12月      

2009年12月1日 (火) 緑茶カウント:2杯
一週間だかそれくらい前に髪を切りに行き、とある前髪のようで前髪でないようなしかし前に垂れてくる謎の一房が邪魔でしょうがなく、そのことを訴えたところ、じゃあちょっと梳いておきますねって梳いてもらったら邪魔な一房が枝分かれし、二房になった。

邪魔である。


2009年12月2日 (水) 緑茶カウント:0杯
猛烈に水族館に行きたい。今書いている卒業論文がまるでトンデモ本のような形態になっている現実から目を背けたい心情を投影した現実逃避に他ならない欲求だが、それとは別にもう何年も水族館には行っていない。いや、水族館ってそう頻繁に行くもんでもないと思うけどさ。

そして水族館と言えば思い出す。色盲の友人が語った話だ。彼は水族館に行っても、魚の泳ぐ水槽は電源を切ったテレビの画面のようにしか見えなくて、黒いガラスにうっすらと自分の顔が映るのを眺めて、水族館ってのはいったい何が楽しいのだろうと思っていたのだそうだ。それが色の見える特殊な眼鏡を手に入れてそいつをかけて水族館に行ってみたら、初めてガラスの向こうで泳ぐ色とりどりの魚が見えて、「こんなに綺麗だったのか!」と感動し、それから水族館が大好きになったそうである。

他に彼は、俺にとっては赤と緑が逆だから、夏に木々は紅葉して秋に緑の葉が芽吹く、だからお前らと見える季節が逆なんだとも言っていた。同じ景色を眺めているつもりでも全然違うものが見えている感覚が自分にとっては少し不思議で興味深かった。


2009年12月3日 (木) 緑茶カウント:3杯
大学の図書館からの帰り、夕飯を学食でとっていくかどうしよっかなと悩みつつ学食の前を通り過ぎようとすると、でっかいガラスの壁に一人の男がバッと椅子から立ち上がって近寄って、手をブンブン振りながら存在をアピールしてきた。サークルの友人である。見ればそこにはサークルの連中が彼も含めて三人集まっていた。うちの一人は後輩だ。

おお、と思って学食に入り奴らのテーブルに歩いていき、空いた席に腰を下ろす。何をやっていたのかと尋ねれば、ちょうど三十分ほど前までこの席にはサークルの女子、ここに一人いる後輩と同学年の娘、つまり後輩の女の子がいて、彼女の家計簿を整理していたと話していた。何のこっちゃと思い詳しい内容を聞き出せば借金がどうとかの穏やかでない話。何と彼女、実家暮らしであるというのに九ヶ月間の出費が九十五万だというのである。

実家暮らしである。無論水道、光熱費、家賃、通信費などは一切含まれない。

何故そんな出費になっているのかと聞けば、びっくりするほど衝動的に金を使ってしまうせいだそうだ。そのため収入と支出が全く釣り合ってなく、では足りない分はどうしているのかと問えば家族からの借金で賄っているのだそうだ。すげぇ。貸す家族も家族だな。

「あれはありえない」「ありえない」「親に隠れて煙草吸うために毎日ドトール寄ってるんですよ」「だからまずその習慣を無くすために煙草を捨てさせた」「でも多分もう買い直してるね」「他にもPasmoのチャージが週で七千円とか」「朝起きられないから家で朝食食べずに買い食いしちゃったり」「実家暮らしで食費九ヶ月で四十万とか意味わかんないですよ」といかに彼女の無駄遣いがすごいかを聴きつつカツカレー大盛りを食べた。いやー豪快というか奔放な人ってのはいるもんだなぁ。面白かった。


2009年12月4日 (金) 緑茶カウント:2杯
図書館で卒論作業をする間、下半身が暇だったので机の下で足を水平に持ち上げて保持していたら帰宅後足がだるくなった。今は湿布を貼っている。暇な奴をわざわざ意味無く働かせる必要はないことを痛感した一件であった。


2009年12月5日 (土) 緑茶カウント:0杯
たまにやる、楽しい音楽を聴きながら酒を飲む寝る前までの時間は至福の時だ。そりゃ欲を言えば発泡酒でなくてビールを呑みたいだとか、ノートパソコンからでなくってCDプレーヤーで再生して音楽を聴きたいなどいろいろあるが、このちょっと足りない感じがまた良いのだろうな。と思う。

何だかんだとあるにはあるが、それでも自分はだいぶ幸福な方だと思う。小学校の頃は遊びに誘うのはいつも自分で、誘われることは滅多になくそれを寂しく思っており、小学校から中学にかけてはクラスでは居場所があるものの何となく孤立気味になり、今思えばこそ過ごしづらかった時期もあったのだが、最近は遊びや呑みにも誘われたり、自分から企画もしたり、良い友人にも恵まれ、さりとてべったりで疲れることもなく基本は個人行動でのんべんだらりと気軽に過ごし、楽しく生活できている。

中学の頃、「大学に行けば解決するよ」と担任の先生に言われた悩みも、当時は大学までなんか待ってられっかよと思ったものだが、実際大学に行ったら本当に解決した。高校の頃もだいぶ解消されていたが、大人になるってのはこういうことかと昔を思い出してふと思う。

さて、良い気持ちのまま寝るとすっか。


2009年12月6日 (日) 緑茶カウント:6杯
昨日一昨日と寒い思いをしたので、本日ようやく毛布をロフトより引っ張り出して日に干した。これで暖かく眠ることができるだろう。

たまにお前は寒さに強いのだなといった内容のことを人に言われる。それは十二月の頭になっても帽子、シャツ、パーカー、ジーンズという薄着で過ごしているせいであるのだが、別に寒さに強いわけではなく、単に厚着が苦手で尚且つマフラーがつけられなくて手袋が面倒くさいだけなのだ。あとコートやジャケットは実家に送ったまんまで今手元に無いのだよ。寒くないから薄着をしているのではなく、寒いけど薄着をしているだけなのだ。むしろ寒いのは苦手である。

しかし、うまいこと体温を保持できればある程度寒くても我慢ができる。空腹などで一度体内の熱がスッカラカンになると寒さのために死ぬような思いをするが、たっぷり食べてなるべく体を動かすようにしていれば末端部分が冷えても何とかなる。じっとしているのが一番良くない。

とはいえものには限度があるのでそろそろ実家から防寒着の類を送ってもらおう。この時期に風邪を引いたら大変だしな。


2009年12月7日 (月) 緑茶カウント:5杯
もう何回行ったのか正確な数は覚えていないが、確か四回行ったような気がするが、目黒寄生虫館に行きたい。あそこはいいぞー。入館料無料で好きなだけ寄生虫を眺めていられる。寄生虫の豆知識も得られるし、約九メートルのサナダムシは見ごたえがあるぞ。寄生虫デザインのシャツやアクセサリーも売ってるぞー。ホルマリンがたくさんだぞー。

卒論終わったら行こうかな。そんなに遠い場所でもないし。


2009年12月8日 (火) 緑茶カウント:2杯
このところコンタクトをつけると目が非常に疲れるようになってきた。前は風呂上りにコンタクトを外せばちょうど良いくらいだったが、最近は帰宅するとすぐにコンタクトを外して眼鏡をかける。外出時に目薬を携帯し忘れると大変だ。ドラッグストアが見つかれば良いが運悪くそういった店舗を発見できないと道端で苦しみ悶えることになる。さりとて眼鏡オンリーにする気もなく、できるならこれからもコンタクトレンズとお付き合いしていきたいが、どうしたものだろうか。単に一時的に目が疲れているだけならいいのだが。考えものである。


2009年12月12日 (土) 緑茶カウント:3杯
web拍手がいろいろと新しくなって機能が増えて便利になったとは思うものの、サイトを更新するためにローカルからページを開くたびに「セキュリティ保護のため、コンピュータにアクセスできるアクティブコンテンツは表示されないよう、云々」という情報バーが表示されて面倒くさい。さらに拍手のお礼画面が上のアドレスバーも戻るボタンも何も無い状態で表示され、そこはどうにも好みじゃないし不便なのでちょっといじってみた。

<a href="http://clap.webclap.com/clap.php?id=「ウェブ拍手のID」" target="_blank" onclick="window.open('http://clap.webclap.com/clap.php?id=5vSAnz3Av3NBP4fYZ@','webclap','toolbar=yes,location=yes,directories=yes,status=yes,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">「拍手ボタン」</a>

これがweb拍手を設置するためのタグだが、これのtarget="_blank"から後ろをざっくり削除して、以下のようにすると不便がなくなった。

<a href="http://clap.webclap.com/clap.php?id=「ウェブ拍手のID」" target="_blank">「拍手ボタン」</a>

これなら情報バーも出ないしお礼画面が全画面表示のようになることもない。とはいえ、自分はパソコンにもタグにも詳しくないんで、もしやってみておかしかったら公式通りにタグを設置した方が良いと思う。まぁ一例ってことでよろしくお願いします。


2009年12月13日 (日) 緑茶カウント:4杯
六日の日記でそろそろジャケットを実家から送ってもらおうと書いたくせに、未だそれを実行せずシャツ、パーカー、帽子、ジーンズといういでたちで日々を過ごしていたのだが、昨日ついに母親から「あんたうちにあるジャケットどうするの? 使わないの?」と電話にて尋ねられ、明日ジャケットを送ってもらうことになった。二十歳を過ぎて尚親に服装を管理されるとは誠に情けないことである。

ところでこのところは卒論に追われていて、日記を書くよりTwitterでだらだらつぶやいていることの方が多い。ただ、Twitterでは意図的に音楽、主に筋少の話題をつぶやくことにしているので、それというのもこっちのサイトでつぶやいても切りが無いし他の日常の話題を書くことができなくなりそうなのでそうしているのであるが、よって筋少を知らない人が見てもあまり面白くはないだろうと思います。


2009年12月15日 (火) 緑茶カウント:0杯
いよっしゃー!! 卒論終わったー! 題目と内容がずれ始め、軌道修正をしようにもガンガン横道にそれていったときはいったいどうしようかと思ったが、最終的には何とかなった。あぁ良かった。

これで年末のライブ、ライブ、ライブ、忘年会、クリスマス会などなどに向かって突っ走ることができるぜ! だがしかし! まずは部屋の掃除だな! 全くこいつは酷い部屋だ! 何か新しいものが発生しそうな酷さであることだよ!

今日は同じ教授の下で卒論指導を受けた友人と定食屋で夕食をとった。あぁ、ほっとした。


2009年12月16日 (水) 緑茶カウント:0杯
いやー酒がうまい。これから忘年会やら何やらで呑む機会が増えるとわかっているのに、つい買ってきてしまった。あー…、酒、好きだなぁ。

つっても常備してるのはボンベイ・サファイアくらいで、日々飲酒をすることはない。発泡酒はビールよりも安いが、それにしたって毎日飲めるほど安くはないからね。自分は百グラム千円の緑茶を購入するが、緑茶はそうそうすぐには無くならないのだよ。

まぁゆっくりもしていられない。せっかく卒論が終わったのだから年賀状を作成しよう。去年のように紅白見ながら年賀状を作成するのは叶うなら御免こうむりたい。年末年始は安らかに過ごしたいものだ。


2009年12月17日 (木) 緑茶カウント:3杯
「やめてっ! 私の唯一のアイデンティティを奪うようなことはよしてちょうだい! そんなことをしなくても、手軽に、気軽に炊けるように、ニベアを手指にすり込んだお母さんがそのままの手を突っ込んでニベア味のご飯を炊くなんてことのならないように、皆が苦心惨憺して私を開発したんだから、お願いだから私を研ぐのはやめてー!!」

という無洗米の叫びをガンガンに無視してがっしがっし米を研いで食している。生憎であるが、いまいち無洗米の存在を信用していないのだ。それでも尚買うのは何故なのかと問うならば、単純に他の米よりも安いからである。二キロで八百三十円だ。喜ばしいことだ。


2009年12月18日 (金) 緑茶カウント:4杯
みかんを買ってきたのは良いがみかんを置く場所がなく、仕方なく起きているときはみかんの詰まったネットを布団の上に置いて、寝るときは布団の上からこたつの上にみかんを移動させるという日々を送っている。

だがしかし! 本来みかんを設置するべき通称「みかん入れる籠」は一昨年あたりから我が家に存在している。ならばそこにみかんを入れれば万事解決するのだが、あいにく去年の春から今にかけての籠が空っぽだった時期に、じゃあちょっと邪魔だしこれ入れとくか、ってんで、みかんとは何の関係もない、コピック、充電器、ホチキスなどが突っ込まれ、みかんが置けなくなっているのである。

これはまさに、長期旅行から帰宅したら自宅に全く見知らぬ人が我が物顔で住み着いているような有様で、さぞかしみかんも困惑していることだと思う。自分も困惑している。だってみかんって十個くらい買ったら一個くらい傷んでたりするじゃん。それの汁が布団についたら嫌じゃん。柑橘系の香りで心身ともにリラックス、健やかな安眠をご提供いたしますなんて効果が期待できるかもしれないが、別に安眠できなくて困ってることもないし、布団がみかんの果汁で汚れるのも嫌だし、だったらみかん入れる籠の中身を他所に移しなさいって話だけど寒くてこたつから出られないからまた明日やるよ。おやすみなさい。


2009年12月19日 (土) 緑茶カウント:2杯
今日は突発的に集まった三人で連れ立って飯と酒を楽しみ、食後には良い気分のままカラオケへと流れ、照明が半端にぶっ壊れた部屋であれやこれやを三時間歌ったのだが、この日初めて! 自分以外にも筋少を歌う人がいて、すげー嬉しかった! 初めてだよこんなことは!

いやー。今までは、例えばサークルの面子とカラオケへ出かけ、皆それぞれ各々の好きなものを歌う中で自分も好きなもんを歌ったり、筋少をちょっと知ってる友人と歌いに出かけたりってことはあったのだが、自分以外の人が筋少を歌うのを見たことはなかったんで、嬉しかったなぁ。何か。入れた曲に対して「ああ知ってる」という反応をしてもらえるだけでも嬉しいのに、軽く一緒に歌ったりとか、新鮮な体験だった。筋少好きで知り合って集まったわけでもないのにこれはすごい。まぁ、うち一人は自分が染めたも同然なんだが。

つーわけで本日は筋肉少女帯、アンジー、ザ・スターリン、TOKIO、ポルノグラフィティ、平沢進、吉田拓郎、ブリーフ&トランクス、などを歌ってきた。楽しかった。


2009年12月20日 (日) 緑茶カウント:2杯
水戸華之介&3-10Chainのライブに行ってきた。水戸さんを知ったのは筋肉少女帯の「青ヒゲの兄弟の店」がきっかけだ。この曲に水戸さんが歌詞を提供し、オーケンとのダブルボーカルでCDに収録され、その水戸さんの歌を聴いて「あぁ、結構好きなタイプだなぁ」と覚えていたのだ。それが数年前の話。

その後、オーケンと内田さんの仲直りの橋渡しをしてくれたという話から「あの人か!」と思い出し、たのか? このあたりもう記憶が曖昧であるが、それで水戸さんの歌声好きだったしCDを聴いてみようと思い、ちょうどTSUTAYAで四枚レンタル千円セールのときに水戸華之介&3-10Chainの「アドレナリン」を他のCDと共にレンタルし、うわーすげー好きだー! と気に入ってアンジーのCDにも手を出すようになったんじゃなかったかな。多分そんな経緯だった気がする。

しかし自分、3-10Chainのアルバムは「ロケットが飛ぶだろう」しか持っていない。「アドレナリン」と「ハロー…」はレンタルしたものの既に廃盤、サードアルバムの「セカイガマッテイル」はアマゾンで在庫は確認したものの店頭取り寄せは何故か不可能。そんなわけで、セカイガマッテイルは未聴のままライブに参戦することになった。あわよくば今回物販で買えないかと期待しつつの参戦である。

ところで今回行くライブハウスはロッカーの数が少ないらしく、それじゃあ上着や鞄を身につけたまま前の方でドンチャカするのはどう考えても邪魔になるし、駅のロッカーを利用するしかないのかと思い、上着も鞄もロッカーに詰め込みシャツ一枚と腰にシザーケースをぶら下げるという大変簡易な出で立ちで目的地に向かったらもっこもこに厚着した人が大勢集まっていて滅茶苦茶浮いた。会場でカレンダーを数枚めくり忘れたような奴を見かけたなら八割の確率でそいつは自分のことである。

皆いったい荷物はどうするのだろうと首を傾げつつ順番を待ち、入場後すぐに疑問は解消された。人々はステージ前で己の立ち居地を決めると鞄を外して上着を脱ぎ、壁際の隅などの邪魔にならないところに置いていたのである。なるほどこういうシステムなのか。いやきっとそういうシステムってわけでもないのだろうけど。納得し、自分もベルトからシザーケースを外して壁際に置かせてもらった。立ち居地は下手側の前から三列目あたりである。ステージはそれほど高くもないが、運良く視界が広いため充分見渡せそうな塩梅だった。

開演を待つ間ぞくぞくとやってくる人々を眺めてみると、客層が筋少に比べ圧倒的に女性が多くて驚いた。筋少の男女比はオーケン曰く六対四ほどらしいが、3-10Chainは見たところ九割女性のようだった。自分の前方に立っているのも女性ばかりで男性は一人として見当たらない。なるほどそれで普段より視界が広いのか。

じりじりと待っていると照明が落ち、SEがかかってわぁっと歓声が沸き立つ。下手側の通路からメンバーがやってくるのが見える。おおー! 内田さんが目の前だ! 近い! すげー! そして最後にやって来たのは水戸華之介、その人だー!! うわああああああ!!

以下、順番が滅茶苦茶な曲目である。他に四曲ほど未聴の曲があった。はずだ。

明日への誓い
地図
青空
アップルティーをもう一杯
愛に愛はあるか
トゥルー・ロマンス
Romanticが止まらない
バースト&ワースト
ロケットが飛ぶだろう
天井裏から愛をこめて
遠くまで
100万$よりもっとの夜景

このうえさらに数曲記憶からぶっ飛んでいる気がする。何だろう。押しは全然無かったし、人と人の間にも隙間があったのだが、怒涛の演奏という感じだった。特に後半、水戸さんが最前の客が掴まるフェンスを踏んで客席側へと身を乗り出して歌うようになってから、曲と曲の境がわからなくなるくらい、間髪入れず次の曲が始まって暴れっぱなしになるような。体力的な辛さは全然無いのが信じられないくらいだった。

一曲目から気に入りの「明日への誓い」が始まってテンションが上がった。いやったー! 初めてこれを聴いたとき、途中で突然ヨーデルチックになってびっくりしたんだよなぁ。これは何てジャンルなのか未だによくわからない。

最初のMCで水戸さんがM-1の結果を言った奴は殺す! 年の終わりに殺しなんてしたくなんてないから言わないように、殺すのも大変なんだから! というようなことを言って笑いをとった。そうか今日はM-1グランプリがあったのか。水戸さんのMCで気づかされたぜ。

今回特に嬉しかったのは「明日への誓い」「地図」「青空」「Romanticが止まらない」「天井裏から愛をこめて」。覚えている限りでは。他にも、何か、いよっしゃー!! って思ったのがあったはずなのだが、楽しすぎてぶっ飛んだ。全く何て頼りにならない脳みそなのだ。我がことながら情けない。「地図」「青空」は涙腺に来たなぁ。身につまされるというか何と言うか。頑張ろうって思う歌だ。そしてコーラスが格好いい。いきなり筋少の話になるが、筋少の好きなところってのは歌詞にと曲にといろいろあるが、その一つに「野太いコーラス」もある。また、これが結構でっかい。内田さんのあの低いコーラスが大好きなのだ。

だからこそ! 「天井裏から愛をこめて」を内田さんのコーラスで聴けたのはとても嬉しかった! この曲をやるとは思っていなかったので予想外の嬉しさもある。ちょうど昨日カラオケで歌ってきたよ! るろ剣でこのフレーズが使われてると教えてもらったよ! 何てナイスタイミングなのだ。

「トゥルー・ロマンス」「Romanticが止まらない」「バースト&ワースト」は森若さんをゲストに迎えての演奏。「トゥルー・ロマンス」は水戸さんが森若さんの歌うバージョンを聴いてみたいとのことで選ばれたそうだ。「Romanticが止まらない」からはギターを持ってボーカルだけでなくギタリストとしても演奏に加わる。赤地に白に一部黒、女の子のイラストと英語のスペルらしきものが描かれた女性らしい可愛いギターで、衣装にもぴったりだなぁと思っていたら、何とそれは内田さんから借りたものだった。所有しているストラトは渋いので貸してもらうことになったそうである。ここで、リハーサルで久しぶりに森若さんがギターを弾いたらまさに久々といった状態で、こりゃ内田さんからギターを借りて家で練習するのかと思いきや持ち帰ることなく置いて帰ったんだぜ! というようなことを水戸さんが話し、それに対して森若さんは家では渋いストラトで練習した、というようなことを返していた。

「バースト&ワースト」は今日のライブで一番印象的で、尚且つ格好良かった曲だ。これぞまさにライブ! という楽しさに溢れていた。CDとは異なり、演奏の途中で別の曲になり、メンバーそれぞれの見せ場が披露されてまた「バースト&ワースト」に戻る。内田さんのベースソロが間近で見られて、聴けて、大変興奮した。森若さんはおもちゃのステッキのようなものをギターの弦に押し当ててステッキのスイッチを押してステッキから音を出すパフォーマンスも見せていた。

客の勢いが増したのは「天井裏から愛をこめて」からだろうか。この曲のあたりから前から三列目の位置から二列目になり、客のアクションも爆発し出した。それまでは上下に揺れつつも爪先は床につけたまま膝と踵を動かしていた人々が、完全に足を床から離して飛び跳ねだしたのではなかろうか。人気曲の魔力恐るべし。

アンコールは二回で、一つ目のアンコールが確か「100万$よりもっとの夜景」だったような気がする。最後のアンコールはまだ知らない曲だったが、夢中になって音楽に合わせて体を動かしまくった。…たっのしかったなー!

MCでは水戸さんが最近家に生えている木を切った話をしていた。前の住人が植えていったもので、三本あったうちの二本だけを切り一本は残しておいたのだが、その一本をこの間ついに切ったのだそうだ。それがまた凄まじい木で、はっさくサイズの実をつけるのだがこれが苦くて全く美味しくなく、使うとしたら焼き魚に絞る用途だと思われるがたかだか焼き魚に絞る程度にそんなでかい実は必要ない。さらに、カラスも食わない不味さのくせに枝からは十五センチほどの棘が生えてまるで末期のパンクスのようになっていて、どうせカラスも食べないのにそんな風に実を守ってどうするんだ、とつっこんでいた。

この謎の木の話から続いて、内田さんの家にも木が生えており、それは普通の枇杷の木なのだが、内田さんは枇杷が好きではないそうだ。そしてその枇杷の実が内田さんの車に落ちるため、枇杷の季節には内田さんの車には蟻がたかっているそうである。すると澄田さんが自分は枇杷が好きだと名乗り出て、そこからドリンク代込みならぬ枇杷込みライブをやろうという話になった。

また、序盤の方で来年ベストアルバムを出すとの告知があった。ベストアルバムは売れるからということで作ることになったのだそうだが、どこに需要があるのかと水戸さんが話していた。ここに集っているのはベストアルバムを買うまでもなくコアなファンばかりだろうということらしい。そして、これからはグレーゾーンの方々、あまりコアじゃない人を増やしていこう、お友達のプレゼントにどうぞ、と勧めて笑いをとっていたが、そのグレーってまさに自分のことじゃなかろうか。いや、欲しいけど買えないだけなんだけどさ! ベストアルバム嬉しいよ!

ベストアルバムには新曲も二曲入るそうで、そのうちの一曲を初披露してくれることに。ただし、まだ作っている「途中」なので、仕上がったら全然違うものになるかもしれないし、うまく演奏できるかもわからないとの前ふりが。曲に入る前に水戸さんが歌詞を確認していておかしかった。その曲が「愛に愛はあるか」。耳で聞いただけなので正しい表記はわからない。今回演奏したバージョンにもう一つ内田さんのコーラスが乗り、もっと重厚になる予定らしい。

間近で見た内田さんは大迫力で、距離のせいかもわからないが自分の目にはとてもでっかく映った。すごいなー。弦の上を走る指の動きがこんなにはっきり見えるなんて初めてだ。滴り落ちる汗まで見えるぞ。やっぱライブすると汗をかくんだなぁ、それはライトが熱いのか、体力を使うからなのか、それとも両方なのだろうか。また水戸さんがでっかい! そのうえダイナミック! ジャンプの高さに驚いたよ! あと歌詞間違えたり歌詞ぶっ飛んだりしなくてすげえええええって感動し、己はだいぶ毒されているのだなと改めて認識した。でもそんなオーケンが好きだ。

ライブ終了後はドリンクチケットをビールに換えてから、物販でライブ盤の「鶴亀」を購入した。「セカイガマッテイル」が無かったのは残念だったが、これは今度アマゾンで買おう。まずは鶴亀! 楽しみが増えたぞ。嬉しいなぁ。

そして上も下も汗をかいて濡れたシャツとジーンズのまま、駅まで早歩きして上着を取りに行った。いやもう本当ライブハウスから出た直後は体が温まってたから寒さなんて何ともねーやと思ったが、当たり前だがすぐに冷えたね! 今度来るときにはきちんと上着を着て参戦しようと心に誓った。寒かった。しかし楽しかった!


2009年12月21日 (月) 緑茶カウント:4杯
年越しに向けて部屋中の掃除を決行したが、あれやこれやと片付けたにも関わらずどこか雑然と感じられるのは物が多い所以である。

まぁそんなことは今更わかりきったこったので早々に諦め、さてあとはゴミ出しのタイミングを見計らって帰省の日にちを決めるだけだ。だけってわけでもないがこれは重要事項である。これに失敗すると生ゴミをゴミ箱の中に放置したまま家を出て、帰省から戻った後玄関先で余計な勇気を出さなければならなくなってしまう。年明けの初っ端からそんな冒険をするのは可能な限り、いや、不可能でも御免こうむりたい。いくら虫が好きだからって部屋を蛆蝿に占領されるのは喜べない。むしろ泣く。

というわけでカレンダーのチェックである。よしよし。間違わないように気をつけるぞ。


2009年12月22日 (火) 緑茶カウント:2杯
筋少ライブ、「PV集DVD復刻記念ライブ!....だからって昔の曲ばかりやるとは限らない!09総決算」を見てきたぞ! 楽しかったー!!

楽しかった。すごく楽しかった。すごく楽しかったのに終了後に物販で購入したオーケンの朗読CDを聴いたらライブの余韻がいろいろぶっ飛んだ! す、すごいCDだった…。Sleep well tonightってタイトルのくせに寝る前に聴くのにふさわしくない不条理な内容。正直怖い。そして前評判通り滑舌がよろしくない。女言葉についてはあんまり気にならなかったんだよな。オーケンが「オカマの独り言みたい」と今日も言ってたけど、オーケンは普段から煽り以外の素っぽい喋りのときはそんな雄雄しくないというか、やわらかい喋り方だから違和感がなかった。

そんな朗読CDの破壊力に抗いつつ今日の感想を朗読CD聴きながら。今回のセットリストは結構覚えていられた方だと思う。頑張ったぞ。


心の折れたエンジェル
仲直りのテーマ

日本印度化計画
カーネーション・リインカーネーション
愛を撃ち殺せ!

踊る赤ちゃん人間
俺の罪
ロシアンルーレット・マイライフ

べティー・ブルーって呼んでよね
Guru最終形
人間嫌いの歌

これでいいのだ
機械
釈迦
暴いておやりよドルバッキー

じーさんはいい塩梅
世界中のラブソングが君を
踊るダメ人間
トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
ツアーファイナル


チケット番号は四百番台前半で、七百番や八百番が多い自分にとっては充分良い番号だ。開場後逸る気持ちを抑えながらロッカーに上着や鞄を突っ込んで、いそいそとステージ前の人々の並ぶ列の後ろへ立つ。内田さん前の、前から数えて六番目あたりだ。この位置に来るのは初めてである。以前に開演と同時に橘高さん前に流されてもみくちゃになりえらい目に会ったこともあったが、多少なりともあれから経験を積んだし、何とかなるに違いない。

一時間ぼうっと立っているのはしんどいが、後の楽しみを思えばこの待ち時間も苦ではない。それくらい好きなんだよなぁ。

そうしてお待ちかねの開演だ! どどっと押しが入り、するするするっと前から三列目まで移動できた。すげー! 視界が良い! メンバーの靴まで見えるなんて初めてだ! 前回の3-10Chainのライブに続いて運が良いなぁ。背中を向けてステージに立つメンバーが格好良い! 初っ端は心の折れたエンジェル! やったー! この掛け合いがすっごく楽しいんだよなぁ。エンジェル!

仲直りのテーマが終わったところでMC。二曲目だけど既に疲れたとオーケンが告白。早いよ! そして次の曲は誰もわからないような、のれないような珍しい曲をやっちゃうよ、と前ふり。おお、いったいどんなレアな曲だとお客が演奏から曲の正体を探り当てようとして、ちょっとした緊張感が流れたのにまさかの日本印度化計画! 騙されたー!

ここで間奏中に初めて橘高さんのピックシャワーを浴びたが、手を伸ばしたものの指で弾いてしまい取ることはできなかった。でも真上からピックの雨が降る光景を見られて良かったなぁ。壮観だった。いつか取ってみたいものだ。

印度のあとにはカーネーション・リインカーネーション。この曲も大好きで嬉しいが、次の曲はもっと嬉しかった。「愛を撃ち殺せ!」だ! これ、もしかして自分は初めてライブで聴いたんじゃないか? 感無量だよ本当に。どうせなら交渉人とロザリアも聴きたかったが、それは明日に期待しよう。

この後のMCで確かオーケンの朗読MCの話になったんじゃなかったかな。前回の横浜ブリッツのライブでエディがオーケンの朗読CDをすごく楽しみにしてる、赤坂で感想を言うと言ったそうで、その話と朗読CDのいろんな評判を聞いていた自分は今回エディがどんな感想を語るのか非常に楽しみにしていた。するとエディは、オーケンはオカマの独り言みたいって言ってたけどそんなことないよ、結構いいよ、そりゃ朗読界の大御所には敵わないけど下手なアイドルの朗読よりずっと良い、ただしサ行が怪しいけど、というようなことを言ってオーケンを褒めた。

エディに褒められたオーケンは、じゃあ怪談の朗読CDとか出しちゃおうかな、でも滑舌悪いからなと言い、それに対して橘高さんが、ああいうのは滑舌が良くないのもまた怖さの味になっている、という内容のことを話し、オーケンがちょっと喜ぶと、君のことを褒めてるんじゃないよと橘高さんがつっこんでいた。

そしてその後にオーケンが、ブルーレイを買ってお笑いとかたくさん見てる、でも寝る前にそういうのを見ると眠れなくなるから、最近は文学を読むようにしている。カラマーゾフの兄弟とか…、文学って難しいから。それで坊ちゃん…、じゃなくて夏目漱石の、「吾が輩は猫である」を読んでいたら、部屋の隅から赤ちゃんの声が聞こえて、何だこれ何だこれって思ったら「吾が輩は猫である」ではなくて「吾が輩は赤ちゃんである」で…、という繋ぎで踊る赤ちゃん人間へ。で、ここまで書いておいて何だけど朗読CDのトークは赤ちゃんの前じゃなかったかもしれない。ここのMCこんなに長くなかったような気がする。まぁあれだ。朗読CDのせいで記憶がぶっ飛んだのだからしょうがない。

スタッフによだれかけをつけられ、ガラガラを手に持ったオーケンは「おぎゃーおぎゃー、あばばばばばば」といつものように絶好調で、赤ちゃんになりきったまま内田さんをメンバー紹介。内田さんもまさか赤ちゃん人間にメンバー紹介をされるとは思わなかったことだろう。面白かった。しかし間奏中、オーケンがドラム台の周りをハイハイしていたのだが、流石にそれはどうかと思った。どうかと思った。

俺の罪では内田さんのボーカルが聴けるのが嬉しい。今日はせっかく内田さんの目の前だったので、たっぷり堪能すべくベースの音を追ってライブを楽しんだ。低い音がビリビリと体に振動するのが心地良い。そうか、ここではこんな音を出しているのか、と確認できて嬉しかった。

ロシアンルーレット・マイライフは是非ともやってほしかった曲だ。本編の掛け合いはもちろん、アウトロの怒涛の展開がたまらない。最後の方は早すぎてもう拳を振るのも追っつかなくなってしまった。

ロシアンが終わった後は小休止でアコースティックタイム。おいちゃん、オーケン、橘高さんが椅子に座り、少し長めのトークをしてから曲に入る。「ベティー・ブルーって呼んでよね」は今のオーケンの歌い方にぴったりで、プロの歌手に抱くべき感想ではないと思いつつも、うまいなぁ…としみじみ感じた。今日はこれを聴けてよかったな。

Guru最終形はおいちゃんのコーラスが良かったなー。あのコーラスが好きなんだよ。人間嫌いの歌では歌に入る前の手拍子が長く、オーケンが何かやってたらしいんだが自分の位置からは見えなかった。自分はぎゅうぎゅうづめの中手を上げて手拍子をするのが辛かったので、まだか、まだか、もう勘弁してくれ! と思っていた。

穏やかな曲が続いたところで激しいの行くぞー、激しいの行くために上着を着るぞー、とオーケンが紫色のテラテラした妙な上着を着る。相変わらず衣装のコンセプトがわからないが、とりあえず激しい曲をやると汗をかき、体が冷えるので上着が必要だということはよくわかった。「これでいいのだ」のタオル回しは三番からとオーケンが告知し、疲れるから三番の前半だけでいいよねと振ると、メンバー、客席から「えー」というレスポンスが返り、結局最後まで回すことになった。

本編最後はドルバッキー。意外にも、この曲を本編の最後に持ってきたことは今までなかったらしい。へー、そうなんだ。

アンコールの後にはオーケンがターバンを脱いで帽子を被って現れたが、ベルトをつけ忘れてズボンが下がってきたらしく、スタッフにベルトを持ってきてもらいステージ上でつけてもらっていた。その際スタッフさんがペンライトでベルトを照らしながらベルトをつけていたらしく、オーケンが「そんなとこ照らさなくてもいいよ!」と突っ込みを入れていたようだ。ようだ、と言うのは声から判断したからで、自分の位置からじゃオーケンの背中しか見えず、スタッフさんが何をしていたのかよくわからなかったんだな。

そしてエディ、長谷川さんも前に出てきてメンバー全員横並び。オーケンが「マイクを手に持った方が可愛いよ」と皆に勧めてメンバーにマイクを持たせ、「もっと近づいた方が可愛いよ」と皆につめることを勧めてメンバーの距離を縮めたが、今度は近すぎたのか「ちょっと近すぎるよ!」と距離を開けることを促し、おいちゃんとエディと長谷川さんがわざとぎゅんぎゅんにつめてオーケンがステージから落ちそうになっていて面白かった。しかし中央でボーカルを挟んで立つのがサポートメンバーって変な並び順だな。

で、歌うのはもちろんメンバー全員大合唱の「じーさんはいい塩梅」。歌う前に長谷川さんの隣にいた内田さんが足元の方を指差していて、そのあたりを長谷川さんはずーっと凝視しながら真剣な面持ちで歌を歌っていた。恐らくそこに歌詞カンペがあったのだろう。内田さんはPVと同じような不思議な踊りをしていた。踊りってほどでもないか。振りか?

「世界中のラブソングが君を」では、あの重厚なコーラスはどこからか流しての再現だった。この後にMC。オーケンが内田さんからプロレスのDVDを借りたそうで、それを見たよと話し、どんな内容か客席に説明していた。横たわったプロレスラーを相手役のプロレスラーがガムテープでぐるぐる巻きにして、高いところからその上に飛び降りるものだそうだ。プロレスのことはさっぱりだが過激なものだということは大変よく伝わった。

そのようにプロレスの話をした後でオーケンが橘高さんに、「ロックの話をしろよと突っ込まないの?」と逆に突っ込みを入れる。それに対して橘高さんが、「内田がまだ話したそうだったから、もっと後になってから、オリジナルメンバーにロックの話をしろよと突っ込む予定だった」と語り、オーケンが、ああ、そうだったのか、せっかくうまくトークが運ぶところだったのに、と残念がり、そんでおいちゃんはどうせ宇宙に旅立ってるんでしょとおいちゃんの方に振り向くと「我慢できなかったー!」と叫ぶおいちゃん。しかしメンバーも客も恐らく誰も、おいちゃんが何を我慢できなかったのかはよくわからなかったようだった。何だったのだろう。

この流れから、オーケンが俺はダメだなぁと自虐に入り、次の曲を示唆したところで「踊るダメ人間って言っても踊ってないんだけどね」と突っ込みを入れて笑いをとってから踊るダメ人間へ。すごかったなぁこれも。ぎゅうぎゅうづめでダメジャンプはできないし、それどころか両手でバッテンすら作れなかったよ。上げっぱなしの片手を斜めにするのが精一杯。それじゃバツじゃなくてスラッシュだよ。

この勢いのまま「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」! トリフィド! トリフィド! 流星! トリフィズ! っかぁー楽しいなー! さらに、これで終わりかと思いきや最後の最後にふさわしい、ツアーファイナルが! いやったー!! ありがとー! ありがとー!!

大満足でライブは終了。終演後に流れた曲は何故かポアロのおもちゃやめぐりだった。わはは。何でだろ。

他にMCでオーケンがおいちゃんにラーメンの話をふり、高円寺にできたラーメン屋の話題で盛り上がる。そこでオーケンが橘高はラーメン食べるの? と橘高さんに話を振ると「ラーメン? 何それ知らない」との返答が。思わず「あっ、すみません」と謝るオーケンが面白い。そうか橘高さんはラーメン食べないキャラなのか。

「おいちゃんはラーメン食べるキャラなんですよね」と振るオーケン。すると何とおいちゃんは年にラーメンを百杯食べることを目標にしているそうだ。橘高さんが本を書けるよと言うと、でもブログには書けないと返すおいちゃん。オーケンがブログにご飯の写真を載せるのはつまらないと言ったからだそうだ。そのくせこの間のブログでオーケンが崎陽軒のシウマイ弁当の写真を載せたので批難され、反省するオーケン。そっからブログの更新したくない、誰か他の人書いてよとメンバーにオーケンが振り、誰もやってくれそうもないのでサポートの長谷川さんにお願いするという流れになった。

あと高円寺の怪しい通りがだんだんお洒落になってきて、そのあたりに新しくできたカフェに入ったら赤ちゃんがいっぱいだったとオーケンが話す。オーケンのような赤ちゃんではなく本物の赤ちゃん。そこは赤ちゃんをつれたお母さんが気軽に行けるコンセプトのカフェだったらしく、オーケンは帰ろうとしたのだが店員にせっかくだからと勧められ、オムライスを注文したらケチャップでアンパンマンが描かれていたそうだ。いやでも大好きな赤ちゃんたくさん見られて良かったじゃないすか。

そうそう、それと初めて間近で見たからかもわからないが、橘高さんの二番目の衣装がすごかった。驚いた。ギターを持っているとわからないが、持っていないと全身が見えるからすげーインパクトだ。下半身がハイレグのようになっていて、そっから網タイツがぶわーっと足を覆っているという、そのままねーちゃんが着ても違和感がないデザインっつーか、むしろそっちのが良くありそうというか、流石ギターヒーローだなと思った。格好いいなぁ。

中盤あたりかな。オーケンが学生さんはいるんですかと挙手を募ったのでどうせ今年最後だからと元気良く手を挙げた。大学生? 高校生? とオーケンが尋ね、そこで止まったのだが、「中学生ー!!」と大声で叫ぶ複数人の声も聞こえた。聞こえなかったのかオーケンは拾わなかったけど、何か嬉しかったな。どんどん新しいファンが増えていることを実感できるっていいね。


2009年12月23日 (火) 緑茶カウント:2杯
本日も筋少ライブ。「PV集DVD復刻記念ライブ!....だからって昔の曲ばかりやるとは限らない!09総決算」赤坂恵比寿2daysの二日目だ。年内ではもう一つカウントダウンジャパンの出演が残っているが、ワンマンライブはこれが最後。年の終わりを飾るのにふさわしい素晴らしいライブだった。そりゃもうライブに行く前に寄った目黒寄生虫館の余韻がぶっ飛んだほどだぜ!


仲直りのテーマ
心の折れたエンジェル

イタコLOVE〜ブルーハート〜
ドナドナ
カーネーション・リインカーネーション

踊る赤ちゃん人間
抜け忍
これでいいのだ

冬の風鈴
蓮華畑
世界中のラブソングが君を

ロシアンルーレット・マイライフ
機械
サンフランシスコ
労働者M

新人バンドのテーマ
Guru最終形
釈迦
ツアーファイナル
トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く


セットリストは多分こんな感じ。このところは前よりもだいぶ覚えられるようになってきた。しかし昨日のセットリストも他の人が上げたものと比べたら一部間違っていたので、これもどうだかわからない。少なくとも最初と最後は間違っていないとは思うのだけどね。

昨日と被る曲が多いものの、珍しい曲や定番の盛り上がる曲も入ってきて個人的には大満足だ。釈迦とサンフランシスコを両方やってくれて、アンコールのラストが再結成後の曲ってのが嬉しい。ツアーファイナルとトリフィドはもうしっかりラストソングとして定着してきたようだ。再結成後の曲が締めにふさわしい力を持つってのはバンドが生きてる証拠だなって思う。

今回のチケット番号は七百番あたり。真ん中の柵より前には行けない様子だったので柵の後ろの人の列の後ろ、オーケンと内田さんの間あたりに立った。前方に背の高い人が多いのが心配であるが開演後の移動に期待しよう。どうか全く見えないなんてことはありませんように。

結果としてはそこそこだった。照明が落ちてSEが鳴り響き、開演の知らせを受けるとともに移動が起き、柵から数えて三列目まで行けたのだが、目の前の人の背が高く、また視界の先も人々の頭によってステージが隠されてしまったのだが、ライブ中は皆体を動かすため視界が開けることもあり、全く見えないことはなかった。オーケンは結構見えやすい方だったし、ステージから離れたためか昨日よりも演奏は聴きやすかったのでこれはこれでありである。それにやっぱ最前付近よりも前後左右に余裕があって動きやすいね。無理が無い。

一曲目は仲直りのテーマ。ということは昨日と一曲目と二曲目が逆かなと予想すると、案の定二曲目は心の折れたエンジェルだった。オーケンが歌詞を間違えて「心の折れた奴ら」でも「心の折れた天使」でもなく「心の折れたやつし」と言っていたのが面白かった。そしてやっぱり掛け合いが楽しい。ダダダダダダエンジェル!

昨日と同じく二曲目が終わったところでMC。あと年内はカウントダウンジャパンが残ってるけど、あれはPerfumeと木村カエラさんの間で、微妙なことになるだろうし、ワンマンはこれがラストだから今日のライブが年内最後! 実質忘年会! とオーケンが盛り上げ、忘年会だから一人一芸披露する。僕は怪談をやる、と言い出し、部屋の隅から誰かの声がする…、やだなー…、何だろう? 赤ちゃんだ! ほぎゃぁ〜、と言い出してこれは赤ちゃん人間への振りかと思いきや、「ボーカルが曲順間違えてるよーやだなーってメンバーが思ってるんだろうけど、そうじゃないぜ!」と仕切り…直したのか? こっから何がどうなってかは忘れたが、内田さんが一芸披露することになった。

内田さんの一芸はギター。昨日のライブでオーケンが「内田が楽屋でギターのプラモデルを組み立てている」と言っていたものが完成したそうで、その小さいギターを持って内田さんが現れた。学研大人の科学シリーズのものらしい。そのギターを内田さんが弾いてみせるのだが、音がどこか間抜けである。それに対し「それはCCレモンホールでの僕のギターの真似?」とオーケンが尋ね、橘高さんは「大阪でも言ったけど、この二人が始めたバンドだよ」と呆れたように笑いながらつっこんでいた。けどその後に弾いたものは曲名こそわからないものの、聴いたことがあるぞ! というものだった。さらに数曲続けて弾いて、それを聴いたオーケンは見事曲名を言い当てていて、橘高さんがよくわかるなと言っていた。子供の頃のギターの課題曲が同じだか何だかでオーケンはわかったらしい。

そしてまさかの内田さんのミニギター演奏でイタコLOVEを始めることに。しかしギターの音がうまく鳴らず、しかもオーケンも自分の歌から演奏が始まることを忘れていたせいで妙な間が空き、さらに出だしの音がうまくとれず、そのうえギターの音に笑ってしまってぐっだぐだ。「まだ二曲目が終わったところなのに」とオーケンが言っていたが、まさしくその通りである。始まったばっかとは思えないぐだぐださだ。流石忘年会だ。

ドナドナが来たときには思わず小さくガッツポーズをとった。やった! ドナドナ聴きたかったんだよ! 今回のライブではドナドナ、抜け忍、冬の風鈴、蓮華畑、釈迦、サンフランシスコが嬉しかった。特に抜け忍と蓮華畑、視界が悪くて抜け忍のコントがよく見えなかったのは残念だったが、聴けて良かったなぁ。蓮華畑は曲も良いが歌詞が好きだ。蓮華蓮華蓮華蓮華蓮華蓮華ああー♪ のところが気持ち良い。

踊る赤ちゃん人間前では恒例のオーケンのやりたい放題タイム。今日はいつにも増してやりたい放題だった。よだれかけをつけ、ガラガラを持ち、ボースカだかブースカだか赤ちゃんの声だかであばばあばばほぎゃ〜と叫び、一芸披露と称して「おふくろさん」などの物真似を赤ちゃん声のまま始める。ここで、昨日のロシアンルーレット・マイライフで「いくよー!」と叫んでいたのは水樹奈々の物真似だったことが判明する。ボウリングの球を放るように腕をぐるっと回して「いくよー!」と叫んでいた。似てるかどうかはわからない。

これだけじゃやりたい放題タイムは終わらない。赤ちゃんのままメンバーにインタビューを始めると言い出して、「赤ちゃんが階段をのぼっております」と実況しながらよりにもよって長谷川さんにインタビューを始めようとしていた。災難である。オーケンに狙いわれそうになったおいちゃんがすごく嫌そうな顔をしていたのが面白かった。それとこのあたりだったかな。長谷川さんは実は昔歌手デビューをしていたから、昨日のじーさんはいい塩梅では本当なら別ギャラが発生するところだったんだよと橘高さんが言っていた。それに対して長谷川さんが何か言っていたみたいだったが、生憎ここまでは聞こえてこなかった。

アコースティックタイムでは冬の風鈴。冬にふさわしい綺麗な曲だ。これはライブで初めて聴いたんじゃないかなぁ。ゆったりと耳を澄ませて歌と演奏を楽しんだ。

ロシアンルーレット・マイライフに入る前だったかな? 洋楽のバンドはライブの曲順がおかしい。例えば筋少なら一曲目が踊るダメ人間で、わーっと盛り上がったところで何故かワダチが来て、えっと思ったら次は釈迦で、そしたらお散歩モコちゃんが来ちゃうような感じ、と。すると橘高さんが「俺らが思ってるキラー・チューンとお客さんのキラー・チューンは違うかもしれない。俺達は踊るダメ人間がキラー・チューンだと思ってるけど、お客さんにとってのキラー・チューンはワダチかもしれない」と冗談を飛ばし、それからしばらくオーケンがワダチをネタにしていた。わはは。でもワダチやモコちゃんもライブで聴いてみたいな。やってほしいよ。

サンフランシスコでガーッと盛り上がり、本編ラストは労働者M。ここで橘高さんがピックをばら撒き、自分の方にも降って来たが手に取ることはできなかった。うーん、難しいなぁ。

アンコール一曲目の新人バンドのテーマは涙腺に来る。喜びに溢れた名曲だ。そして昨日やったし、今日サンフランシスコをやったから来ないだろうと思っていた釈迦がここで! うわああああ盛り上がる! 楽しい! そこへ怒涛のツアーファイナルで、これで終わりかと思えばトリフィド! たまらなかった!!

終演後もメンバーはしばらくステージにいて、余韻に浸って名残を惜しんでいるように見えた。SEはご機嫌なクリスマスソングで、客席からそれに合わせた手拍子が起こり、橘高さんが白いドレスを翻して軽く踊っていたのが頭と頭の間からかすかに見えてすごく嬉しかった。自分はもちろん楽しかったけど、メンバーも楽しかったんだなぁと思えたんだ。

メンバーもステージから去り、照明が明るくなった時。さて帰ろうかと足元に目をやるとそこには何か三角形のものが。これはと思いしゃがみこんで爪を引っ掛けると、…わー! 橘高さんのピックだー!!



直接取れなかったとはいえ、生まれて初めてピックが拾えて本当に嬉しい。一日早いクリスマスプレゼントだ! どこかで落としたりしないように、大事に握りしめて外に出た。うわあああああ、嬉しい。嬉しいなぁ。

しかも今回のライブでは、再結成後三枚目となるアルバムを製作することと、三月に2daysのライブをすることが決まって、そこでもしかしたら新曲をやるかもしれないとの告知もあった。あとさ、オーケンが「また来年」って当然のように言っていたのが嬉しかったんだ。再結成したばかりの頃は予定も未定だったから情報も小出しで、「また来年!」と言い切れるような状況じゃなかったのに、今はもう違うのだなぁ。来年があって当たり前という感覚になってるんだなぁ。

他、今月の二十七日は橘高さんの誕生日で、二十八日にカウントダウンジャパンがあるけどそこでハッピーバースデーは歌えないので今日歌おうということに。ああ、これ冬の風鈴の前だっけ。それでハッピーバースデーを歌うなら引っ込んでる内田も呼ぼうよとオーケンが提案し、内田さんのミニギター演奏でハッピーバースデーを歌うことになったのだが、内田さんがやけに低い声で歌うため変な感じになり、橘高さんに心がこもってないとつっこまれていた。あと呼び名を統一してなかったから「はっぴばーすでーでぃーあ…」の後が「橘高」「橘高さん」「ふーみん」と客席でバラバラになっていた。

こうして楽しいライブは終わり、汗だくのまま自分はサークルの忘年会に直行した。流石にそのままで行くのは気持ちが悪いし風邪を引きそうだったので駅のトイレで新しい服に着替えたが、それも筋少の物販Tシャツである。新しく発売された長袖のやつ。合流した友人達に「筋少!」「筋少!」と指差された。うん、筋少だよ。楽しかったよ。


2009年12月24日 (水) 緑茶カウント:2杯
昨日のライブ会場が恵比寿で、たった一駅しか離れてないならこれは行くしかないだろう、ってことで久しぶりに目黒寄生虫館に行ってきた。ここにはもう四、五回来ているが何度来ても良いものだ。今日も祝日だったせいかなかなかの賑わいで、「うわあ」「すげえ」「おお」などの声がホルマリンを覗き込む人々の間から聞こえてきた。



入館料無料で写真も撮り放題だなんて素晴らしい施設である。しかしせっかく楽しませてもらっているので募金箱に二十円入れてきた。せめて百円玉くらい入れたかったが、これからドリンク代とロッカー代で小銭を使うのでこれが限界である。まぁ気持ちだけ、な。

以前来たのは二年前だろうか。サークルの友人と二人で来たのが最後である。その時と少々展示の仕方が変わっていたらしく、一階の奥にあったアニサキスに寄生されたイルカの胃袋が二階に移されていた。このホルマリンは好きだったから覚えていたのだ。無くなってなくて良かったよ。

そして写真に撮ってきたのはハリガネムシ。カマキリに寄生する虫で、カマキリの尻から黒いハリガネのようなものがにょろにょろしているのを見たことがある人はいないだろうか。あれである。こいつの説明文が面白い。写真の字は小さいので以下に書き写そう。

「幼虫時はカマキリなどの昆虫に寄生するが、成熟する夏から秋にかけて昆虫から脱出し、水中で自由生活を行う。成熟後は栄養をとらず、幼虫時に貯えた養分を消費する。翌春、雌虫は水中で卵を産む」

「成熟後は栄養をとらず、幼虫時に貯えた養分を消費する」だとよ。すごいぞ。散々よそ様の栄養をぶんどった挙句、大人になっても自ら栄養を補給しようと考えないその心意気! もっとやる気を出せよと言いたい。

記念に寄生虫ストラップを買った。次来る時は帰りにきしめんかうどんを食べよう。


2009年12月25日 (木) 緑茶カウント:4杯
油断していた。今年はついにその姿を見ずにすむかと思いきや、ボトッと天井から一匹の、クロゴキブリが落ちてきたー!!

うわあああああああああああ!!
あああああ!! 殺したー! 角に追い詰めてキンチョールで殺したー! しかしびびったぁああああああ!!

皆さん、友人がいない、恋人がいない、仕事がある、仕事がないなど、クリスマスなのに何てこったちくしょうめとお思いの方もいらっしゃいましょうが、クリスマスにサンタさんからゴキブリをプレゼントされるよかマシだと思えばいいんじゃないかな! あーびびった。何てクリスマスだ。


2009年12月27日 (日) 緑茶カウント:0杯
昨日は高校の美術部仲間と少し遅れたクリスマスパーティーを行った。しかし流石美術部である。団結力の無さは高校時代と全く変わらず、当日に二名が欠席した。話によると、自分は参加しなかったのだが以前の飲み会もそんな感じだったらしく、主催者がため息をついていた。まぁ美術部なんてそんなもんだよな。

とはいえ主催者の二人を含めて五人が集まり、パーティーは楽しく行われた。主催者宅に行く途中で、どこからか脱走したと思われる犬を拾い、その犬を主催者二人が警察に届けるため自分は一人で主催者の家で留守番をし、暇を持て余した挙句冷蔵庫の中のホイップクリームをかき混ぜて角を立たせたり、パーティー開催後も疲れた主催者が眠い寝たい後は任せたと言い出したり、警察に保護された犬の飼い主が見つからず犬の今後を悲しんで主催者が泣き出したり、久しぶりに他人の作った手料理をたくさん食べられて嬉しかったり、三年前に録音した美術部員の馬鹿トークを再生して爆笑したりといろいろあって楽しかったが帰宅後ちょっと困ったことが起こった。

家でまったりと二杯目の緑茶を飲んでいたら妙な味がしたのである。ん? と思いつつ飲み込み、二口目を口に含んで飲むのをやめた。おかしなにおいがする。これはもしかして腐っているのか? だが、腐るほど放置していないし、寒い冬のことである。夏場ならともかくこんなに早く腐るだろうか。とはいえ味がおかしいことは確かなので緑茶を捨て、急須、マグカップ、やかんを洗った後、試しにと水道水をそのまま口に含んでみたら、水の中にみぞれが混じっているような妙な舌触りを感じた。

おいおいまさか水道水がやばいのかよ。いや待てよ。もしかしたら自分の方がおかしいのかもしれない、と外の自販機にミネラルウォーターと緑茶を買いに行き、味を調べてみたところ、水道水ほどではないがこの二つにも同じ違和感があった。

とりあえず水道水が汚染されているのではないらしいとわかってほっとしたが、待て待て自分の体に何が起こってるんだよ。これはこれで怖いよ。しかも日曜であるため病院にも行けず、これからはまさに年末年始が迫ってくる。何ていう悪いタイミングだ。ひとまず明日には予定通り実家に帰るが、明日も様子がおかしいなら帰省後病院に行かないことにはまずいだろう。おかしな病気でなければいいのだが。怖いものである。


2009年12月28日 (月) 緑茶カウント:0杯
帰省してから実家の水道水を飲んでみたが、やっぱり同じ違和感があったぜー! 良かったー! 下宿先の水道水が汚染されてたんじゃなくて良かったー! ………良くねぇ!!

明日は耳鼻咽頭科に行ってくる。どうかでっかい病気じゃありませんように。怖いなぁ!


2009年12月29日 (火) 緑茶カウント:0杯
病院に行ってきた。まだ原因はわからないが亜鉛不足かもしれないということで亜鉛とその他うがい薬、消毒薬などを処方され、血液検査をすることになった。今回は血を抜いただけなので結果がわかるのは来週である。

まぁ今のところ水を口に含むと妙な食感が感じられるだけで、味やにおいには異常はないので両親の作った料理を美味しく食らい、勧められるままに酒を呑んで楽しい年末を過ごしているのであるが、散々呑んだ後に母より一言。「あんたはうちの家系の血を引いてるから、酒を呑みすぎるとガンになる危険性があるから控えなさいね」うおーい。

とはいえだ。年末年始に酒を止められるようなことにならなくて良かった。ははは。飲酒を覚えて数年しか経ってないくせに、一度酒の味を覚えたらやはりこういう時に呑めないのは寂しいものな。家族全員酒呑むし。今日帰省した妹は父にラムをリクエストして、適当なラムコークを作って呑んでいた。母は専らビール、父はビール、日本酒、ウイスキー、ワイン、焼酎など様々である。年越し後最初のゴミの日はさぞかし壮観であることだろう。ははは。


2009年12月30日 (水) 緑茶カウント:0杯
帰省した妹がすごい格好になっていた。何だこの形容しがたいすごい格好はと驚き呆れつつ眺めていたら「ターニャみたい」と母が言う。納得した。ターニャとはのだめカンタービレに出てくる、柄物に柄物を合わせるロシア人の女の子である。

紫の豹柄シャツを着た妹が「来年は柄シャツを着こなせるようになりたい」と次の年の目標を立て、ペイズリーのシャツが欲しいと希望を口にした。それに対して母は「昔ペイズリーが流行った時期があったんだけどねぇ」と答えた。

こいつはどこに向かおうとしているのだろう。わからない。


2009年12月31日 (木) 緑茶カウント:0杯
今年も残りあと数時間。だってのに年賀状用の絵は未だ下書きの段階。全く今年もしょうがねぇな! 本当にらしいことこの上ないよ!

夕飯が始まったらそのまま晩酌で深夜まで雪崩れ込むわけだから恐らく今日はもうほとんど作業なんぞできないだろう。うむ、去年よりひどいな。何はともあれ皆さん良いお年を!




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