2009年3月3日 (火) 緑茶カウント:2杯
ジョジョ五部のリゾットについて考える。
リゾットはすごい。とてもすごい。何がすごいのかと言うとまず服装がすごい。暗殺者のくせに派手すぎる。しかも帽子だか頭巾だかわからない被り物からぶら下げている球に自分の名前を彫っている。わけがわからない。そのうえシャツすら着ていない。それでセクシーポーズをとって待ち構えるのだから恐ろしい。リゾットはすごい。
いや、発想を変えるべきかもしれない。あの帽子だか頭巾だかわからないものからぶら下がっている球に彫られた文字は名前ではないかもしれない。ただの好きな食べ物かもしれない。「私はリゾットが好物です」というのをただひたすらアピールしたくて球に彫ってぶら下げているだけかもしれない。球に彫ってアピールするほど好きだからついつい「私の名前はリゾット・ネエロです」と名乗るようになったのかもしれない。手塚治虫が虫が好きだからと言って本名の「治」に「虫」を一字加えたのと同じなのかもしれない。リゾットはすごい。
それにあの目玉。荒木先生の話によると、あの白黒反転したような目玉は単に黒目がちなだけってんだからすごい。つまり今までリゾットの白目的な部分に見えていたところは全部瞳ということだ。でかすぎる。目玉がでかすぎる。まるでハムスターのようなリゾットはすごい。ハムスターみたいなのに可愛くないリゾットはすごい。
あとスタンドがすごい。気持ち悪い。あれ絶対スタンド能力が目覚めたとき、あー俺ってスタンドビジョンないのかー、とか思ったに違いない。それで怪我したとき自分の傷口に蛆がうようよしてると勘違いして絶対一度はぎょっとした。あんなうぞうぞしたスタンド持ってるリゾットはすごい。
そして何が一番すごいって砂鉄を纏うことで風景に同化できちゃうことがすごい。すごすぎる。だって全身砂鉄まみれ。服の中や下着に入ったらムズムズ痒くなって滅茶苦茶気持ち悪いだろうし、くしゃみをしたくなることだってあるだろうにそんな状態で暗殺しちゃう。すごすぎる。そのうえ暗殺に失敗したことは一度も無いらしいんだから偉い。長い暗殺人生の中で砂鉄が鼻に入ってムズムズしたり、目に入って涙がボロボロ出たりしたこともあるかもしれないけど暗殺失敗しないリゾットはすごい。立派すぎる。
ここまでリゾットのすごさを語ってみたが自分のリゾットの好きさ加減は限りなく並だ。普通。五部の悪役ならプロシュート兄貴とギアッチョとチョコラータが好きだ。そんななのに思わずいろいろ考えさせてしまうリゾットはすごい。すごすぎる。リゾットは立派だ。
さー寝るか。
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