6月      

2009年6月1日 (月) 緑茶カウント:3杯
うおおおおおお…。予想はしていたが、何か、筋肉痛がすげえ…。ふくらはぎには予防策として事前に湿布を貼って寝たから足は大したことないのだが、首、両肩、二の腕、肩甲骨のあたり、あと左は大したことないけど右の脇腹と肋骨。それと左の鎖骨も痛い。うわー。

もみくちゃになりながら動きまくったから当然か。しかしもみくちゃ状態ではないとはいえ、ステージで煽ったり叫んだり楽器をかき鳴らしたり、すごいよなぁ。筋少メンバーはだいたい父の十歳年下なのだが、十年前の父が同じようなことをしている姿を想像するとやっぱ大丈夫だろうかって気分になるもんな。それが仕事とはいえ、すごいことだ。立派だなぁ。


2009年6月2日 (火) 緑茶カウント:3杯
日記のログを見て気づいたのだが、そうか、もう夜逃げ同然でサイトを移転してから一年経ったのか。早いものだなぁ。

何のこっちゃらわからん人のために説明すると、アクセス解析で確認した結果前のサイトをずーっと父が見ていたことが判明し、それはあまりにこっ恥ずかしいので閉鎖と偽装してサイトを移転、名前とアドレスとサイトデザインを変えて逃げ延びたという出来事があったのだ。アドレス請求ページに父のホスト名だけ飛ばないように設定する方法を調べたり、大変だったなぁ。

まあ離れて暮らす子供の様子が気になる親の気持ちはわかるが、だからといってサイトを見られるのは嫌だ。まあ絵はいいよ。別に見られても。しかし問題は日記だ。

というのも、たまに書き散らす愚痴やら悩みやらを読まれるのが恥ずかしいという気持ちもあるが、それ以外にも理由がある。ここでも何度か書いているが、ここの日記は全部が全部事実で構成されているわけではないのだ。一割くらいは嘘が混ざっている。

嘘のパターンはいくつかあるが、多くは時系列を入れ替えたり地名を変えたりといったものだ。まるで今日の出来事のように書いていながら、実は一年以上前の話だったりもする。最近で言えば高見盛の日記がそうだ。思い出したから書いたのだが、あれは確か一、二年ほど前の出来事だった。

では何故そんな嘘をつくのかというと、ネット上で情報をだだ漏れにしすぎるのもまずいよなという危機意識が一つ、それといちいち「あれは数年前の出来事だった」と書くのが面倒くさいというのが一つ。そして何より基本的に、思いついたものを適当に書いていけばいいじゃんというスタンスなのだ。よって、ここの日記はあまり信用してはいけない。

こんな風に日記を書いているわけだが、一般の閲覧者の方に見てもらう分には不都合はない。とりあえず自分にとっては。しかし、親となると話が別となる。何故なら、時系列がいじられているせいで、授業がある日や忙しいはずの日に遊んでいたりのんびりしていたりする日記が存在してしまっているのである。

これはまずい。すごくまずい。実際はちゃんと授業に出てたり忙しくしていたりするのに日記を読むとそうは見えない。親に適当なことを言って遊びほうけているように見えてしまう。事実遊びほうけているなら問題はないが、まあ遊んでもいるが、一応真面目に授業に出ている身としてはそう見られるのはとても不本意だ。しかし嘘を書くのをやめる気はない。

そんなわけで慌てて移転をしてから一年経過。いい加減意味がわかってきちんと読めるサイト名に変更したい。サイトデザインもなー。アルファベットずらずらより日本語で表示する方が好きだしな。筋肉少女帯が好きな理由の一つに、メンバーとバンドの名前が漢字と仮名の日本語構成ってのもあるんだよね。特に橘高さんなんか「HUMIHIKO」って名乗っててもおかしくないようなスタイルなのに、ドーンと「橘高文彦」。かっこいいじゃないか。

とはいっても新しいサイト名が思いつかない。「虫食み」「黒顎」といくつか候補はあるもののしっくり来ないから多分だめだ。どーすっかなー。


2009年6月3日 (水) 緑茶カウント:4杯
久しぶりにケーキを食べたくなった。ショートケーキが良い。明日買ってこよう。

ケーキといえばケーキの中ではしっとりふわふわしたチーズケーキが好きなんだが、レアチーズじゃなくってね、そのふわふわ系のチーズケーキは昔は大抵上にジャムのようなゼリーのようなものが塗られていたんだけど、最近はとんとそういうものが塗られたチーズケーキを見なくなった。あれが一番好きなのに。寂しいものだ。


2009年6月4日 (木) 緑茶カウント:2杯
「お前の頭カマキリみてーだな!」と言われた。

どんな頭だ。


2009年6月5日 (金) 緑茶カウント:4杯
アップこそしてないが、サイトを始めてから書き溜めた日記は全て保存してある。たまーに読み返すと稚拙な文章と未熟な己に恥ずかしくもなるが、ああ、こんなこともあったなと懐かしさもわいてくる。とはいえ、以前ここで書いたように地名変更や日付ずらしはいくらでもあるので、自分が昔書いた日記に自分自身が騙されていることもあると思う。というより絶対ある。だってそんないちいちどこで嘘をついたのかなんて覚えてないもんよ。

そうして書き換えられた記録が己の思い出として刻み込まれるというのはなかなか面白いことだ。歴史改竄主義とはこういうことだろうか。いや違うか。

あと今までに書いた日記を数年ごとにリサイクルしたら面白いんじゃないかなと思う。例えば三年の周期で、ずーっとぐるぐるぐるぐる使いまわしていくんだ。案外ばれないんじゃないかなぁ。やってみたいなぁ、なんて言ってるこの日記も実は二年前に書いたものをそのまま持ってきたんだぜ。嘘です。


2009年6月6日 (土) 緑茶カウント:3杯
記憶というものは案外残っているもので、小学生の頃に読んだ教科書の物語や、音楽の時間に皆で歌った合唱曲を何かのきっかけで思い出すことがある。

さーて、今日は何を食べようか。全く、毎晩毎晩何を食うか考えることがこんなに大変だったとは、そりゃ母の様子を見るに予想はついていたけれど、自分でやってみて初めてその大変さを実感するね。高校時代下宿をしていた友人が、最近は何でもかんでもコンソメで煮て食べる、と言っていたとき、当時はおいおい大丈夫かよ、と笑ったものだが、今ではとても良くわかる。コンソメは偉大だ。すげー便利だ。

牛乳とヨーグルトだけを入れた買い物籠を手に、スーパーの中をうろうろ歩く。豚肉はこないだ食べたしなー。また食べてもいいけどさー。牛肉は高いしなー。どうすっかなー。右半身にだけ冷気を感じながら鶏肉、豚肉、挽肉、牛肉と移動して歩く。次は魚か。切り身の上を目が通り過ぎ、捌かれていない魚のコーナーに向かっていく。あ、鰯だ。

冷気の流れる斜めの台より少し手前にプラスティックのケースが置かれ、敷き詰められた氷の上にたくさんの鰯が盛られている。ケースに刺さったポップには赤い文字で鰯の特売を伝える文字。銀色の鰯は丸々と太っていて、美味しそうだった。

鰯かー。いいな鰯。鰯にしよっかな。と、山盛りの鰯を見て食欲を感じほくほくする自分の頭の隅で、ブワッとある記憶が呼び覚まされた。

あさやけこやけだ大漁だ
大羽鰯の大漁だ
浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
鰯の弔いするだろう

ずーん。ほくほくした気分が一瞬にして消え失せた。何でよりのよってこんなときにこんな詩を思い出してしまうのだ。普段は家畜を見たって別に可哀想などと思いはしないのに、目の前の鰯に対し素直に食欲を感じられなくなってしまった。だって弔いだよ弔い。くそ、ほくほく気分に水を挿すようなことをしやがって。作者誰だったっけか作者。

家に帰り調べてみたら、金子みすずの作品であった。ちくしょうこの野郎。お陰で以後、鰯の特売を見るたびに「鰯の弔い」という言葉が頭に思い浮かぶようになり、ほんの一瞬気落ちするようになってしまった。それでも食べるけどな。食べるけどな!


2009年6月7日 (日) 緑茶カウント:2杯
つーことで昨日の日記は過去の日記を再利用してみた。二年くらい前のやつかな。ちなみに昨日はビール一杯とウォッカのロックを三杯呑み、ポップコーンを摘んだだけだったがあまり酔わなかった。ズブロッカとフィンランディアクランベリーというウォッカを呑んだが、フィンランディアクランベリーいいな。ふわんと甘いクランベリーの香りがするウォッカだった。近所の店にあったら買ってみようかな。

しかし食欲の出ない状態でこんなことをしていては流石に体によろしくない。体重も落ちたしなぁ。鰯食いたいな。


2009年6月8日 (月) 緑茶カウント:2杯
そういやお通しだけで四杯呑んだわりには安かったなぁ、と先日行ったバーのレシートを確認すると会計が間違っていた。ズブロッカを二杯呑んだのに一杯分の値段になっている。そりゃあ現実安いわけだ。

さて、気づいてしまったからにはどうしよう。たかだか五百円を返金するために店に行くのも面倒な気がする。しかし、会計が間違っていたことでレジにミスが生じ、店側が困っていたら可哀想だ、とも思うが、グラス一杯分の酒が店のビンから消失していたところでレジには何の影響も無いだろう。以前居酒屋でアルバイトしていたからわかるが、ミスで一杯二杯の酒が無駄になることはあるし、アルバイトの中にはこっそりと勝手に中身を失敬する奴もいる。棚卸しの日に酒瓶から減った酒の量を調べて売り上げと比べて利益を割り出すという方法をとるシステム上、本屋や文房具屋とは違い、何が減ったから必ずいくらの利益が出るはずだ、という風にきっちりしてはいないのだ。いや、本屋や文房具屋で働いたことはないから実際のところは知らんけど。

とすると、わざわざ五百円を持って行った結果、レジのミスが発覚して担当の店員が怒られてしまうかもしれない。別に自分は会計ミスを怒っているわけではないので、それで誰かが悲しい気持ちになってしまうのはひどく不本意だ。そりゃまあミスした人が悪いんだろうけど、客側が損をしたわけではないし、って思っちゃうんだよなぁ。

だが、レシートを見てしまった手前このまま放っておくのも気が引ける。知らなかったのならしょうがないが、知ったからには返金するべきだ。これは道徳的な考えからではない。単に後ろめたいだけだ。昔っから自分は人も誰もいない車も通らない横断歩道の赤信号でさえ無視することができない。我ながら馬鹿馬鹿しいなと思いつつ青信号に変わるのを待ってしまう。小心者なのである。

ああ、五百円は返すべきか、見なかったことにするべきか。と悩んだ挙句、何で自分が悪いわけでもないのにたかだかこんなことでくよくよ考え込んでいるのだと馬鹿らしくなって、スーパーに寄った帰り道、米とジュースを袋に提げて件のバーに赴き、レシートを提示して理由を説明して五百円返金したら店員に引かれた。

お前客商売なんだからそんなあからさまに顔に出すなよ…。

帰り道、やっぱりああいうのは儲けたぜラッキーとでも思ってにこにこするのが正しい姿だっただろうかとまたくよくよしてしまったが、同時にお前2kgの米と1000mlのジュースなんてそこそこの荷物を抱えながら五百円の悩みから開放されるために五百円を返金しに行ったのにそれでまた悩んでるんじゃしょうがねーじゃねーかよ、とつっこみを入れる自分と、その二つの自分を俯瞰から眺めて「阿呆みてー」と笑う自分がいて、あー全く阿呆だなぁと心から思った。かっこ笑い。


2009年6月9日 (火) 緑茶カウント:2杯
今欲しいものリスト。

そのろく / たま (CD)
NEVER ENDING STORY / 橘高文彦&フレンズ (CD)
仏陀L / 筋肉少女帯 (CD)
SISTER STRAWBERRY  / 筋肉少女帯 (CD)
大槻ケンヂと橘高文彦ライブ ザ・仲直り!~そしてその後の展開は?~筋肉少女帯 復活!? / 大槻ケンヂと橘高文彦 (DVD)
at 武道館 / 筋肉少女帯 (DVD)
茶漉し (台所用品)
ピーラー (台所用品)
電球 (生活雑貨)
湿布 (医薬品)
ブリーチーズ (食品)
瓶詰めピクルス (食品)

とりあえず最低でも茶漉しとピーラーと電球はそうそう高いものでも無いしさっさと買うべきだな。二ヶ月ほど台所がずっとパッとしないままだぜ。机で言うとスタンドライトのような、手元をより明るく照らすための電球が切れているだけだから真っ暗ってわけじゃないんだが、やっぱあった方がいい。

仏陀LとSISTER STRAWBERRYは既に持っているんだけど、リマスタされて再発されるって聞いたらなんかもうたまらん。音がだいぶクリアーになったらしいし、今まで聞こえなかったオーケンの変な声までくっきり明瞭になったそうだ。いったい何を叫んだりつぶやいたりしてたんだ。かなり興味がそそられる。楽しみだなー。

「そのろく」はずっと絶版になっていたCD。放送コードに引っかかるためインディーズで発売されたという品だ。これすっごく聴きたかったんだよなああああああ。ああー早く手に入れたい。たまの怪しい曲大好きだ。

下二つは自分の好物だ。特に、ピクルスは最近気に入りの品を見つけられたので嬉しい。あまり嬉しくて毎日ポリポリ齧っていたらすぐに無くなってしまった。学校帰りにでも買いに行こう。

湿布はなんか、もう、このところ疲れやすくて…。腕肩腰にバンバン貼ってる。貼りすぎた挙句数日前に切らしてしまい、今は代わりにキンカンを背中に塗ってしのいでいる。うちじゃキンカンは虫刺されよりも肩こりや筋肉痛に使うことが多いんだよね。おかげで寝巻がすごくキンカン臭い。多分自分自身もキンカン臭い。キンカンもそろそろ買っとくか。


2009年6月10日 (水) 緑茶カウント:2杯
きゅうりと茗荷とそうめんしか食っていないのに胃がもたれる。
いったい何を食えというのだ。


2009年6月16日 (火) 緑茶カウント:3杯
いやーこんなに空けたのは久しぶりだなぁ。まぁたまにはこんな風になるのもいい加減でいいよね。

日記を書いていない間何をしていたのかというと、…いや、あんま普段と変わんねぇな。相変わらず毎日適当に暮らしていた。そうそう、「at 武道館」のDVDと電球と湿布とピクルスを買った。DVDは良かったなー。流石皆若い! そして全体的に頭がもじゃもじゃで今は随分こざっぱりしたものだとしみじみ思った。

ピーラーは候補が二つあってどちらを買おうか迷っている。一つは普通のピーラーで、もう一つは薄く削る以外に麺のように細長く対象を分断してくれる機能がついていて、これできゅうりを細く細くしたらさぞかし楽しかろうなぁと思うがそんな麺状にしたきゅうりを使う料理が思いつかない。

そういえば食欲は回復した。今日なぞカレーうどんを二杯分作り、二杯分食べてしまった。料理中の段階では二杯分作って半分は明日の朝用にとっておこうと計画していたのだが、作ったら作っただけ食ってしまう性分なのでやっぱり全部食べてしまった。うまかった。


2009年6月17日 (水) 緑茶カウント:3杯
筋少の大槻ケンヂと内田雄一郎は中学からの付き合いで、内田の家の火事をきっかけに仲良くなってバンドを組んで、その後デビューしてずっと一緒にいたわけだが、筋少を凍結して特撮を結成し、大槻と内田が喧嘩して内田が特撮を脱退、以後2006年に「仲直り」をするまでほとんど絶縁状態だった二人だが、二十年近くの付き合いの後六年も絶交をするというのはいったいどんな気持ちなのだろう。

二十年も一緒じゃないし六年も絶交しているわけではないのだが、仲直りかぁ。良い言葉だ。仲直りしないとなー。

で、上の話とは全く関係ないのだが、このところ毎日毎日眠くて仕方がない。ちょっと前になかなか眠りにつけず疲労していた反動か知らないが、夕食をとると眠くてたまらなくなり、二時間眠って目を覚まし、風呂に入ってだらだらして本格的に就寝八時間、という日々を繰り返している。夕食後にやってくる睡魔さえ無視できれば良いのだがこれがどうにも抗いがたい。まあそのうち落ち着いてくるだろうか。

さらに上の話とは何一つ関係ないが、個人的にぬれせんべいはせんべいとして認めがたい。初めて口にしたときはショックを受けた。あれは何だ。缶を開けたばかりのクッキーをお茶に浸して食す人々のニーズに応えた品なのか。バリッを予想して噛み付いたらぐにゃんと曲がって歯の裏側にくっついてやるせない気持ちになった。あれも縁側に干しておくと濡れてないせんべいになるのだろうか。


2009年6月18日 (木) 緑茶カウント:2杯
そういえば先週の日曜日に実家に電話をかけたら父に何の用かと尋ねられ、これこれ云々と話すと大笑いされた。父の日を一週間間違えた。

律儀なくせにぬけている奴だと言われ、少々会話を交わした後電話を母にも代わってもらいまた笑われ、あっちゃーやっちまったぜーと思ったのだが、さて、次にやってくる本当の父の日にはどうしよう。また電話をかけた方が良いだろうか。しかし面と向かってならともかく、父と電話で話すのは少々気恥ずかしい。共通の話題もそう多くないし。いや少なくもないけど。「よつばと!」の話題で盛り上がったりするけど。よつばとは良い漫画だね。中でも花キューピットの話と窓ガラスを割って叱られる話、牛乳配達の話と牧場の話が好きだ。ぼくじょうはーたいへんーたいへんなのですー♪

どうすっかな。


2009年6月19日 (金) 緑茶カウント:2杯
とある授業で、毎回授業の終わりごとに提出する感想文を書いていたら後ろの席の人物に声をかけられた。知らない人である。何だろうと思っていると、その人は自身のノートを指差して、これこれはあれあれと言っていたけど、それはどれどれでなになにで良いのかと尋ねられた。

なるほど授業の内容について確認したいことがあったのか。肩越しに振り返っていた体を完全に後ろ向きの体勢に変えて、自分でとったノートを見せつつあれあれはこれこれでどれどれなになに、と説明してみた。しかしどうも噛み合わない。もしや自分は何か間違って解釈していたのだろうか。途端に自信が無くなり、それならば今一度先生に聞いてみるべきだと判断し、じゃあちょっくら先生に聞いてくるよ、と断って席を立った。

ノートと本日配られたプリントを持って教壇に向かう。先生ー、すみません、今日の授業のここのところなんですけど、もう一度教えてもらいたいことがあって、これこれはあれあれでなになにって、どれどれこれこれあれあれでいいんでしょうか、と話すこと五分かそこら。さほど長い時間ではなかったが、再度丁寧に説明していただいたおかげで頭の中が整理できた。よしよしこういうことなのか、これでちゃんと説明できるぞ。

って思って振り返ったら件の人物は既にいなかった。

机の上に広がっていた荷物も綺麗に無くなっている。まさか既に帰っているとは思わなかったため驚きのあまり、「えっ!?」と声に出してしまいそうになった。いやお前。これから昼休みでそのうえ授業もちょっと早く終わったんだから五分くらい待ってろよ。それかせめて帰るなら帰るで一言声をかけろよいやその前にあんたの疑問は解決したのか、まさか面倒くさくなってどうでもよくなったのか、おいおいおいおい。

結果的には先生に質問することで授業の内容をきちんと理解できたので良かったが、すげー肩透かしをくらった気分だった。


2009年6月20日 (土) 緑茶カウント:2杯
今日は友人と浅草に行ってきた。たまには行ったことのない場所に行ってみようということで浅草で遊ぶことになったのだが、そのくせ下調べはほとんどせずに当日を迎えた。ちなみに浅草と聞いて連想されるのは以下のものである。

雷門
悪いところが良くなる煙をバンバンかぶる観光客
外国人観光客
電気ブラン
雷おこし
花やしき
仲見世
見世物小屋
ヘビ女
ストリップ劇場

後にヘビ女は浅草ではなく新宿の見世物小屋にいたらしいと判明するが、それはおいといて、当然いかがわしい遊びはせずに雷門をくぐって仲見世を歩いて悪いところが良くなる煙をバンバンかぶって楽しんできた。せっかくだからとおみくじを引いたら大吉が出て、生まれて初めての大吉に大変嬉しく思ったが、願望も病気も失せ物も待ち人も何もかも全て、叶うでしょう治るでしょう出てくるでしょう現れるでしょうというオールオッケーっぷりだったので、かえって手抜きのように感じられて損をした気分だった。おみくじに家の中に災いが現れると忠告された友人はゴキブリの襲来を恐れていた。

この日はとてもいい天気で雨の心配が無かったのは大変喜ばしかったが、高い湿度と照りつける太陽のコンボには辟易し、参拝をしてぐるっと仲見世を見た後に涼を求めて喫茶店で一休みした。案内された席に座り、白玉クリーム餡蜜を食べながらあれこれと会話をしていると、急に今使っている鞄をいつ購入したのかと訊かれた。正確な日付は思い出せないが、前に群馬に帰ったときに買ったものだよと答えると、友人に「それとほぼ同じデザインのバッグを持っている」と言われた。

友人の持っているものはボストンバッグで形もサイズも違うらしいのだが、使っている色の種類も配色の仕方も同じで、そのうえもっとよく話してみると互いに地元の同じ店で購入していたことが判明した。そういえば今使っている鞄を買うときに、同じシリーズの鞄がいくつかあってどれにしようか見ていた中にそのボストンバッグもあった気がする。さらに、結局やめて別のものにしたが、友人は今日その鞄を使うつもりだったらしい。つまり危うく死語になって甚だしいペアルックになるところだったのだ。

友人「カップルならまだしも…」
ウヲ「今日日カップルでもやらないよ…」

喫茶店を出てからは仲見世や他の通りを見て歩き、土産物屋や扇子屋、箸屋煎餅屋などを覗いて楽しんだ。途中団子を一串と焼きたての煎餅を買って食べ、大家さんへのお土産に人形焼を買った。友人は扇子と時計を買ったので、自分は友人の購入した扇子には絶対に合わない扇子入れの袋を探してあげたがもちろん却下された。愉快な不調和を楽しんでもらいたいと思ったのに真に残念なことである。

仲見世を歩いた後、夕食にはまだ早かったので吾妻橋を渡って隅田川を見に行くことにした。よくよく眺めた結果、ここには絶対落ちたくないということで友人と意見が一致した。また、勝海舟の銅像があるというので特別勝海舟に思い入れがあるわけではなかったがついでなので見てきて写真も撮った。銅像の近くにあった噴水がいかにも水を循環させて何度も何度も使い倒していますという風情であまり綺麗ではなかった。

夕飯は電気ブランで有名な神谷バーで食べた。一階は食券形式だが二回は普通のレストランと同じで店員が注文をとりに来てくれる。料理はいかにも洋食レストランといった感じで値段も手頃。自分はポークヒレカツにライスをつけて、せっかくなので電気ブランも頼んだ。友人はナポリタンとチョコバナナパフェを注文したが、そのパフェがまたすごい量で、アイスと生クリームがたっぷりというかぎっしりというサービス満点な代物だった。コーンフレークによる嵩増しもない。すげぇ。

電気ブランは「デンキブラン」と「電気ブラン(オールド)」の二種類があり、予備知識がろくになかったため何がどう違うのか、そもそも電気ブランとはブランデー以外に何が混ざっているカクテルなのかわからないながらも、「電気ブラン」の字面の方が好きだという理由だけでオールドの方を注文した。ちなみにこの二種の違いは度数らしく、デンキブランが三十度で、オールドの方が四十度だそうだ。味の方はブランデーというよりもジンに近いように感じられた。いやあんまブランデーもジンも飲んでないけど。ただ、ブランデーの香りはそう強くはなかったかな。

これを呑んでいる最中、自分はほろ酔い程度の気分だったのだが、友人に「それ一杯呑んだら危ないだろう」「通常は一重なのに二重になりかけている」「目がとろんとしている」といろいろと心配されたり指摘を受けたりして、信用ねーなぁと思ったが、三度ほどその友人の前で潰れたり潰れたりぐらんぐらんになったりした過去を振り返ってそりゃそーかと納得した。ちなみに一重が二重にというのは、自分は疲れたり酔ったりすると目が二重になるのである。もともと二重の母の場合は三重になっていた。

結果としてほろ酔い以上にはならず、友人に迷惑をかけることもなく良い気分で帰宅できた。人ごみを歩くのはいくらか大変だが、なかなか楽しい場所だった。浅草いいな。今度行く機会があったらもう少し下調べをしてみよう。


2009年6月21日 (日) 緑茶カウント:0杯
ノートパソコンがDVDを再生してくれなくなってしまった。ディスクを入れてもきゅこきゅこきゅこきゅこきゅこゴッゴッゴッゴッゴッという怪しげな音を立てるばかりでどうにもならない。以前から具合がよろしくなかったが、それでも何度かやり直せば再生してくれたんだがなぁ。

DVDに傷はついていないのでその点はほっとしたが、我が家で現在CDとDVDを再生できる装置はこのノートパソコンだけである。これは専用の機械を買えという何かからのメッセージだろうか。録画機能の無いただの再生機なら現在は安価で手に入るらしいが、それならもうちょっと奮発して録画機能もついたやつを買いたいし、しかしそれだと高くなる、加えて置く場所に困ってしまう。そもそもテレビもビデオもろくに見ないから迷うところだ。うーん。調子を取り戻してくれんかな。


2009年6月22日 (月) 緑茶カウント:2杯
久しぶりにとんがりコーンを食べたら記憶よりも美味しかった。もうちょっとパッとしない味だった気がしたんだがなぁ、と思いつつむしゃむしゃ食べていて気づいたが、今回購入したのは緑の袋の焼きとうもろこし味で、今まで自分が食べていたのは赤い袋のあっさり塩味だった。そういえばあっさり塩味以外のとんがりコーンは食べたことがなかった。なるほどそれなら味が違うはずだ。

食べたことがないといえば、今のところカントリーマアムは一度も口にしたことがない。意識して避けていたのではなく、単純に我が家のおやつに出てこない品だったので食べる機会が無く、親しみもなかったので自ら購入することもなかったのだ。あとルマンドやロリータも食べたことがない。このままではもしかするとカントリーマアムもルマンドもロリータも食べることなく生涯を終えるかもしれない。別に構わないか。

あとアイスのしらゆきとしろくまも食べたことがないな。コンビニでよく見かけるんだけど、カップアイスより棒アイスの方が好きなんだよね。それとガリガリ君はまだ生涯で十回も食べていないはずだ。考えてみるといろいろあるもんだな。


2009年6月23日 (火) 緑茶カウント:0杯
試しに下絵、線画、完成品を順々にトップにアップしてみることにした。自分は他人の絵のできあがっていく様子やメイキングを見るのが好きなのでこういうのも面白いかと思ってやってみたんだがどうだろう。とりあえず自分は楽しいです。


2009年6月24日 (水) 緑茶カウント:2杯


今回更新した絵の合成する前の絵。でっかい絵を取り込めるスキャナがあればこんな手間はいらないんだけど、ないからなー。A4までが限界じゃあ仕方がない。つーわけでキャラと虫捕り網を別々の紙に描いて取り込んでから合成した。面倒くさかった。

今までフォトショップはサイズ変更と色調補正程度でしか使っていなかったので、合成一つするにも大変だった。選択範囲を選んでコピーしてペーストして重ねてって風にやったのだけれど、この方法で良かったのだろうか。絵に沿った形で選択範囲をコピーするとどうしても輪郭線が薄くなってしまうのだが、それは仕方がないことなのだろうか。このように疑問は尽きないが一応できあがった。まー良かった良かった。

ちゃんと手が虫捕り網を握っているように見えるように、手の一部を消しゴムで消してキャラの下にある虫捕り網の絵を露出させる作業が一番大変だった。チマチマ消してはやり直し、消してはやり直し。うーん難しい。手間がかかるものだなぁ。


2009年6月25日 (木) 緑茶カウント:0杯
暑いなー。じっとりむしむしまさに梅雨だ。こう暑いと空腹を感じても食欲が出ず、飯を作る気にもならないから困る。うちの部屋は風通しが悪くて熱気がこもりやすいから尚更だ。そのうえロフトのある部屋であるため天井が高く、冷房も効きにくい。むしろ外に出たほうが涼しく感じるほどだ。

夏は一番好きな季節なんだがなー。明日アイス買ってこよう。


2009年6月26日 (金) 緑茶カウント:0杯
駅で目の前を歩いていた女性の背中に目がいき、ぎょっとした。女性はレースのワンピースを着ているのだが、生地が薄くっつーか薄いなんてもんじゃなく、肌がすけすけの丸見えなのだ。

いやしかしまさかいくら何でも下着は見えていないし、これは下に何か肌色のぴったりしたシャツか何かを着ているに違いない、と思ったが、レース越しにくっきり見える肌色の上にほくろの存在を確認した。ってことは本当に肌なのかよ! しかもブラジャーを着けていないのかよ!

待て待て待て待てそれは絶対にキャミソールかシャツか何でもいいが、下に何かを着た上で重ねて着用するべきものだろう! そのうえ女性が横を向いたときにわかったことだが、彼女はお婆さんだった。ワンピースのデザインはどう見ても十代後半から二十代前半向けのものだ。さらに、襟からタグが出ている。タグが出てるよおばあさーん!!

あまりにつっこみどころが多すぎてわけがわからなくなってしまった。わずか数分のことだった。


2009年6月27日 (土) 緑茶カウント:3杯
中島みゆきの「結婚」という歌がある。小さな男の子がもっと小さな男の子に結婚を申し込み、傍にいた母親が慌てるが、話を聞いて男の子は「結婚」ではなく「決闘」と言いたかったと気づき、次の日に母親がその話を職場で笑い話として披露したら…、という内容だ。この歌をカラオケで歌うと一部の女子が目を輝かして思わぬリトマス紙として機能することもあるがそれは置いておくとして、ずっと気になっていることがある。

この小さな男の子ともっと小さな男の子の間にいったい何があったのだ。

まず、小さな男の子だが、「結婚」と「決闘」を言い間違えることから考えるにせいぜい小学校低学年までの年齢である。小学校に上がってすらいないかもしれない。そんな小さな男の子がわざわざ決闘を申し込むのである。ただ喧嘩をしかけるのではなく決闘である。幼いながらに何かしらの覚悟があったはずだ。尋常ならざる決意を感じる。

そして注目すべきは決闘相手の存在だ。もっと小さな男の子である。小学校前後の一歳差二歳差は非常に大きい。同じ学年でも四月生まれと三月生まれでは大きな体格差が生じる。普通に考えて、もっと小さな男の子は小さな男の子にとって弱い者であるはずだ。戦えばどう考えてももっと小さな男の子の方が不利である。小さな男の子もそのくらいは承知しているに違いない。だが、それを卑怯と断定することができるだろうか。正々堂々と正面きって決闘を申し込んだ小さな男の子の行為は、卑怯者のそれとは感じられない。

思うに、例え相手が弱者であると承知したうえでも決闘を申し込まざるを得なかった事態が小さな男の子ともっと小さな男の子の間に発生していたのではないだろうか。じゃあ、それは何だ。こんな小さな男の子を決闘にまで踏み切らせた、小さな男の子よりも弱いはずのもっと小さな男の子の行いとは何だ。気になる。すごく気になる。母親も結婚が決闘の言い間違いで良かったと笑っている場合ではない。この小さな子供達の間で起こった事件についてもっと注目するべきである。


2009年6月29日 (月) 緑茶カウント:3杯


pixiv関連のあれこれを描いてました。びっくりしたー。漫画描いてみようと思ったらモノクロ絵の描き方をすっかり忘れていたぜ! 思えばベタ塗ったりトーン貼ったりなんてコンクラが休止になって以来やっていない。えー、一応説明しておくと、コンクラとはぷよぷよでヒットを飛ばした「コンパイル」という会社が出していた会報誌の名称で、読者投稿ページがめちゃくちゃたくさんあったのだ。それに昔投稿していたんだよ。

昔はトーンも十何種類は持っていたがそれらは全て実家に置いてある。現在下宿先の引き出しの中にあるのは受け狙いで買った梵字トーンのみだ。うん、どう考えたって使えないな。だったらカケアミと点描で頑張るしかないが、久しくやっていないうえやっていた頃もへたくそだったためあとは言わずもがな。なるべく惨状は目にしたくない。

ということでいつもどおりにカラーで仕上げた。慣れてはいるが手間がかかるなぁ。モノクロの練習もしておいた方がいいかもしれない。


2009年6月30日 (火) 緑茶カウント:3杯
最近はタオルケットを腹にかけた上に半纏を重ねて寝ている。

まだいける。まだいけるな。




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