで、感傷とアルコールが混ざって皆普段より酔っていたのだろうか。不思議な光景であった。


2010年2月25日 (木) 緑茶カウント:3杯
ついに! 本日筋肉少女帯のニューアルバムのタイトルが発表された。その名も「蔦からまるQの惑星」、発売日は六月二日、これは期待大だ。

再結成後から数えて三枚目、デビューから数えれば十五枚目のオリジナルアルバムだ。…十五枚かぁ。何だか感慨深いなぁ。筋少を知ったのは凍結中で、当時は新しいアルバムを聴くことができるなんて思わなかったから、こうしてリアルタイムで新しいアルバムを待つことができてすごく嬉しい。まだ何の前評判も無いまっさらなアルバムを手にすることができるのだ。

「新人」「シーズン2」と再結成バンド色の強いタイトルが続いたここで、ついに従来の筋少っぽいタイトルが現れたのも感動的だ。再結成バンドじゃなくて、今のバンドとして前に進んでいる印象を受ける。うっれしいなー。

筋少のアルバムタイトルでは「サーカス団パノラマ島へ帰る」「断罪!断罪!また断罪!」が特に好きだ。中でもサーカス団の物語性が感じられるタイトルは良い。「蔦からまるQの惑星」もイメージが広がる良い名前だ。一発で気に入った。

早く六月二日にならないだろうか。今から待ち遠しくてならない。どんな曲がつまってるんかな。


2010年2月26日 (金) 緑茶カウント:5杯
自分は確かに猫が好きだが、正確には実家の飼い猫が好きなだけで、飼い猫以外の猫は「うん、まぁ、好き」程度だ。しかし猫を飼うまでは猫自体に対してそもそもあまり興味すらなかったので、以前に比べれば猫好きになったのだろう。つっても周囲の猫好きの人といるとその好きさに温度差を感じることが多々あるので、やっぱそこまでじゃないんだな。実家の猫さえいればいいよ。


2010年2月27日 (土) 緑茶カウント:4杯



正直なところ、昨夜から嫌な予感はしていた。朝の四時に寝て昼の十二時に待ち合わせ。きちんと起きることができるのだろうか。寝坊するのではあるまいか。

そして予感は的中した。起床後目覚ましを確認し、パソコンの電源を入れると友人より一つの連絡が。待ち合わせ時間を三十分遅らせて欲しいとの内容である。

この時点で己はもう一つ嫌な予感を抱き、かけうどんを作ってこれを食した。待ち合わせ場所で友人と合流してから昼飯をとる予定であったため、牛乳を飲む程度で済ませて家を出る予定であったのだが、恐らく三十分遅らせる程度では間に合わないだろうと判断してのことである。

予感は的中した。電車で目的地に向かう途中に友人からメールが入り、バスの時間の関係でさらに一時間遅刻すると謝罪された。つまり昨夜の予定時刻より一時間半の遅れである。このメールを受け取ったとき、既に自分は待ち合わせ場所を目の前にしており、一時間待ちぼうけを食らうことになったが、悲しいかな、慣れていた。やっぱ家でうどんを食っといて正解だったなぁと思いつつ、携帯音楽プレーヤーでアルバムを再生しつつ改札付近をうろうろした。

この間のサークルの集まりでも四十分待った。最近では待ち合わせ場所に待ち合わせ相手が先に到着しているのを見ると感動すら覚える。己は少し可哀想な人間なのかもしれない。

しかし遊び自体は楽しかった。昨夜急遽遊ぶことを決め、メッセで話し合いつつ神保町周辺で雨の日でも遊べる場所を探し、ところがなかなかこれというものが見つからなくて時間ばかりが過ぎ、どうしたものかと悩んでいたところで中野ブロードウェイの存在に気づき、これに行くことに決めた。そこで手に入れたのが写真のフィギュアである。食虫植物フィギュアのガチャガチャで、一発で一番好きなハエトリソウを出せて嬉しかった。数年前我が家でも鉢で育てていたのだよ。大事にしていたけれど冬を前に枯れてしまったので捨ててしまったのだが、今日立ち読みした食虫植物マニアの本に「草の部分が枯れても土の下では生きていて、暖かくなるとまた芽吹く」と書かれていて数年越しのショックを受けた。お前…生きてたのか……。ごめん、死んだのかと思ってた………。

話は戻って、このように遊び場を決める段階で時間がかかってしまったため、話し合いを終えた頃には深夜の三時半を過ぎており、自分も当然心配ではあるが、それ以上に友人は起きられるのだろうか、寝坊しないか、遅刻しないかと不安を感じたのである。また友人も期待を裏切らず、さっさと寝ればいいもののスカイプが盛り上がっちまったってんで朝の七時まで起き続け、ちょいと寝るつもりがお約束通りにちょいとにはならず、見事遅刻するに至ったわけである。この野郎。

しかし遊び自体は楽しかった。長年の付き合いなので前提を共有していることが多く、会話が楽である。良い意味で空気のようにも感じられてきたので会話が途切れても苦にならない。黙っていても気まずくない間柄はよろしいものだ。夜は居酒屋で鶏肉をたくさん食べ、酒もまたたくさん飲んだ。楽しく美味しい一日だった。


2010年2月28日 (日) 緑茶カウント:5杯
一度生じた違和感を拭い去るのは難しい。ふと、自分の文章は何か変だと、先日の日記を読み返して思った。しかし何が変なのかははっきりしない。はっきりしないだけに拭い去る術が無い。変な文章というよりも文章が変と言う方が的確か。一文一文が長ったらしいので読みづらいことは自覚しているが、どうもそれだけではないような気がする。何だろう、いったいこれは。

個性的ってんなら良いのだけどなぁ。どうもそういう良い意味合いのものではない、と己の脳が告げている。いつからこういう文章になる癖がついたのだろう。町田康の影響か。町田康を読む前はどうだったかなぁ。たかだか日記程度のことではあるが、毎日続けていることではあるので自分の中ではそこそこ重要なものになっている。出来るなら違和感を無くしたい。でなければ気持ちが悪いではないか。

さりとて出口は見つからない。思い過ごしなら良いんだけどね。




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