3月      

2009年3月1日 (日) 緑茶カウント:0杯
風邪薬を飲むとき、牛乳や緑茶で飲んではいけないとはよく聞くが、味噌汁で呑むのはどうだろう。他にラーメンの汁、コーンクリームスープなど。やはりだめだろうか。


2009年3月2日 (月) 緑茶カウント:3杯
やった! 承太郎のフィギュアを買ったぞ! 生まれて初めての人型フィギュアだ!



箱!




とりあえず骨格標本を肩車させたりしていろいろと遊んでみた。いやーかっこいいな! シェーのポーズが出来なかったのは残念だがまあそれくらいはいいや。頭部と手首と足首は取替えできるバリエーションがいくつかあるので、いろいろ弄っていたらうっかりJ・ガイルと同じになってしまったりした。やばいポルナレフに狙われる。

さて問題はこれをどこに飾るかだ。ケースの類は持ってないし、一通り遊んだらまた箱に戻すかな。


2009年3月3日 (火) 緑茶カウント:2杯
ジョジョ五部のリゾットについて考える。

リゾットはすごい。とてもすごい。何がすごいのかと言うとまず服装がすごい。暗殺者のくせに派手すぎる。しかも帽子だか頭巾だかわからない被り物からぶら下げている球に自分の名前を彫っている。わけがわからない。そのうえシャツすら着ていない。それでセクシーポーズをとって待ち構えるのだから恐ろしい。リゾットはすごい。

いや、発想を変えるべきかもしれない。あの帽子だか頭巾だかわからないものからぶら下がっている球に彫られた文字は名前ではないかもしれない。ただの好きな食べ物かもしれない。「私はリゾットが好物です」というのをただひたすらアピールしたくて球に彫ってぶら下げているだけかもしれない。球に彫ってアピールするほど好きだからついつい「私の名前はリゾット・ネエロです」と名乗るようになったのかもしれない。手塚治虫が虫が好きだからと言って本名の「治」に「虫」を一字加えたのと同じなのかもしれない。リゾットはすごい。

それにあの目玉。荒木先生の話によると、あの白黒反転したような目玉は単に黒目がちなだけってんだからすごい。つまり今までリゾットの白目的な部分に見えていたところは全部瞳ということだ。でかすぎる。目玉がでかすぎる。まるでハムスターのようなリゾットはすごい。ハムスターみたいなのに可愛くないリゾットはすごい。

あとスタンドがすごい。気持ち悪い。あれ絶対スタンド能力が目覚めたとき、あー俺ってスタンドビジョンないのかー、とか思ったに違いない。それで怪我したとき自分の傷口に蛆がうようよしてると勘違いして絶対一度はぎょっとした。あんなうぞうぞしたスタンド持ってるリゾットはすごい。

そして何が一番すごいって砂鉄を纏うことで風景に同化できちゃうことがすごい。すごすぎる。だって全身砂鉄まみれ。服の中や下着に入ったらムズムズ痒くなって滅茶苦茶気持ち悪いだろうし、くしゃみをしたくなることだってあるだろうにそんな状態で暗殺しちゃう。すごすぎる。そのうえ暗殺に失敗したことは一度も無いらしいんだから偉い。長い暗殺人生の中で砂鉄が鼻に入ってムズムズしたり、目に入って涙がボロボロ出たりしたこともあるかもしれないけど暗殺失敗しないリゾットはすごい。立派すぎる。

ここまでリゾットのすごさを語ってみたが自分のリゾットの好きさ加減は限りなく並だ。普通。五部の悪役ならプロシュート兄貴とギアッチョとチョコラータが好きだ。そんななのに思わずいろいろ考えさせてしまうリゾットはすごい。すごすぎる。リゾットは立派だ。

さー寝るか。


2009年3月4日 (水) 緑茶カウント:4杯
今日は絶対にカレーうどんを食べるぞと心に決めてたまに行くうどん屋に向かってみたら、うどん屋はうどん屋であるのだけれど前のうどん屋とは別のうどん屋が入っていた。ああ、入れ替わってしまったのか。ここのうどん好きだったんだがなぁ。後悔するならもっと頻繁に通えば良かったが時既に遅し。それに外食は高いしね。そうしょっちゅうは食べられないさ。まあ、うどん屋であることに変わりはないのだし入ってみるかと思ったが、サンプルのカレーうどんを見て足がとまった。

なんとそのカレーうどんは鶏肉を入れたカレーうどんだった。確かに鶏肉もうまい。鶏肉も好きだ。しかし、自分の今の胃袋はペラペラの豚肉が入ったカレーうどんを迎え入れる準備をしているためとても鶏肉を受け入れることはできない。もうずーっと豚肉の入ったカレーうどんを食べるつもりでいたのだ。今更半端に異なるものを食すわけにはいかない。

とはいえ、この近所にここ以外にうどん屋は無い。ラーメン屋はやたらあるくせにうどん屋は少ないといううどん好きに冷たい土地なのだ。しかし自分はカレーうどんを食べたい。食べたくて仕方が無い。

結局胃袋に逆らうことができず、ジャワカレーのルーを買ってきて家でカレーうどんを拵えた。カレーうどんなどというものはカレーを作った後に残ったルーに出汁と醤油を突っ込んで作るはずのものなのに、最初からカレーうどんを作るはめになろうとは。しかしおかげで我が胃袋は満足。やはりカレーうどんは豚肉がいい。


2009年3月5日 (木) 緑茶カウント:1杯
スチームアイロンを買った。今までは面接のたびに新しいシャツを下ろしていたが、流石にそうもいかなくなったのが理由だ。それにそろそろスーツの皺も伸ばしたい。二着を交互に着ているものの、やはり吊り下げておくだけでは限界がある。

と、いうわけで今回初めてスチームアイロンを使ってみた。実家にあったのは普通のアイロンだったのでどんなもんかとわくわくしたが、おー。霧が出る。すげえ。しかし何か嫌な臭いの霧だな。買ったばかりであるせいか?

臭いは気になるがシャツの襟はピシッとなったのでとりあえず満足した。よーし、明日の面接頑張るぞ。


2009年3月7日 (土) 緑茶カウント:3杯



柴犬 + アルパカ

コンタクトを外し、ケースにレンズをはめて保存液に浸し、蓋をきちんとしめようとキャップをくるくると回したら妙に固い。何だ、どこか噛んだのか、と思いつつ力を強めるとバキッ! という硬い音。

レンズが割れた。

どうやら、保存液に浸す前にレンズが外れてキャップの内側に落ち、結果キャップとケースの間で粉砕してしまったらしい。なるほど。とてもよく納得した。…だあああああああ………。

レンズが残っていれば次に購入する時定価の半額にしてもらえるとはいえこの時期に…。ただでさえ金のかかるこの時期に。ああ、何てついていないのだろうか、と思いつつ、どうか皆様はこの気持ち悪い柴パカを眺めて心を和ませていただきたい。自分はだめだ。ああだめだ。


2009年3月8日 (日) 緑茶カウント:4杯
コンタクトレンズは保障期間中であったため無料で交換してもらえることになった。良かった良かった。しかし、そこに行き着くまでにちょっとイラッとしたことがあった。

割れたコンタクトレンズを持ってレンズ屋に行き、事情を説明するとレンズ屋の店員は、ではまず眼科に行って視力検査をしてくれと言う。だが、自分はこの後予定があり、あまり時間をとることができない。また、日曜は眼科の受付時間も通常より短いため、用事を済ませた後では間に合うかどうかわからない。そこで、レンズを購入したのはつい最近で、視力が下がった実感も無いので全く同じレンズを注文することはできないかと尋ねた。今日レンズが注文できなければ定休日を挟むため、レンズの到着が遅くなってしまう。眼鏡も持っているものの、青緑色のセルフレーム眼鏡であるため就職活動ではなるべくコンタクトを使用したい。

こういった事情を説明したが、レンズ屋の店員は視力検査を受けなければだめだという。うーむ、融通が利かないなと思ったが、そういう決まりならしょうがない。なるべく早く用事を済ませられることを願いつつ、自分はひとまずレンズ屋を後にした。

その後、運よく予想より三十分早く用事を済ませることができたので受付時間以内に眼科を訪れることができた。あー良かった、これでレンズを注文できる、と思いつつ、受付の人にレンズを粉砕してしまったため、交換したい旨を告げた。

受付「はい、わかりました。えーと、レンズは前のものと同じでいいですか?」

ウヲ「はい、構いません」

受付「メーカーも度数も同じで構いませんか?」

ウヲ「はい」

受付「じゃあ検査は必要ないのでコンタクトレンズ店でレンズをご購入ください。本日はありがとうございました」

………………。

コンタクトレンズは水曜に届くという。良かった良かった。


2009年3月9日 (月) 緑茶カウント:4杯
描きたかった絵がようやくできた! ペン入れの際、睫を白抜きして金色に塗ることができて満足したが、取り込んだらほどんとわからなくなってしまったがまあいいや。髪にはめた指輪に赤い石を埋め込んだのもほとんどわからなくなってしまったがまあいいや。

あと今回、今までずっとスキャナで取り込むと絵の色がぼんやりしてしまうことに悩んでいたのだが、スキャンする時にあれとそれを弄くると濃い色で取り込むことができるとわかってとても嬉しかった。やったぜ。これで後でいちいち色調補正する手間が省けるよ。スキャンすると灰色がほとんど飛んでしまう点もこれで多少は緩和できる。やっぱいろんな機能があるなら一応は試してみるべきだな。もったいなことをしていたものだ。


2009年3月10日 (火) 緑茶カウント:0杯
ジンジャエールを泡立て器で掻き混ぜてはいけない。炭酸が飛んでスーパー微炭酸になり、飲むとき悲しい気持ちになるから。

酒と混ぜるとき、箸が見つからず泡立て器で代用した結果なわけだが、これは失敗だった。後悔している。何て刺激の少ないジンジャエールだ。ああ。泡立て器は泡を立てる目的以外に使用してはならないのだなぁ、と実感した夜だった。


2009年3月11日 (水) 緑茶カウント:3杯
現在自分は就職活動中であり、一人暮らしをしている身でもあるのだが、最近特に、母からお金は足りているか、欲しいものはないかと聞かれる。恐らく物価が少々値上がりしたことと、不況の風が吹いていること、交通費などがかかることを心配してくれてのことなのだろう。ありがたいことである。しかし、奨学金は受けているものの既に仕送りをしてもらっている身であるし、我が家も特別裕福な家庭というわけではない。それに妹も大学生で、自分とはまた別のところで一人暮らしをしている。あまり甘えることはできない。

そういうわけで、大丈夫だよ、ちゃんと生活できてるし趣味にお金を遣う余裕もあるよ、と返答しているのだが、それでも無理をしていないか、ちゃんと食べているか、もしも必要なものがあったら遠慮なく言うように、と返ってくる。返ってくるというより、雑談のメールや電話の間々に挟まってくる。うーむ。

これは親としては子供にもっと甘えてほしいということなのだろうか。そういや何かでカネオクレの一言でもいいから連絡寄こせって話があったなぁ。でも連絡はしてるからなぁ。遠慮した方が親孝行なのか、むしろ甘えた方が親孝行なのか悩むところだ。昔からねだるのが下手だったから心配されているのかもしれない。つっても、そりゃ正直ちょっと通帳の残高が寂しくはなってるけどそこまで切羽詰ってないし、仕送りで生活できないとしたら自分で稼ぐ、もしくはこの時のためにあらかじめ稼いでおくべきだと思うし、つまりキリギリス状態になってもそれは自己責任ってことだ。だから金の無心なんて滅相も無いと思っているのだが、つーかそもそもそこまで困窮してないしな。

うーむ。焼きまんじゅう(群馬の名産。主に祭りの出店で売られる味噌ダレをつけた饅頭の皮の塊のようなもの。安い。土産物屋で購入することもできる)食べたいです、というような、そんな大仰でないものを要求するくらいがちょうどいいのだろうか。悩むなぁ。


2009年3月12日 (水) 緑茶カウント:3杯
今日も「何か欲しいものはないか」と聞かれたので群馬の名物ラスクを送ってくれないかと頼んでみることにした。ラスクというと駄菓子のイメージが強いけど、このラスクはバターたっぷりで良い香りがしてすごく美味しいのだ。しかもこの時期限定でホワイトチョコレートをかけたものも販売されているときている。是非食べてみたい。

というわけでこの旨を伝えてみると、何だかとても喜ばれた。この分だと張り切りついでにラスク以外のものも大量に箱に詰まってそうだが、こちらとしても助かるし、何より嬉しそうだからいいか。しばらくはこの間送ってもらった支援物資の消費に努めよう。さらにその前に送ってもらった分も残っているから急がないとな。賞味期限も心配だが、既に食料保存ボックスが満杯なのだ。しかし炊き込みご飯の素はそうそう使わないだけになかなか消費できないから大変だ。五箱くらいたまってるんだよなぁ。次こそちゃんと使ってみるか。


2009年3月13日 (木) 緑茶カウント:1杯
空腹だ。腹が減っている。
しかしそれ以上にものすごく眠い。

今日は説明会があったので昨夜は普段より早めに布団に入ったのだがっつったってって日付が変わってからだけど、なかなか寝付けなかった。何で寝付けなかったのかっつーと、脳内で鬼太郎VSプッチ神父の戦闘を想像していたら面白くなって妄想が止まらなかったせいだけど、いやね、鬼太郎の漫画で時間を加速させる妖怪と鬼太郎が戦う話があるんだよ。そーすると連想するじゃんメイドインヘブン。だったらつい妄想しちゃうじゃん。ちなみに原作漫画の方では鬼太郎は親父と共に時間を加速されたことで白骨化し、最終的には砂になって風に吹かれてばらばらになるんだけど、妖力を使って加速した時間を逆回転させて元に戻って勝ちやがります。鬼太郎半端ねぇ。

で、妄想の最後の終盤ではゲゲゲの鬼太郎オールスターVSジョースター一族オールスターっつー、プッチ神父どこいったんだよ的な試合が繰り広げられてたんだけど、問題なのはスタンドは妖怪に見える設定で行くか否かだよね。見える設定で行ってもいいんだけど、そうすっと鬼太郎達からすればスタンドはそのまま妖怪扱いになると思うんだ。それだと構図としては妖怪とそれを従える人間ってのがジョースターオールスター。波紋使いは違うけどね。反対に見えない設定で行くと波紋使いもスタンド使いも等しく「不思議な力を使うやつら」で、妖力を持つ妖怪と変わらない扱いになって面白い。

なーんてことを考えていたせいで寝不足になり、現在二十時を回ったところなのだがとてつもなく眠い。できたらこのまま一眠りしてしまいたい。だが、なかなかそれを実行できない理由の一つに冷蔵庫の中のもやしがあって、こいつは昨日味噌汁と炒め物に使ってやろうと購入したものだけど、昨日も疲れて夕方寝てしまい、起きた頃にはそんなもんを拵えるのは面倒くさいってんで晩飯変更が余儀なくされ、まるまる残っているのだがもやしは足が早いため今日使わないとやばい。腐る。間違いなく腐る。

そんなわけで今の自分には、眠気を我慢してもやしの味噌汁ともやし炒めを作りそれを食した後に眠る、眠気に従い一眠りした後もやし料理を作ってこれを消費する、もやしを脳内から抹消して眠りこける、という三つの選択肢があるのだが、最後は流石に罰当たりなので実行するには気が引けて、選ぶとなれば真ん中が最善なのだろうが日付が変わる前にもやし料理を拵えるっつーのも面倒くさく、じゃあ最初のにするかっつっても眠いってわけでこうしてぐだぐだと現実逃避に勤しんでいる。ああ眠い。腹減った。もやしが腐る。どうしたものかどうしたものか。


2009年3月15日 (日) 緑茶カウント:4杯
昨日はとある人の家にお邪魔して、四人で鍋を食って酒呑んでチーズフォンデュをして一夜を明かした。とある人の最寄り駅で待ち合わせをし、集合の後スーパーで鍋の材料などを購入して、皆で鍋とチーズフォンデュの用意をした。一人暮らしだとなかなか鍋を食べる機会は無いし、遊ぶときは外呑みの方が多いのでこうして人の家に集まって鍋をするというのはとてもわくわくする。鍋の中身は白菜、舞茸、えのき、葱、ブロッコリー、豆腐、豚肉、鴨肉となかなか豪華。チーズフォンデュの方はチーズ専門店でエメンタールチーズとグリュイエールチーズ、それともう一つ味の濃いチーズを買ってきたがこれの名前は忘れてしまった。確か少しオレンジがかった色をしていたように思う。

鍋は問題なく出来上がり、あつあつ言いながら皆で湯気を楽しんだ。鴨肉はうちの一人が家にあったものを持ってきれくれたもので、鍋に入れると少々身が縮んでしまったが鴨の出汁が出たおかげかスープの味がとても良い味になった。無論肉そのものもうまい。ビールやお茶を呑みながら鍋をつつき、途中舞茸ハンターが舞茸を狙い撃ちしてその舞茸への愛と執着に笑いが起こり、昔話や近況報告、馬鹿話などを交えながらつつがなく鍋は終了した。

さて、次はチーズフォンデュだが、結論から言うとチーズフォンデュにはならなかった。鍋に牛乳を沸かし、細かく切ったチーズを煮溶かそうとしたのだが、強火だったのが悪いのか何なのかチーズと牛乳はいつまでも分離したままで全く一つになる気配を見せず、最終的に鍋の中に現れたのはチーズ色に染まった牛乳と、その中心でとんでもないコシと弾力を見せる巨大なチーズの塊だった。

溶けないものは仕方がないので我々はチーズフォンデュをすることを諦め、パンや野菜にねじり切ったチーズを乗せて食すことにした。うむ。チーズフォンデュでは決してない。しかしこれはこれでうまい。ただ、水分が出てしまったせいかものすごく噛みごたえがある。だが味そのものはすごく良い。

鍋を食べた後であったせいか皆すぐに腹いっぱいになってしまい、まだ鍋に入れる前のチーズが半分残ったので、我々三人は家を提供してくれた人から次の挑戦と成功の報告を待つことにした。やはり弱火でじっくりやるべきだったのか、それとも牛乳より白ワインの方が良かったのか、コーンスターチとやらが必要だったのか、いろいろと原因らしきものが考えられるが、是非それらを乗り越えてチーズフォンデュを完成させてもらいたい。

家を出た時には既に時刻は朝の七時を過ぎていて、空を仰ぎ見ればとても良い青色が広がっていた。ずっと座っていたせいか手の指がむくみこちらの方は茶色と紫の危ない色になっていたが、それすらも笑えるくらい楽しかった。うん、鍋はいいものだ。


2009年3月16日 (月) 緑茶カウント:5杯
きっと、とうに信用が無くなっていたのだろう。三年前初めて目にしたときは、その気を引く文句を真に受けて言葉通りに引き寄せられたが、一ヶ月経っても二ヶ月経っても、一年経っても二年経っても何も変化することなく、構え構え私に注目してとだけそれは叫び続けていた。流石に一年経つ頃には状況を把握し、きっとこいつは未来永劫そのままなのだろうと思っていた。

それだけに驚いた。今日の昼通りかかったら、三年間ずっと黄色い紙に真っ赤な太字をプリントしたチラシを壁という壁に貼り付けて毎月毎月「最終閉店セール」を行っていた店がついに無くなっていた。うっそ。まさか本当に無くなるとは思わなかった。だってお前三年前から閉店セールやってたじゃん。そりゃここに越してきたばっかの頃は信用していろいろ買い物したけど、それが通常とわかってからはそんな気にしてなかったけど、本当に潰れるとわかってりゃ買うものあったのに! うっわーあああああ。

がらんどうになった建物を見て愕然とする自分。ああ、信用ってのは大事なものなんだなぁ。しかし自分の中で信用を無くした店でなく、信用しなくなった自分の方が損をしているような気がするのはどうしたわけか。うーむ。新しいベルト買っときゃ良かったなぁ。


2009年3月17日 (火) 緑茶カウント:4杯
ものすごく良い天気なのに外に洗濯物を干せないというのはなかなか悔しいものだ。自分の場合は幸運なことにせいぜい目が少し痒くなる程度で、アレルギー用の目薬さえあれば何とかなるのだが、それにしたって憂鬱になる。全く何が楽しくてこんなに花粉を撒き散らすのだ。早く夏になればいい。


2009年3月18日 (水) 緑茶カウント:2杯
今日は友人と恐竜展を見に行き、メイドカフェに入り、とても楽しい時間を過ごしたのだが帰りにドン・キホーテに入ってから何が原因か気分が悪くなり、その後しばらく水を飲んで休み、回復してから電車に乗って帰宅したのだが食後またぶり返してしまった。これはもしかしたら風邪だろうかと体温を測ると七度一分。これはー…微熱、か? 普段から体温が高い方で七度近いのがナチュラルなのだが、まあ微熱か。微熱だな。

ドン・キホーテの品物の密集具合に酔ったのか、メイドカフェの帰りに乗ったエレベーターに酔ったのか、それとも花粉症の一症状か、とあれこれ友人を話していたが、これはどうやら体調不良ということで結論が出そうだ。体調不良、か。参ったな。明日は説明会があるんだが、悪化していないといいが。あとチーズフォンデュのリベンジが夜にあるのだが、こんな状態でチーズを食えるのだろうか。

とりあえず今日は履歴書を書いたらさっさと寝て、明日の朝の具合によって予定を決めよう。最低説明会には出席するつもりだが、夜の方はどうなるか。うーん、わからない。

と、今はぐったりしているが今日のメインの恐竜展は本当に面白かった。いやーでっかくってかっこよかった。あの土を蹴る後ろ足の爪の形がたまらない。個人的に気に入ったのは、何とかの爪という、肝腎な部分を忘れてしまったのだがそいつは小型の恐竜で、なんとそいつの前足は親指が巨大化してまるで前足が槍のような形状になっていてすごくかっこいいのだ。でも食べるのはアリ。ものすごくかっこいいアリクイといったところか。いやアリクイを貶めるつもりは無いんだが、どうせなら鈍臭いでっかい恐竜の腹に前足の爪を突き刺して流れる血液をジュルジュル吸うくらいのことはしてほしい。そんなツラをしていた奴だった。

さて、では明日のために寝るか。ちったあ具合が良くなってりゃいいんだがなあ。


2009年3月19日 (木) 緑茶カウント:3杯
結局チーズフォンデュはリベンジならなかった。朝は気持ち悪さこそなかったものの、夜はなかなか寝付けず何度も夜中に目を覚まし、体がどこかだるかった。これはとてもチーズを食える体調ではない。残念だったがお詫びのメールを送り、説明会に行く準備をした。

そして体調不良が理由ではないが、明日からちょっと実家に帰ってくる。五日ほど説明会や面接が入らずぽっかりと空いた期間ができたので、帰っておこうと思ったのだ。春休みは実家に帰れる気がしなかっただけにこれはちょっと嬉しい。という旨を母に伝えると、ちょうど今日の昼間あんたが帰ってくる予感がしたと言われた。恐るべき母の第六感。あなたはいったい何者だ。

肉をたくさん食べたいと言ったら期待していてねと返信が来た。食欲は今日の夕飯後という微妙な時間に戻ったので、明日の夜が楽しみだ。


2009年3月20日 (金) 緑茶カウント:0杯
帰省した。すると早速飼い猫が膝の上に乗ってきやがって甘えてくる始末。しかも雑誌を開いた膝の上に、だ。おかげで二十分ほど既に見飽きたページを眺めることとなり、雑誌も折れ曲がってしまったのだが、甘えながら尻尾でとんとん叩いてくる猫を見ると許してしまうのだからしようがない。ああもう、本当にかわいい奴だ。


2009年3月21日 (土) 緑茶カウント:1杯
ぐんま昆虫の森に行ってきた。

水の中を泳ぐゲンゴロウ、ミズスマシ、ギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ、ナナフシ、カレハカマキリ、コノハチョウ、などなどなどなど、図鑑でしか見たことの無いような昆虫を目の前で見られてすごく嬉しかった! 一部準備中だったため、ツノゼミの標本と本物のランカマキリを見られなかったことは残念だったが満足だ。素晴らしい。今回はまだ寒かったため建物内部しか見て回らなかったが、暖かくなったら建物の外も歩き回りたい。外は外で自然の昆虫がたくさんいるらしく、虫捕り網の貸し出しもしてくれるという親切ぶり。トンボ池ってとこが楽しみだなぁ。オニヤンマを見たいなあ。夏になるのが待ち遠しい。


2009年3月22日 (日) 緑茶カウント:2杯
現在使用している眼鏡は青緑色のセルフレームのもの。就職活動では基本コンタクトを使用しているが、体調が悪い時やうっかりコンタクトを洗浄液に付け忘れた時のため、就職活動にふさわしい少し真面目なものが欲しい。それに購入してから数年立ったせいかレンズの度も合わなくなってきた。そろそろ換え時というものだろう。

そういうわけで地元でずっとお世話になっている眼鏡屋さんに行ってきた。この眼鏡屋さんは小中が一緒だった友人の家が経営しているもので、長い付き合いなのでこちらの好みもわかっていてくれるし、何より会話が楽しいので眼鏡は必ずここで買うことにしている。来るたびに、同じようにこの店を利用する懐かしい人々の話を聞くことができて情報を更新することができるのも嬉しい。

前に眼鏡を買ったのはちょうど浪人時代を終えて大学入学を控えた時期だった。あれからだいぶ経っている。よって、まずは視力検査をすることになった。レンズの取り外しができる検査専用の眼鏡をかけ、機械を通して四つ並んだひらがなを読んでいく。眼鏡屋の主人は「これはどう? これはどう?」と何度もレンズを取り替えて視力の状態を調べていく。結構時間がかかったので、やはりだいぶ落ちたのだろうか。

検査を終えてすすめられた椅子に座る。数値やら何やらが記入された紙を持った眼鏡屋の主人が正面に座り、開口一番尋ねたことは、いったいどんな生活をしていたのかということだった。え? どういうこと? そんなにやばいの? もしかして乱視が進んでたとか?

しかし心配は杞憂に終わる。むしろ結果は想像と正反対のものだった。

眼鏡屋主人「視力が四段階回復してますねー」
ウヲ「…へ?」
眼鏡屋主人「あと右目の乱視はほとんど無くなってますね」
ウヲ「…え?」
眼鏡屋主人「ただ、左目の乱視は今まで横のブレだったのが、縦のブレに変わってます」
ウヲ「…えー…」
眼鏡屋主人「今はパソコンのせいか、四十代でも視力が落ちやすいのに、普通この歳で回復するなんてないですよ」
ウヲ「それはなんというか…。びっくりです」
眼鏡屋主人「本当どんな生活してたんですか」

どんな生活してたんだっけ、と驚きつつも考えていると、奥さんがお茶を出してくれながらけらけらと笑いつつ「やっぱりウヲは超人ねー」と何がやっぱりなのかとつっこみたくなる台詞を言ってくれた。

と、いうわけで、現在使用中の眼鏡のレンズが合わなかったのは決して視力が落ちたせいではなく、逆に回復してしまってレンズの度が強すぎたせいだったので、今よりも度の低いレンズを購入することとなった。また、何故回復したのかについては、ちょうど前に眼鏡を購入したのが受験終了直後だったため、受験勉強で目を酷使する生活をしていたのが普通の生活に戻ったことで目が安らいだせいではないかと考えられたが、やっぱりよくわからんということになった。うーん、まあ、回復したんならいいか。


2009年3月23日 (月) 緑茶カウント:1杯
度数の低い新しい眼鏡を手に入れた。デザインもかっこいいがやはり何より視界が快適だ! パソコンがすっげー見やすいなー!

今までは度数の高いレンズで無理してたんだと思うと恐ろしいぜ。無理矢理合わせて視力が落ちる前に眼鏡屋に行ってよかったよかった。これで花粉の季節も安心だ!


2009年3月24日 (火) 緑茶カウント:2杯
エントリーシートにコピックを使ったらオタクだとばれるだろうか。…いやしかし持ってるペンの中で一番色が綺麗なんだよな。だが…。ううん、逡巡するところだ。

今日実家から下宿先に戻った。行きの時はノートパソコンを入れた鞄とベルトにぶら下げたシザーバッグだけだったのに、帰りはそれに加えて中身がぎっしりの肩掛け鞄、地元の菓子が詰まった紙袋、大家さんへのお土産という大荷物になってしまった。家を出る間際になってこれも持って行け、あれも持っていけといちごポッキーやらバンホーテンのミルクココアやら渡してくれるその気持ちはありがたいが、流石に未開封のリキュール瓶は断った。それを持つのは流石に嫌だ。重いし鞄に入らない。

ついでに五日間という短い滞在中にあれもこれもどんどん食わせてもらったので体もいくらか重くなった。何が食べたいか聞かれて肉を食べたいと即答した自分にも問題はあったのだろうが、よく食ったなぁ。そのうえで毎晩晩酌をすれば、そりゃ当たり前に太るよな。しばらく節制を心がけよう。


2009年3月26日 (木) 緑茶カウント:3杯
ずっと積ん読状態だった「G戦場ヘヴンズドア」を読んだ。主人公の一人の名前を見て何か町田町蔵と関係あるんかな、と思ったけど特に意味はなかったようだ。けど作者が町蔵好きってあとがきに書いてて嬉しかったな。早く短編集の「浄土」を読みたいぜ。おかんが買ったから読み終わったら送ってくれることになってるんだよね。浄土収録の「一言主の神」が楽しみだ。本になるのをずっと待ってたんだよな。

町田さんの話は置いといてG戦場ヘヴンズドアの話に戻るけど、いやー何か、ギャグ的な誇張表現っぽかったキャラの特徴や性質がくるっとシリアスに切り替わるのって怖いなと改めて思った。そういうのすげー好きなんだけどね。特に序盤の久美子のキャラなんて思いっきり学園ラブコメディにありそうなぶっとび具合じゃん。鉄男の不思議っぷりもただのよくある「キャラ付け」っぽくて、どこかに枠組みがあるような記号的なものを感じさせるのに中盤から一気に変わるからなぁ。あー怖かった。

読み終わった後、良い漫画読んだなーって思った。全三巻なのに濃いなこれ。あとでまたじっくり読み返そう。それとそろそろ同じく積ん読状態だったイムリにも手をつけるか。三巻までは読んだけど、それからだいぶ時間が空いたからまた一巻から読み直さないとわからないだろうな。読み直そう。

そういやイムリの作者の三宅乱丈は「ぶっせん」で知って好きになったんだけど、同作者の「秘密の新撰組」には手を出してない。ぶっせんみたいなかっとんだギャグを読みたい気持ちはあるんだが、どんな内容なんだこれ。なんかの拍子で新撰組の面々におっぱいが生えたという話でボーイズラブではないらしいのだがどうにも買いにくい。棚に置いてたら誤解されそうだしな。いやあんまうちの本棚見る人いないけど。

ちなみに「ぶっせん」は檀家の少ないボロ寺が仏教専門学校を起こして生徒を募集し、寺を立て直そうとするギャグ漫画。このボロ寺に隣の金持ち寺からスパイとして送り込まれるたらこ唇の坊主が主人公。すげー笑えるのでおすすめ。巻数も少ないから買いやすいよ。


2009年3月27日 (金) 緑茶カウント:3杯
焼肉食いたい。すげー焼肉食いたい。節制すると言った矢先にこれかよと思わないでもないが、ここしばらく焼肉を食っていない。あーカルビ食いたいなー。肉をじゅうじゅう焼きたいなー。


2009年3月28日 (土) 緑茶カウント:5杯
緑茶カウントについて。

このところあまり数字が変わらないのでわかりづらいかもしれませんが、一応ちゃんと毎日カウントしています。また、カウント数が少ないのは最近緑茶の他にも紅茶や酒なども飲むようになったからです。ですが、決して緑茶への愛が衰えたわけではなく、依然自分の中ではナンバーワンに輝いているのでどうぞご安心ください。

と、まあたまには私信めいたことも。何が言いたいかっつーと、特に何が言いたいってわけでもないが、まあ緑茶はうまいよね。こないだいつも利用している茶葉の店で五百円分のポイントが貯まったから、今度緑茶を買うときはいつもより五百円分良い茶葉にするつもりだ。茶葉の残り具合からいって一ヵ月後くらいかな。楽しみだ。


2009年3月29日 (日) 緑茶カウント:4杯
馬鹿なことを考えるのは楽しいが馬鹿なことばかり考えようとするのは流石にちょっと疲れる。
趣味を仕事にしてはいけないってこういうことなんだろうか。


2009年3月30日 (月) 緑茶カウント:4杯
四月一日から始まるアニメ毎日かあさんの放送がすごく楽しみだ。いやーゴールデンタイムになるとはなぁ。つーことは危ないネタは排除されるのかなぁ。騒動にもなった学級崩壊ネタは多分アニメじゃできないだろう。まあまずあの赤字太文字の「北朝鮮」は無理だろうな。新聞にも載せられなかったし。いっそ深夜枠ではっちゃけてほしい気もするぜ。たまーにスペシャルとかで海外ネタもやってくれないかな。

あと高須クリニックの院長はどうなるんだろう。存在を排除されるのか、それとも名前だけ変えられるのか。もしアニメの提供に高須クリニックがあったら笑うだろうな。しかし無いとも言い切れない。

あーわくわくが止まらない。楽しみだー。


2009年3月31日 (火) 緑茶カウント:0杯
就職活動で会社を回るといろいろな会社があるもので、中にはいくらなんでもそれはねーだろという敬語を使う会社もある。驚いたのは説明会の間中社員がずーっと社長を社長さん社長さんとさん付けで呼び、外の者に向けた発言であろうとも他の社員に対して尊敬語を使うところだった。しかもそんなのが二社もあった。もしこういう会社の筆記試験で敬語の問題が出されたらどのように答えるべきなのか。果たしてきちんと採点してくれるのか、つい悩んでしまうところである。




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