1月      

2010年1月1日 (金) 緑茶カウント:0杯
新年あけましておめでとうございます。2010は2009よりも字面が好みなので嬉しいです。今年も良い年になりますように。

しかしせっかく初詣に行ったというのにおみくじを引き忘れるというミスを犯す。二時間達磨焼きを眺めてサイダー飲んで帰宅したよ。深夜三時のサイダーは炎で温められた体を一気に冷やす効果があるので注意である。だがそれを予想して我々は飲んだのだ。それでも飲みたかったのだ、我々は。我々っつーのは地元の友人と行ったのさ。小中の友人に久しぶりに誘われて三人でね。うち一人は友人の友人で自分は全く知らない人だったが。ところが向こうはこちらを知っていたらしい。まぁ悪目立ちしてたしな。

その三人プラス一人で今日の夜は居酒屋に行き、楽しく語らいながら食事をした。一人が何と携帯電話に中学校の校歌の着メロを入れていたので、個室であることを幸いに聴かせてもらった。よくそんなもんがあるものだと感心したらそいつ自作したらしい。器用な奴だなぁ。懐かしいなぁ。面白かった。


2010年1月2日 (土) 緑茶カウント:0杯
本日は家族全員でショッピングモールへと出かけ、サンドイッチとシュークリームと赤ぶどうジュースを飲んで帽子を一つ買ってきた。楽しかったがこのようにして一日潰してしまったため年賀状が昨日から全然進んでいない。そして明後日は映画に行く約束を結んでいる。もう諦めても良いような気さえしてきた。描くけどさ!


2010年1月3日 (日) 緑茶カウント:0杯
年賀イラスト描けたー! しかし「あけましておめでとう」も「謹賀新年」も「2010年」も「寅年」も全て入れ忘れた、文字!

イラストの元ネタになった「ちびくろサンボ」ってのは、虎が木の周りをぐるぐる回っていたら溶けてバターになってしまって、黒人の子供がそのバターを持って帰ってお母さんにパンケーキを焼いてもらうという話、だったような気がする。実は随分前に読んだきりなので内容をきちんと覚えていない。黒人の男の子が虎にどんどん新品の衣服を奪われてしまうまでは覚えているが、それでどうして虎がバターになったのかがよくわからない。とはいえ虎がバターになってパンケーキが作られることだけは確実なはずである。今度図書館で読んでみるか。


2010年1月4日 (月) 緑茶カウント:0杯
萌えが高じるあまりに目頭が熱くなり、鼻がツンと痛み、何とも言いようの無いものが胸に湧き上がることがある。これも一種の感動だろう。

その感動を今、寄生虫に対して抱いている。感じている。あー、もう…、たまらねぇ…。何がこんなに己の心身に作用するのかよくわからないが、正直何がそんなに好きなのかわからないが、そもそもそこまで好きなのかよとも思うが、萌えとは理屈で説明できないものなのである。あぁ、いいなぁ。寄生虫。好きだ。


2010年1月5日 (火) 緑茶カウント:0杯
ただの水を口に含んでいるのに、まるでみぞれが混じっているような妙な舌触りが感じられ、念のためにと病院に行ったのが一週間前。亜鉛が足りていないのかもしれないが他に原因が無いとも言えないので血液検査を行うことになり、その結果が今日出るということでまた病院に行ってきた。ちなみに現段階ではその妙な舌触りはほとんど感じられなくなっている。処方された亜鉛のおかげかもしれない。

ところがきちんとした検査の結果は今度の八日に出ると言われてしまった。だが、学校があるため一度下宿先に帰らなければならず、今月末に結果を聞くためにまた実家に戻ることとなった。聞いていた話とは違うがしょうがない。とはいえ簡単な検査は終わっていたらしく、お医者さんから食事指導を言い渡された。

「中性脂肪値がかなり低いので脂っこいものを食べてください」

………え、ええー…?

どのくらい低いのかといえば24程度しかないらしい。しかし医学に関して門外漢の自分にはそれがどの程度低いのかはよくわからない。そこで家に帰り調べてみたのだが、中性脂肪の基準値は40〜130mg/dlとか50〜149mg/dlと言われているらしい。なるほど、24なら確かに低い。だが何故だ。

確かに普段の食事は肉や魚よりも圧倒的に野菜が多く、揚げ物も自分では作らないし毎日晩酌をするようなこともないが、去年の年末は卒論に追われて外食や弁当で食事を済ませたり、卒論完成後も忘年会などのイベントで外食と飲酒が続いていた。その直後の血液検査である。中性脂肪値が高すぎると言い渡されるならまだしも低いってのはどういうこっちゃ。わけがわからない。

まぁ高いよか低い方が良さそうだけど意味わかんねーなーとしばらく不思議がっていたが、ふと思い当たった。もしかして緑茶のおかげか? 何かどっかで緑茶が脂肪の何やらに云々と聞いたことがあるような気がする、ってんで調べてみたらそれっぽい。緑茶に含まれるカテキン、ポリフェノール、カフェインが中性脂肪の抑制やら減少やらに役立って、日常的に飲んでいると効果的なんだと。それでか?

だとしたら今は実家に帰省しているから飲んでないけど、下宿先じゃほぼ毎日飲んでるしその結果かもしれないなぁ。そうだとしたら緑茶ってすげーなぁ。美味しいだけじゃなくて体に良いとは感心した。しかしちょっと下げすぎではあるまいか。いや飲みすぎてるだけなのかもしれないんだけどよ。

最後に一つ付け加えておくと、この中性脂肪値は例のおかしな舌触りとは関係なく、単に血液検査でこういう結果が出たからついでに指導してくれたものらしい。


2010年1月6日 (水) 緑茶カウント:3杯
今年こそはペンタブを買いたい。つーか買おういい加減。これが今年の目標だ。


2010年1月7日 (木) 緑茶カウント:4杯
風邪を引いたらしい。この間耳鼻咽頭科に行ってから咽喉の調子がおかしくなったので、そこで移されてしまったのだと思われる。今のところ咳が少し出るだけでその他の症状は無いが悪化させないよう気をつけなければなるまい。何せこれから演習発表、テスト期間、レポート提出と登録科目数が少ないとはいえ地味に忙しくなるのである。

中でも演習発表を逃すとまずい。他の二つは単位を落としても問題ないが、この演習は必修科目なので絶対に落とすことができないのである。ここで風邪で欠席するようなことになっちまえばあの苦労して完成させた卒業論文もパーなのだ。そんな悲劇を発生させるのはいくらなんでもごめんである。

しかしここで問題がある。初期の風邪ならさっさと風邪薬を飲んじまえば良くなることが多いのだが、自分は現在耳鼻咽頭科で処方された薬を呑んでいるのである。これは亜鉛の薬なのだが亜鉛のサプリメントではなく、亜鉛も入っているから呑んでくださいねってやつで、それはつまり亜鉛以外のものも含まれているってことなのだ。こいつと風邪薬を一緒に飲んでいいのかわからない。

わからないなら冒険はしない方が良かろう。ならばせめて体に栄養をつけるべく、七草とネギと玉ねぎと鶏団子をぶっこんだ七草シチューを作ってこれを食し、風邪を迎え撃つことにした。粥は確かに病人食であるがそいつを食うのはもっと悪化してからで良い。今は攻撃の姿勢に入るべきである。精をつけねばならぬのだ。

七草シチューは七草がちょいと邪魔だったがまぁうまかった。明日の朝もこいつを食おう。


2010年1月8日 (金) 緑茶カウント:2杯
髪を切りにいくと、だいたい馴染むのはそれから一週間経った頃で、切り立ての頃はいまいちな気がしないでもないような、どことなくしっくりしないことが多いのだが、今回は初日から良い感じになった。前髪以外ざっくり短くしてもらったら大層快適で気持ちがよろしい。その前髪も本当は前髪でなくて、後ろ髪となるべきものが何故か前にやってきており、その内側に本来の前髪が引っ込んでる感じで、本来の前髪の方はこれまたざっくり短くしてもらっているというよくわからない状態なのだがとにかく満足だ。次も似たような感じにしてもらおう。

という話は本当に書きたかったことではなく、今日はもっと別に書きたいことがあって、これは日記に書くからTwitterではつぶやかないでおこうとわざわざとっておいたのに帰宅した頃には忘れてしまった。くやしい。Twitterを始めた頃はTwitterをメモ代わりにしてそいつを拾って日記を書けばいいじゃんはははと思っていたが、やってみたらTwitterはTwitterで完結しちまうんだよなぁ。なかなか加減が難しいものである。そして己は何が書きたかったのだ。本当によ。


2010年1月9日 (土) 緑茶カウント:1杯
一ヶ月か半月か、詳しい期間は忘れたが、ここしばらくコンタクトレンズを入れると目に合わず、瞬きが増えて視界が滲み、ものがよく見えなくなることが増えていた。コンタクトレンズは五年ほど前から使い始め、当時はソフト、一年前からハードに換えて快適に生活していたがこんなことは初めてである。帰宅したらすぐにコンタクトレンズを外して眼鏡をかけなければやっていけないしんどさで、コンタクトレンズをつけずに眼鏡で生活することも増え、よくわからないけど年齢のせいかなぁなどと考えていた。

ところがだ。一週間ほど前に使っていたコンタクトレンズの洗浄・保存液が底をついたので、新しいものの封を開けてこれを使用し始めてからというもの、異物感やしんどさがすっかり解消され、昔のような快適さを取り戻したのである。目が疲れて目蓋が腫れぼったくなることもない。

快適さを取り戻したのはめでたいことだが、これはちょっと恐ろしい。洗浄・保存液は同じメーカーの同じ商品である。それで片方に異常が見られたということは、…もしかして前に使っていたものの方で、雑菌が繁殖していたのか?

この洗浄液とは別に、タンパク除去剤も週に一度は使用していたのでレンズのケアを怠っていたことはないと思う。怠ってはいなかったが、洗浄・保存液が綺麗でなかったということだろう。洗うためのそれが汚れていたんじゃ話にならないのは当然だ。そういやうっかり蓋を開けっぱにしてたことが数回あったなぁ。それかもしれない。今度からは気をつけよう。

皆さんもどうぞ目は大切にしてください。あー怖かった。


2010年1月10日 (日) 緑茶カウント:3杯
欲しかったものを思い切ってアマゾンで注文した。ふふふふふ。今から届くのが楽しみだ。早く来ないものかなぁ。


2010年1月11日 (月) 緑茶カウント:2杯
これは無意味なことではない。草の実が動物の毛皮にくっついて、遠く離れた地で根を下ろし、己の一族を繁栄させるように、自分もまたこの世を歩きながら大地にイヤーカフスの種を撒き、いつか芽吹いて育って繁茂して、たわわとイヤーカフスを実らせるのを待っているのである。決して落としたのではない。

決して落としたのではないんだったら。


2010年1月12日 (火) 緑茶カウント:3杯
咳が出る。じっと座っているときはほとんど出ないのだが、歩いたりなどして体を動かすと連続して止まらないのて少々厄介だ。しかしそれ以外の風邪の症状は今のところない。ちょいとばかり体がだるいくらいである。

そんなわけで外出時はマスクをして過ごしているが、マスクをしているといつでもどこでもニヤニヤできて便利だなぁ。思い出し笑いをし放題である。きっと同じようなことを考えている人は他にもいるだろう。街中でマスクをしている人は全員布の下でにやにや笑いを浮かべているものだと想像してみたら、ちょっと不気味で面白いよ。


2010年1月13日 (水) 緑茶カウント:10杯
簡単に用件を伝えたかっただけなので、メールの末尾に「返信不要」と書いて送信したら「返信不要了解です」と返事がきた。

わざわざつっこむまでもないが、何一つとして了解してねぇ。


2010年1月14日 (木) 緑茶カウント:3杯
咳がひどい。それだってのに今日はよりにもよって演習発表があって大変だった。教壇に立って自分の作成した文書を読み上げて説明をしていくわけだが、あんなにひどい発表は後にも先にもないだろう。咳を我慢して声が震えるわ声がたまに出なくなるわ咳が出るので顔を背けてハンカチあててコンコン言うわ。さぞかし聞きづらかっただろうなぁ。それでも皆ちゃんと聞いてくれてばんばん質疑応答で手を挙げてくれるってんだからありがたいことだよ。今日出席した人々に風邪が移ってないことを祈る。そしてさっさと治ってくれることを祈る。咳のしすぎで腹筋痛いぜ。


2010年1月15日 (金) 緑茶カウント:1杯
目玉おやじの声優として知られる田の中勇が亡くなったと知ってショックを受けた。七十七歳、心筋梗塞か…。もうあの声を聞けないと思うと寂しくて仕方がない。しんみりしてしまった。

ご冥福をお祈りいたします。


2010年1月16日 (土) 緑茶カウント:3杯
今日は一日やたらと寝てた。相変わらず咳が出るだけで熱はないのだが、咳ってのは続くと意外と疲れるもので、そのせいかやたらとぐっすり寝てた。ぐっすり寝すぎて午前中に病院に行き逃したのは失態であるが過ぎたことはしょうがない。月曜日には病院に行こう。日曜までに良くなってくれりゃそれに越したことはないが、この様子じゃあ無理だろうなぁ。咳をしても一人。


2010年1月17日 (日) 緑茶カウント:2杯
フルーツパーラーでパフェを食べてきた。夕方、さってそろそろ飯の用意でもしようかな、と適当な野菜をつっこんだ味噌汁を作っている最中に友人から電話が入り、曰く、今どこどこの駅にいるが遊び足りない、暇なら甘いものを食べに行かないかとのことで、じゃあ一時間後に行くよってんで誘いを受けて、味噌汁にうどんを追加してそれを食した後、電車に乗ってデザートを食べに出かけて行ったのである。

しかし大きな誤算があった。自分は風邪を引いていたのである。家でじっとしている間は全く咳が出なかったのですっかり忘れていたが、外に出て冷たい風を吸い込んだ途端にコンコンコンコン。狐かよ。このまま行くのは流石にまずいので途中の薬屋で咳止めを購入、服用した後に電車に乗ったが、まーそんなすぐに効くはずはない。

友人と合流後に入ったフルーツパーラーでいちごがたっぷり入ったパフェを食べ、旅行先の話などを聞き、電器屋に寄ってiPhoneとiPod touch、購入するならどちらが良いかと比較をしたり、ゲーセンであれこれしたり、ブックオフで棚を眺めたりと楽しかったのだが、時々声が出なくなって心配をかけてしまった。うーんこいつは悪かった。

帰宅後、家でじっとしていたらやはり咳はおさまって全く問題のない状態になったが、流石に明日は病院に行かなくてはなるまいな。人に移しても悪いしね。


2010年1月18日 (月) 緑茶カウント:5杯
熱湯を温かいまま保持できるステンレス卓上ポットをついに購入した。前々から欲しいなとは思っていたのだが、三千円四千円と結構なお値段なので足踏みをしていたのである。ところがどういうわけかとあるメーカーのそれが千円で投売りされていて、デザインも気に入ったのでこれ幸いとレジに持っていき、使ってみたらこりゃ便利。容量は1.2リットル、およそ五杯分の緑茶が飲めるし、五杯目を飲む頃に至っても急須に注げば湯気が昇って良い感じ。色も緑で緑茶を注ぐのにぴったりだ。こいつは良い買い物をしたなぁ。

そうそう、病院の方にも行ってきた。抗生物質と咳止めの薬を処方してもらったよ。これでひとまず安心だ。週末に飲み会があるのでそれまでには回復させておきたいところである。薬飲んでたら酒呑めないしね。


2010年1月19日 (火) 緑茶カウント:4杯



水戸華之介&3-10Chainのサードアルバム「セカイガマッテイル」をAmazonで購入した。こいつが好みの直球ど真ん中! 今日届いたばかりだってのにエンドレスリピートで何度も何度も聴き返している。おかげでなかなか風呂に入るタイミングを掴めなかったほどだ。

3-10Chainからはオリジナルアルバムが四枚、ライブ盤が二枚組みで一セット出ているが、持っていたのはオリジナルアルバム四枚目の「ロケットが飛ぶだろう」とライブ盤「鶴亀」のみ。ファーストとセカンドは手に入れたいが現在廃盤で手に入れる術がないためレンタルのみで聴き、「セカイガマッテイル」は販売中ではあるがCDショップでの取り扱いはなくネットでしか買えない状態である。基本CDはタワレコで買うことにしているためなかなか手を出す踏ん切りがつかなかったのだが、つーのもダンボール捨てるのが面倒臭いという大変物臭な理由なのだが、ついにようやく手に入れた。

曲の半分はライブ盤にも収録されていて、残りのいくつかも年末に行ったライブで聴いていたため既に聴いたことのある曲が多かったのだが、これがなかなか面白かった。ライブ盤にはライブならではの良さがあるがスタジオでレコーディングしたものに比べればどうしても音が悪くなる。ライブ盤で耳馴染んだ曲をこのCDで聴いたとき、まるで白黒テレビからカラーテレビに移ったような感動を覚えた。特に一曲目の「生きる」は出だしが右耳のみからのギターで始まり、そして左右両方から音が重なってドラムが入ってコーラス、ってところがだんだん音が増えて厚みを増していくようで、これからどんだけ格好良くなるんだろうとすごくワクワクした。

このアルバムは全体的に賑やかで騒々しくて激しい曲調で、3-10Chainの中では一番ロックっぽさが出ているように感じる。ロックったって自分の中でのロックだけどね。せっかくだから中でも特に気に入った曲の感想を書いていこう。

「生きる」 …ライブ盤で聴いたときからかなり気に入っていた曲。「生きろ」でも「生きて」でもなく「生きる」と自分に対して言い切っているところに、どうしようもないやり切れなさと、それでも進んでいこうという決意を感じる。さっきも書いたが出だしが滅茶苦茶格好いい。アルバムの一曲目にふさわしい期待高まる曲。

「ハーイここまで」 …歌詞中に虫が出てくるとそれだけでその曲を好きになる傾向がややあるのだが、そいつを抜きにしても良い。初めて聴いたのにものすごく耳に残った。メロディが好みのタイプ。途中のドラムがダダダダダッっていうところがまた好きだ。

「看護ロック」 …ライブ盤で気に入った曲。ライブ盤の方が少しテンポが速い。最後のドアの閉まる音が、社会から断絶され「私は平気」と唱えながら一人看護に明け暮れていることを表しているようで怖い。

「D.K.H」 …3-10Chainで唯一の内田さんの作った曲。すげー格好いいのに歌詞が馬鹿で笑える。勢いがとてつもなく、わけのわからないお祭り騒ぎの中で暴れまくっているようで面白い。一言「落ち着け」と言いたくなる曲。ライブ盤は下ネタが含まれるのでこっちのが好きだな。

「アップルティーをもう一杯」 …このアルバムで一番好きな曲。タイトルから勝手に静かなしっとりした曲を想像していたのだが見事に正反対だった。しりとり部分の言葉の選び方が毒々しくて良い。この毒々しさをストレスに効くアップルティーで癒そうという歌詞なのだが、そのアップルティーの効果ってのも所詮まがい物というオチが着く。腹がガブガブになるほどアップルティーを飲んで、元々のストレスとアップルティーの両方にうんざりしている様が目に浮かぶようだ。「なーなななーなななななーな」「アップルティー!」のコーラス、最後の水戸さんの伸びに伸びるシャウト、途中で挟まれるカウベルらしき軽快な音と聴き所がたっぷり。ところで「闇マント」の末尾が別の音に聞こえるのだがこれはわざとなのだろうか。いやでもしりとりだし、無いかな。

「サイのように歩け」 …サイの悲しい歩みを表現するような、重々しいベースの音を堪能できる曲。3-10Chainの曲はベースの音が聴きやすいがこれは特に主張が強くて格好いい。後半の怒涛の展開がたまらん。

「看護ロック PART2」 …これは怖い。「看護! 看護!」と繰り返されるテンポの速さが看護する側の内心の焦りや不安、「アイヲ エサニ〜」の方は看護される側の、いつまでこのまま続くかわからないゆっくりとした時間と自虐的な思いが感じられて、最後途中で途切れたところはついに…とか考えてしまう。怖いよ。

「月に抱かれて」 …最後の曲は歌詞も曲もしんみりした曲。ギターソロが好きだなー。一度終わると見せかけてもうひと盛り上がりって展開が好み。アルバムの終わりにうってつけの、余韻に浸るのにぴったりな曲だ。

歌詞カードのデザインは四百字詰めの原稿用紙。よく見たら隅に「コクヨ」と書かれていた。そのまま使ったんかな。

このアルバムは本当に「いいよ! いいよ!」と人に薦めまくりたい。そんで良さについて語り合いたい。つっても自分自身、人に薦められるのはあまり得意ではないからやらないけどさ。よっぽど趣味が通じ合うなら話は別だが、そうでなければ面倒だからなぁ。あぁ、でも、もっと色々な人が聴けばいいのに。聴けばいいのになぁ。聴いてほしいなぁ。


2010年1月20日 (水) 緑茶カウント:6杯
病院で二種類の薬を処方された。一つは一回につき一錠飲む薬で、もう一つは一回につき三錠飲む薬である。これに加えて耳鼻咽頭科で処方された薬を一回につき一錠飲む。これらは全て別の袋に分けて混ざらないようにしているのであるが、どれも同じ大きさで同じ色であるためうっかり間違えそうになる。三錠の薬を一錠飲むのならあんまり効かないってだけですむが、一錠の薬を三錠飲んだらえらいことだ。そんなえらい失敗を今日犯しそうになってやばかった。気をつけなければならないなぁ。ははは。危ない危ない。

咳の方はだいぶ良くなってきた。この調子なら週末までには完治できそうである。腹筋も痛くならなくて結構なことだよ。


2010年1月21日 (木) 緑茶カウント:5杯
今日、大学生活最後のレポートを提出した。まだこれから卒業論文の口頭試問用の文書を作成しなければならないのだが、実質今日のが最後のようなものだ。授業は比較思想。この先生の授業は難しいながらも面白くて、二年間で四回授業をとった。

思い入れのある授業のレポートが最後のものになるとは感慨深いものがある。散骨と現代人の死生観について書いた。簡単に言えば、葬式ってのは遺された者が故人への思いを整理するためのもんだけど、散骨は故人が最後に己の死後のあり方をコントロールすることで満足を得る手法で、遺族のためのそれとは異なるよねってな内容だ。そっから現代人の死生観ってものを分析して云々かんぬんと書いた。

他に今まで書いたレポートを思い返す。葬送における清めの塩の効果、そっから発展して民俗学における塩の効果、ツミとケガレ、死刑問題…。…あれ、辛気くさいのが多いな………。

まぁ途中から日本文学よりも宗教とか文化の方に興味がいっちまったのでしょうがない。専攻は日本文学なのにそっちはほとんどやらないで、要卒単位は足りてるのに危うく必修単位が足りないために卒業できないかもしれんってことにもなった。自分はあんまり真面目な学生じゃあなかったが、大学行っていろんな授業を受けて、知らん世界を知れたのは良かったなぁ。すごく面白かった。

授業が終わってレポートが終わって。無事に終わってよかったと思う気持ちと終わってしまってしんみりした気持ちが現在ごっちゃになっている。あぁ、寂しいなぁ。


2010年1月22日 (金) 緑茶カウント:4杯
食べることは好きなのが、このところどうにも食事に対するやる気が出ない。コンビニ弁当や惣菜が嫌いという理由で料理を始め、最初はろくなものが作れなかったが今ではそこそこのものを作れるようになり、料理好きってほどではないもののある程度調理の過程を楽しめるまでにはなったのに、この一ヶ月は良くて適当な炒め物、ひどい場合は果物とコーンフレーク、もしくは果物だけ食べておしまいという有様だ。

ああ。どっかの定食屋のおばちゃんが突然家に押しかけてきて「あんたの食生活が心配だから作ってあげるんだからね!」とツンデレでも何でもない台詞を口にしつつ美味しいご飯を作って「洗い物くらいはしなさいよ!」って説教して帰ってくれないかなぁ。メイド萌え属性は無いので可愛いメイドさんは来なくていいです。メイド、ゴスロリ、甘ロリ、ニーソックス、ツインテール、萌え袖、獣耳、スクール水着、ロリ、ショタとかはびっくりするほど萌えないんだよな。見事に守備範囲外でピクリとも来ない。つり目とセーラー服の組み合わせは好きだよ。黒セーラーに赤リボンの配色が良い、って己は何を語っているんだ。


2010年1月23日 (土) 緑茶カウント:3杯
いやー。本日はサークルでの集まりで、サイゼリヤで昼食、ビリヤード、居酒屋、カラオケの流れだったのだが、昼食時から白ワインで始まり、それからずーっと酒を呑んでいた。楽しかったし美味しかったが潰されるかと思ったぜ。普段、このように昼から呑むことは滅多になく、せいぜい花見のときくらいなのでなかなか新鮮なコースであった。ビリヤードってのは初めてやってみたが難しいなりに楽しいね。また機会があればやってみたいと思ったよ。いやーそれにしても。今日はよく呑んだなぁ。ははは。


2010年1月24日 (日) 緑茶カウント:0杯
中途から合流する友人を待つ間、我々数人はとある服屋の中で時間を潰していた。一人が携帯電話を手に持って連絡に備えて待機している。服屋に来たものの特にこれを買うという目的は無いので、適当に「うわ高い」「これ高い」などと各々の感想を漏らしつつ商品を眺めていた。

その店は階段の正面に男性用下着、トランクスの類が並べられていて、その付近の棚にマフラーやアクセサリー、シザーバッグの類も置かれており、何となくそのへんでうろうろしている時に、待ち人が近くまで到着したとの連絡が来た。ずっと待機していた奴が携帯電話を耳にあて、待ち人に我々の居場所を知らせようと目印を探して言い放つ。

「今、階段とこでパンツ見てる!」

「てめええええ!!」「ふざけんな!」「誤解を招く発言はよせ!」「紳士服売り場にいるって言えよ!!」「お前は無駄に声がでかい!」「馬鹿!!」とつっこみが飛び交ったのは言うまでもない。


2010年1月25日 (月) 緑茶カウント:3杯
きちんと説明書きを見ないで炊いたせいで失敗したらしい。前回無洗米を内釜の規定量の水だけ入れて炊いたところ、ぼろっぼろでぼっそぼそでところどころ火の通っていない米が三合分もできあがり、あまりの不味さに頭を抱えつつ、残りは冷凍してお粥を作って消費した。何故こんな不味い米が炊き上がったのか。同じ失敗を二度繰り返さないため米袋に書かれた「米の炊き方」をきちんと読むと、無洗米は通常の米を炊くときよりも多めに水を入れなければならないと書いてある。あぁ、そのためにあんな不味く仕上がったのか。米の炊き方なんて何でも同じだと思っていたから油断した。なるほどちょっと多めに入れるのだな。

ってんで規定よりも多めに水を入れて、テーレーレーレーレーレーレー♪ なる炊き上がりを知らせる音を聞いた後、軽く蒸してから蓋を開けるとほっこりと上がる白い湯気。そこにはつやつやぴかぴかの美味しそうなご飯が……あってほしかったが何だこれ。見た目からして嫌な予感。艶というものが全くなく、ぼそぼそっとしていて不味そうだ。

試しに一口食ってみたところ、火はきちんと通っていたがぼそぼそぼろぼろは変わらず、不味かった。

主食が不味いことほど悲しいことはないかもしれない。あまり食欲も出ず、もそもそと食事を終え、余ったご飯をラップに包んで余熱を取って後冷凍した。さて、はて。無洗米だったから悪いのか、それとも二キロで八百四十円という格安の米だったから悪いのか、はたまたその両方か。どちらにせよ、次回は別の米を買おう。だがまだ冷蔵庫の中に件の米は残っている。あぁ、可能ならばどこぞの結婚式にでも乱入して盛大にライスシャワーを新郎新婦に浴びせかけてやりたい。当分は粥かリゾットもどきを食うしかないかなぁ。憂鬱なことだ。


2010年1月26日 (火) 緑茶カウント:5杯
友人達と話していたときである。何の会話の流れか忘れたが、うちの一人が「せむしのような感じだね」とさらりと発言して、その自然さに自分は少し驚いた。「せむし」とは背骨が弓なりに曲がった人のことで、「めくら」や「おし」と同じく差別用語の扱いを受け、口にするのはタブーといった風潮が流れている。

ここではあえてその是非は問わない。ただ友人の口ぶりは悪意を含んだものではなく、彼女にとって「せむし」という言葉が生きた言葉として扱われていることに驚いたのだ。自分も「せむし」という言葉は知っているし、意味も理解している。しかしそれは知識としての言葉であり、己の中では日常から外れたものとなっていた。

自分達は日本文学を専攻しているため、いわゆる差別用語とされているものに触れることも多い。言い換えればそれらに触れることは避けて通れない道であるとも言える。そういった学問としての対象の言葉、もしくは少し古い本に出てくる昔の言葉として自分は捉えていたが、現代の自分と同年代の人間の中でも未だ日常言語として生きていたことが、まるで絶滅しかけた動物をそこらの草っ原で見かけたような感じがして、思いがけない再会を嬉しく思った。

動物や植物だけじゃなく言葉も絶滅するからね。あぁ、生き残ってんだなぁと思ったのさ。


2010年1月27日 (水) 緑茶カウント:0杯
去年の筋肉少女帯赤坂初期曲ライブで物販の列に並んでいるところを偶然近くまで遊びに来ていたおじさんおばさんに発見されたとき、せっかく同じ県に住んでいるんだから今度食事にでも行きましょうと誘われ、今日出かけてきた。まさかの思わぬ縁である。とはいえ、おじさんおばさんとは一年に一度会うか会わないか、年齢はおよそ二十歳ほど離れている、いったい何の話をすればいいのだろう。母の妹であるおばさんとは子供の頃からのお付き合いだし気楽に話せるけどおじさんとはまだそんなに打ち解けた会話をしたことないしなぁ、と直前まで考えていたが心配は杞憂に終わった。

いやぁ楽しかったよ。イカスバンド天国やらバンドブーム、ポルノグラフィティの話で盛り上がってきた。いいなぁ。リアルタイムでイカ天を見ていたなんて世代だなぁ。そのうえバンドブームかポルノグラフィティのそれぞれどっちかならともかく、両方の話ができる人には家族以外で今まで出会ったことがなかったのでまた嬉しい。

このように楽しく盛り上がったのだが今回この席におじさんはいなかった。曰く、おじさんはそんな乗り気じゃないように見えたから平日にしちゃったけど、後でそのことを伝えたら「何で俺の行けない日なの?」と残念がっていたそうで、だからまた今度三人で食事をしましょう、との話である。というわけでいつになるかはわからないが次は土日に会うことに。今度は何の話ができるかな。


2010年1月28日 (木) 緑茶カウント:0杯
取り越し苦労にもほどがある。本日は卒論の口頭試問の日で、例え卒論を提出してもこの面接をクリアしなければ単位はもらえないとのお達しがあった。恐ろしい。いったいどんなつっこみをされるのだろう。戦々恐々としながらパソコンの中の卒論データを読み直し、つっこみどころを探し、それに対する返答を考え、集めた資料を再度整理し、しかし準備を重ねれば重ねるほど緊張がひどくなり、ついには夜中胸がムカムカして吐き気を催すほどになり、横になってもハラハラして眠れず、緊張を緩和するため好きな音楽を聴いてみるもあっさりアルバム一枚聴き通してしまって眠気が全くやってこずってこれはハードロックなんか選んだ自分が悪いのだが、結局眠れたのは朝の六時になった頃。通常はあまり緊張しないタイプであるくせに珍しいこともあるものである。

ところが、これほど緊張しまくって準備を整えて挑んだにも関わらず面接はたったの五分で終了。ちょっと中身について触れられたがほとんどは雑談で、大学卒業後に向けての励ましの言葉を頂いて大変穏やかにすんでしまった。…取り越し苦労にもほどがある……。

研究室から出たときにはすっかり脱力してしまったが、何にせよ無事に終わって安心した。その後はしょっちゅうつるんでいるサークルメンバー五人で打ち上げがてらパブへ行き、ジントニックのラージサイズを二杯に、モスコミュールのラージサイズ、何か赤いカクテル、ハイネケンをそれぞれ一杯飲み、フィッシュアンドチップス、ピザ、ニョッキなどを腹いっぱい食べてカラオケ行って楽しく遊んだ。こいつらとこうして頻繁につるめるのもあとちょっとしかないのだな、と思うと寂しくなるが、騒いでいる最中はそんなことを思う暇もない。会える間に会っておこう。遊べる間に遊んでおこう。懐は寂しくなるがまさに今しかないからな。


2010年1月29日 (金) 緑茶カウント:0杯
病院に前回の検査結果を聞きに行くためだけに一旦群馬に帰ってきたが、前帰省したときも思ったが何て寒い土地なんだ! 電車から降り立った途端に空気の質が変わったこと、否、風の種類が変わったことを体感して思わず自身の体を抱きしめてしまった。この寒ささえなければ過ごしやすい土地なんだがなぁ。


2010年1月30日 (土) 緑茶カウント:0杯
簡単に今までの経緯を説明しよう。去年の十二月末に、水を口に含んだときに、まるでみぞれでも混じっているかのような妙な舌触りを感じ、まさか水道水が汚染されているのかと恐怖した。しかし確認のため買ってきたミネラルウォーター、ペットボトルのお茶を飲んでも同様の舌触りを感じる。よって、水が問題なのではなく自身の体に異常があることが発覚。水が汚染されていなくて安心したものの今度は己の体が心配になり、病院に行こうにも日程の都合がつかなくてすぐには行けない。仕方が無く帰省してから地元の病院に行くことになった。

診てもらった耳鼻咽頭科で、恐らく亜鉛不足による味覚障害ではないかと診断され、念のため血液検査をして亜鉛の薬を処方してもらい帰宅。一週間後また来院することになったが、亜鉛の薬を飲んだことにより妙な舌触りを感じることはなくなる。そして一週間後に病院に行くと、正式な検査結果はまだ出ないが血液中の中性脂肪値が極端に低いのでもっと脂っぽいものを食べるようにと指示されてびっくら仰天する。そういうわけで検査結果が出るのを待ってからまた病院に行かなければならなくなったが、大学の試験の都合で今月末まで実家に戻ることはできず、念のため亜鉛の薬を多めに処方してもらって試験が終わるのを待つことになる。

で、やっと試験やもろもろの用事を済ませて昨日実家に帰り、今日また病院に行って検査結果を聞いてきた。まぁ案の定亜鉛不足だった。80なきゃいけないところがぎりぎりの81しか無く、一応数字の上ではクリアしているが健康から考えれば足りてない状態だということだ。医師からはファーストフードの類を食べ過ぎないようにと注意され、あと三ヶ月ほど亜鉛の薬を続けるようにと言われ錠剤をごっそりもらい、帰宅した。

何にせよ妙な病気じゃなくて良かったが、そんなファーストフードなんて頻繁に食べないのになぁ、つっても貝類が嫌いで一人暮らし中は全く食べなかったから、そりゃ亜鉛も不足するわな。これからは健康を維持するために脂っぽいものと亜鉛の入ったものを多めにとらなければならないが、節約のため肉をあまり買わず好き嫌いで貝類を一切排除した食生活のままじゃ当たり前ながら難しい。亜鉛は三ヶ月は錠剤があるからそう無理せんでもいいかもしれんけどさ、つってもね。貝以外に安価で食べやすい良いものがあればいいんだがなぁ。健康のために調べてみるか。


2010年1月31日 (日) 緑茶カウント:3杯
亜鉛は豆類にも含まれているとの情報をいただいたので、貝類は従来どおりにガン無視して煮豆、納豆の類をむしゃむしゃ食べることにした。よしよし、これでオーケーだな。

話は代わるが、自分に対して興味を持っていない人に話しかけられることほど鬱陶しいことはない。興味が無くてどうでもいいなら話しかけてこなければいいものを何故わざわざ話しかけてくるのだろう。全く同じ問いかけを何回訂正したかわからんぜ。それに対していちいち「そうでしたっけ初めて聞いた!」とでもいうような顔をして感心・感動してくださるのが人の神経を逆撫でする。一回や二回ならともかく四回五回も繰り返して質問したこと自体を忘れるなら質問するのをやめろよいっそ!

これが仕事上の関係などの、興味がなくてどうでもいいけど会話をしなければならない間柄ならまだしも、会わなきゃ会わないですむし会話をする必要も生じないってんだから腹が立つ。小学校じゃあるまいし、別に無理して仲良くしなきゃならないわけじゃないんだから興味が無いなら放っておいてくれ。知りたくもないことをわざわざ尋ねるのはよしてくれ。疲れるなぁ。疲れるものだ。




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